11月5日(月) 一年振り、奈良に行きました。
奈良に行くのは、「正倉院展」だけですから。
並ぶのは覚悟の上でしたが、
10時過ぎに着いて、入場できたのは、1時間後の11時でした。
11時の作品説明会があったのに、滑り込みセーフでした。
この頃、私は何時も説明会は聞いてから会場に入ります。
多くの作品を全て見るのは、とても疲れますので、
説明会で名前の出た作品に重点を置くようにしています。
今日も大勢の人で一重二重どころの人波ではありません。
その人波を潜るのですから、選ばなければ、体力が持ちません。
並んで待つている時に思っていました。「今年で最後かな~?」
お昼は、何時ものお店に並びました。ここは2時間待ちでした。
そして思いました。「ここは今年限り」「正倉院展」に来たとしても、
もうここに並ぶ元気はないだろうと…。
最後のお味をしっかり心に留めておこうとしたのですが、
空いて「グ~」となっていたお腹も諦めて泣き止みましたら、
目の前に出された「釜飯」に食欲が出ないのです。
美味しいはずのご飯がありがたくない。
勿体ないと、口に運びましたが、おいしいと思えない。
最後と覚悟の「楽しみ」は散々な結果でした。
家族のお土産に2セット持ち帰りました。
それが土鍋に入っているものですから、重かった。
何から何まで、踏んだりけったりの最後でした。
やっぱり「奈良」は遠いな~! (3310回)