「サイネリア」 サンチカ (16―3―16)
今日は暖かいので、運動がてら、近所のお花でも見に行こうかと思ったのです
が、結局は家にいて、本を読んでいました。運動といえば、早朝の体操ぐらい
ですね。これは欠かさず続けています。
余命表 延びて天国 過疎となり
どんどん老人人口が増えて、自分も、其の仲間入りなんですが、周りを見回し
ても老人ばかりが目に付くのが気になる今日この頃です。
先日バス待ちのとき、話しかけてきた知らない人が、話の中で、東京五輪を見
たいと言った私に言いました。「人は年金もらうようになれば、早く死んだ方が
良いのよ、年金って、若い人のお金を食っているのよ。老人は知っているのか
ね! 私も年金をもらいだしたから、もう早よ、死にたいと思っているよ」この方
は寂しいのか? 厭世感の強い方なのか!私は返す言葉がありませんでした。
子に孫に 継がれる命 ありがたし
時々考えることがあります。私は何のために生まれてきたのだろう。生まれる
意義があったのだろうか? そして、最終的には、私がいなければ、私の子も
孫も、この世に生まれることはできなかったのだ。これだけでも、生まれた甲
斐があったのではない? また、平凡な人間がいるから、非凡な人が引き立
っているのではないか? と平凡な人生を意義つけて生きています。
年金に 合わせるような 売り出し日
時々私も感じることがあります。「如何して、今日が売り出しなん、あ~そう
か、年金受取日やからやね~」って。でもね、安売りは、薄利多売で量が多い
でしょうだから、老人所帯にはむかないと思うんですよ。少々、高くなっても、
その日使うものだけを少量買ったほうが、新鮮でいいと思っています。
当日は、銀行も、郵便局も人の列が続いていますから、近年は、2.3日遅ら
て受け取りに行くようにしています。
近頃は旅行もしなくなりましたし、おいしいものを食べに行く回数もぐ~んと減
りましたし行きつけのお店が店主の老齢化で、店を畳まれるせいもあります。
今さら、新しい店を開拓する気力もありませんし。「美術館めぐり」するぐらい
が遠出ですから、そんなにお金も使わなくなりましたから、急いでお金を受け
取る必要もないわけです。
健康に恵まれた老いの生活は想像したようにはお金が要らないな~と思ってい
ます。