歌うという事

　　　　　　　　　　三匹のライオンさん　（ウッディー　08-7-6）

　　　　　ワンちゃん何匹います？　６匹が正解です　（ウッディー　09-1-26）　　


今日もコンサートの練習に行って来ました。前回倒れた方の事後報告が先生からありました。肋骨を２本折られて入院中との事です。奥さんに隠すかしらとの私の考えは甘かったようです。ただフラッと倒れられたのかと思っていましたら（私は反対側の遠い位置に居ました）、舞台から降りる時の階段から落ちたそうです。

年を取ると疲れると足がもつれたりします。たった４～５段の階段ですのに、足を踏み外して思いっきり胸を打たれたのでしょう。でも骨と言うのはどんなに高年齢でもくっ付くそうですから大丈夫でしょう。又、複雑骨折よりポキンと折れたほうが直りが早いと言いますから不幸中の幸いでした。ご本人から「出場できない」とお電話があったそうですから大丈夫だろうとの事でした。「出られないけど、聞きには行く」と言われたそうです。

この度は７０人のオーケストラと一緒ですから、「普通に歌っていると、オーケストラに負けてしまいます。声を集めなければなりません。そのためには口は横に開いては駄目。「ウ」の形の口で歌うようにしましょう」と言われます。「ソプラノの方は高いときは、目を大きく開けて、眉を上げて、額から声を出すようにしましょう。それで無いと高い声は出ません」

そういえばテレビでソプラノの方が、大きく目を開き、眉を上げ、何だかへんな顔を作って歌っているな～と思ったことを思い出しました。高い美しい声を出すと、自然にあんな顔になるのだと納得しました。

当日の注意がありました「もし気分が悪くなったら、辛抱しないで構いませんから座ってください。お医者さんが沢山居られるから…」一昨日のように稽古中ならいざ知らず、お医者様もお客様の前で歌っているのですから駆け寄ると言うわけに行かないでしょう。半数以上は後期高齢者だと思いますよ。

歌うという事は健康にも良いとは言うものの、やっぱり疲れます。私は何時も学校から帰ると熱くて濃いお茶にお饅頭など甘いものを食べることにしています。していると言うより身体が要求します。そして一息ついてから、食事の支度に取り掛かります。

今年こそ最後に…と思いながら５回目でしょうか。普段は３０人ほどですが、シンフォニーのときは、約１０倍になります。コーラスと言うのは、せめて５０人ぐらいは居ないとと思っている私ですから、このチャンスは見逃せません。去年は少ないと言っても２００人ぐらいでしたし、今年のように２８０人となりますと迫力があります。「あ～歌った！」と言う気持ちになるので、練習はしんどいのですが、出たいと思います。

６月には生徒の自主的な音楽会があるのですが、其れはクラスごとに歌いますので又違います。こちらの方は選曲も衣装も自分達で決めます。クラスリーダーの好みが反映されますから、夫々のクラスの特徴が出てきます。私のクラスはのんびりしていますから、歌を選んでも、既に他のクラスが決定していると言う場合が多々あります。

７０代が近づいてから、其れまで所属していた会とかお稽古とかを順番に整理して止めて行きました。最後に残したのが歌うという事でした。カラオケで１０年ぐらい１人で歌う楽しみを持ち、拍手を貰うことを喜んでいましたが、最後にはやっぱり皆と歌いたいという気持ちになりました。そしてこの会に属して１１年になります。皆勤賞があるのですが、私は貰ったことがありません。一度は貰いたいな～と思っていますが…。駄目だろうな～。