ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

無人給油スタンド初体験!

2009年02月07日 | 気にかかる



        ハイビスカス 3種 (尼崎・上坂部西公園 09-2-6)  
         下だけが形も違いますし 小振りの品種です



まだ真っ暗な中、神戸に水汲みに行きました。ガソリンが少ないことに気づきました。「行きぐらいはあるだろう」と心細い話しです。暫く行くと「免許書忘れた!無免許運転(本当は免許証不携帯と言うのですよね)や!どうしょう?」

私は即答「帰ろう! ガソリンは無い、免許は忘れた、二つも悪条件が揃った。縁起が悪い、帰ろう!」ユーターンした目の前に煌々と電気のついたガソリンスタンド、人気は無い…。「これが流行の無人スタンド?」と思うと同時に主人が「ガソリンだけでも入れていこか? でも仕方しらんしな~」

「前の車が入るみたい、教えてもらったら?」続いて私達も入る。彼が手続きしているのを待って、「給油口どこやったかいな~」と言いながら主人が頼みに行く。

「このカードを使うと少し安くなりますから」とカードを画面にかざす。「どの位入れますか?」「10リットルお願いします」画面に10リットルの文字と金額が表示された。私が10円を出そうとすると「紙幣しか使えませんから、1000円札2枚入れてください」私は持っていた5000円札を入れた。

いつもは給水には100円だけしか使えないので、100円を沢山持って来る。今日は虫の知らせか「何かあるといけない」と5000円札を持っていてよかった。
いつものように小銭だけだったら、給油できないところだった。紙幣しか使えないなんて、何でも経験してみないとわからないものですね。

「待っていれば10リットルでちゃんと止まりますからね」10リットルなんてアッと言う間に完了。レシイトが吐き出されてきた。「レシート持ってこちらに来てください」と別の器機の目に案内される。液晶画面を指差して「此処にバーコードを当ててください」当てるとまず上から3000円が出てきて、下から990円の小銭のお釣が出てきた。これで無人給油の初体験は終了です。

「有難うございました」と二人でお礼を…。彼は温かい飲み物のスタンドにすっ飛んでいって、アッと言う間に自動車に消えました。今から思えば、寒空の中、私達に協力してくれたのです、缶コーヒーの一本ぐらいお礼しても良かったかな~と反省しきりです。

家に引き返して、免許証を持って再出発、30分のロスタイムを取りも出すべく阪神高速に乗りました。ただ吸水口は誰も居ませんでしたので、2本の蛇口を使い早く終わりました。

一度、免許証不携帯を家に帰りつくまで気づかないことがあったのを思い出しました。何故そうなるかと言えば、真冬の水汲みの時だけはジャージーの上に綿入れ半纏を着て、外出用のズボンを履いていないからです。冬以外は着換えていますから、ポケットの中の財布の中に免許書が入っていますので忘れることは無いのです。

若い頃はジャンバーでも寒さに耐えられたのですが、夜明け前が一番温度が低いのではないでしょうか、近年は耐えられません。綿入れ半纏は空気をいっぱい取り込んでいますし、腰まですっぽり覆って温かいし、動きが楽なんです。

いつもは綿入れ半纏を着たまま外に出ることは無いのですが、真冬の水汲みの時だけは着て出ます。行き帰りは自動車の中ですし、水汲み場で人に会っても「旅の恥は掻き捨て」感覚です。

教えてもらっている時は綿入れ半纏を着ていることはすっかり忘れておりました。もし彼が都会育ちなら半纏姿って始めてみたかもしれませんね。変な上着だな~と思ったでしょうか?
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