今日の草履は、彩シリーズ25cm土踏まず付き〔四阡五百円〕
赤基調のちょうちょプリントをベースに、合わせは赤黒ストライプの花柄プリントです。
昨日の「今日の草履」と似た配色になってしまいましたが、赤と黒の組み合わせは男性用サイズにもピッタリと思います。これからもこうしたお洒落な男性用を、積極的に編みたいものです。
ここ数日ほんとに暖かいです。今日も天気こそ雨まじりなんですが、最高気温は15℃を超えましたね。10℃台後半といえば当地では四月下旬の気温、まさに桜満開の時季です。
これから数日間は平年に戻りそうですから、慌てず少しずつ桜に向かって行くでしょう。
さて18日間の休止を経て、明日からまた公開実演を再開いたします。その後僅かのお休みを予定していますが、まず五月終了までノンストップで参る所存です。
桜まつりに向けた在庫作製を主な理由にお休みしていたわけですが、自己採点では70点くらいでしょうか。この点数が良いのか悪いのか分りませんが、少なくとも三人娘の直近のテスト結果よりはイイようですね。
先にお知らせの通り、今冬は見事な暖冬に終わりました。冬の終わりは雨も多かったせいで、田んぼにさえほとんど雪がありません。わが家の車も一昨日タイヤ交換を済ませ、気持ちの上でははっきり春です。そうなると困るのは、桜の早咲きなんですね。
東北地方も開花予想第一弾が発表されました。秋田市で4月15日だそうです。例年秋田市から一週間ほど遅れて角館にやって来る開花宣言、そのまま勘定すれば4月22日となります。
私はもっと早い気がするんですよねぇ。たとえば昨年、4月22日はすでに満開状態になってました。昨年より今年のほうが明らかに寒いとは、とても思えないんです。
昨年のケースは実に困る例で、最も早い開花を4月15日に見ています。その日から連日の高温で、瞬く間に咲いてしまった印象ですね。ですから、五分咲きとか八分咲きとか少しずつの楽しみがまったくないままに、「開花宣言」が出されてすぐ満開といった具合でした。
このブログでも何度か触れていますが、角館の桜の見頃は四月下旬から五月上旬が定番です。リアルタイムの情報を得てお出でになられる近隣の方はまず良しとして、ずーっと前から新幹線やホテルを予約している方々はタイヘンです。それからツアーのお客様ですね、去年は大型バスから降りて来る人数が10人足らずなんてこともあったそうです。
『桜のない角館なんて、行く意味があるの?』と思われてしまったのか、ずいぶんのキャンセルを聞きました。
桜を見られる見られないは「ときの運」…と言ってしまえばその通りなんですが、できるものであれば「落胆のつぶやき」より「笑顔の歓声」を聞きたいものです。
桜があってもなくても、私は明日から西宮家でお待ちしています。桜が見られれば100点満点、もし桜が見られなくても70点くらいはもらえるよう、角館の草履職人も頑張りますっ!