ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

広島・縮景園と美術館

2012年08月08日 | 一寸そこまで


    

広島には3館の美術館があり、65歳以上の人は無料でした。ここにくるのは、
私は2度目です。しかしこの「フレデリック・バック展」は有料でした。
支払う時は「???」でしたが、観てみて納得でした。

          

原爆公園から、ここまでは電車を乗り継ぎます。「乗り継ぎ…」と言いますと、こ
のカードを渡されて、次の電車に移行が出来て、1回150円のままです。



バックさんのことは初めて知ったのですが、短編アニメで幾つもの賞を取って
おられるようです。

小さいときから、絵を描くことが好きで、2歳の時の絵もお母さんが残して置
かれたとかで、ありました。はじめは絵だったのですが、それがだんだん動く
絵になり、アニメになっていきます。それに使われた絵が展示されているので
すが、絵だけではなく、ふんだんに使われるビデオによって、その絵がどのよ
うに生きてくるかが判って、楽しかったです。

今回は葉書ではなくレターセットを買いました。左は、代表作の「醜いあひる
のこ」ですし、右は後に結婚するペンフレンドの文章を絵に表したものです。

初めの説明文にもありますように宮崎駿さんの「ジブリの森」とも関係がある
のですね。孫娘が3.4年の夏休み、「ジブリの森」に行ったことがあります。
楽しい場所でしたね。もう一度行きたいです。ここはふらっと行くことが出来
ません。事前申し込みのみですから。

   

「縮景園」のことは前回も前を通って知っておりましたが、なんと言っても、真夏
のぎらぎらとした太陽の中、庭の散策など出来ないと、心引かれながらも通り
過ぎました。

今日は幸いなことに、曇り空、「入ってみようか?」と言うことになり、入りまし
た。ここも65歳以上は無料、そして、となりの広島県立美術館のチケットを
出せば、ワンコイン(100円)引きと言うサービスでした。もともとの入場料が
250円ですから、150円支払うと言うことです。




                    「縮景園」  正門






広島藩主・浅野家の別邸だそうですが、と言うことは、わが兵庫県の播州赤穂
の浅野家、あの忠臣蔵で有名な浅野家の本家だったと思います。

何しろ広大な土地ですし、池と言っても、半端じゃない大きさです。萩、皐、
つわぶきが多かったように思いますが、残念なことに、夏の真っ盛り、どの木
も、花をつけてはいませんでしたが、萩が、秋に備えて、花の蕾が芽をだして
入る所でした。

あちこちで庭の手入れが行われていました。













    

ここを出て、駅まで歩きました。駅ビルの何時ものサテンで休憩を取りました。

前に座る息子の頭にきらりと光るものを見つけました。「あれっ!」目を凝らして
みるとそれは「白髪」でした。思いもかけないものを見た驚き、同時に、息子の
頭髪に白髪が混じるまで、健康に過ごさせていただいてる自分は「なんと、あり
がたい晩年だろう」と喜びを感じた一日でした。




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