ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

春の京都御所

2009年04月27日 | 一寸そこまで
           天皇陛下 皇后様のご成婚パレードのお車




 
 


予定では土曜日に行くつもりでしたが、朝からの雨で今日になりました。昨日も雨でしたし、ツアーの方は雨でも行かれたと思うのですが、近県のものは雨の上るのを待ていたと思うのです。だから今日はきっと込み合うだろうと思うので、早めに出ようという事で8時ごろには家を出ておりました。

御所に着いたのが9時過ぎでした。その頃はまだまだ列は途切れがちでしたが、私達が帰るころには数珠繋ぎになっていました。観光バスも30台以上待っていました。

今年は天皇・皇后ご成婚50周年に当たり、今まで開放されたことの無い「皇后宮常御殿や若宮・姫宮御殿」を見せていただけると言うので、人気なのだと思います。

御所には私は何度も行きましたが、初めての開放場所があるというので楽しみにしていました。

   女御殿には女の輿 輿には人は後から乗って前から降りるんだそうです
        ご門の前までは牛に引かせ 門の中は人手を借ります
          この輿は「葵祭り」に 今でも使われています







女御殿は男御殿より少し小振りで、何となく優しい感じがする御殿でした。庭に直ぐ降りるようになった作り、庭に面して廊下が長く渡っていて、その奥に御座所があるという男御殿と同じ作りでした。


   若宮・姫宮御殿のお座敷に据えられていましたから 子供用でしょうか
       右から写したのと左から写したのとでは色が違うのは何故?





父・天皇、母・皇后とも離されて、乳母と共に此処で暮らしたのでしょうか。明治天皇までは此処でお暮らしになったそうです。皇女和宮さまもです。

何と言ってもお庭が美しいです。松が多く、そのほかも緑の濃淡になれた目に「キリシマ」と思うのですが濃い赤が目に入った時は、みなさん「うわ~奇麗!」と言いましたね。ドッキとするほどの美しさでしたよ。又の機会にお見せしたいと思います。

今日は何人ぐらい入られたのでしょうね。私達が帰るころにも次々と入ってこられました。西洋人の方も多かったですよ。顔は同じで言葉を聞かなければ日本人と変わらない東洋人も居ましたしね。カメラを構えるのは日本人だけではありません。外人さんもバッチリ写しておられましたよ。

気になったのは、紫宸殿の「左近のさくら」は屋根を越そうかと言う勢いですが、「ウコンの橘」が少々痛々しく弱っているように見えましたが…。必死で手当てしておられるのでしょうね。
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