ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

懐かしい人々に出会えた日

2011年05月24日 | 一寸そこまで
     
楽しみにしていました。懐かしい人との出会いを…。自分で卒業を宣言し退会し
た私を覚えてくださっているかしら? 忘れられていてもいいじゃないの、私がお
会いしたいのだから、と出かけました。 思いのほか、声を掛けてくださる方が多
くて、嬉しかったです。顔が自然にほころびて、ニコニコの時間でした。

自分でやめると決めた時、もう2度とクラブに出ることはないだろう、後ろは振り
向かないと決めていました。同じように退会(こちらは市長就任がきっかけ)の白
井さんが講師でお話されるというので、それなら行ってみようか? と出席を決め
ました。

それとクラブ25周年特別例会でもありました。私は20周年の時は在籍していま
した。自主的退会をしてから今日の日まで、一度もクラブを訪問したことはありま
せん。ですから「美味しいもの食べに行こう」とグループで誘ってくださる3人の方
を除いては、お会いするのは皆さん5年ぶりということになります。

白井さんや私が在籍していました時は30名近い会員がおりました。今は10名で
す。30名近い会員のいた20周年の時でさえ、色々と大忙しだったように覚えて
おります。たった10人で大丈夫かな~と元会員としては少し心配しておりました。

私の心配は杞憂でした。10人なりのプログラムだな~と言う感じはぬぐえません
でしたが、立派なものだと思いました。手作りの温かさを感じる会でした。

ホテルに行く為にバスに乗ったとき、私の心がざわめき始めるというか、緊張をし
始めました。「そうだ、例会に行く日はいつもこんなかんじだったな~」と思い出
しました。今日はお客様で行くのですから、失敗の心配はないのに、5年たった今
でもクラブに行くとなると、あの日々の緊張がよみがえってくるのです。人間の記
憶って凄いものですね~。それともこのように感じるのは私だけなのでしょうか?

会の初めに「ビジネス」と証する段階があります。尼崎クラブはカウンスルNo.3と
言う一つランク上の会の中の一つですから、その会の会長さんの祝辞があるはず
でした。所が彼女が怪我をされて欠席、祝辞は代読となりました。普通なら別に
「そうなの」で済むのですが、私は彼女にもお会いしたかったのです。カウンスル
でご一緒にお仕事させていただいたからです。その時会長だった方を初め3人の
方にはお会いして、とても懐かしかったからです。

次に「尼崎クラブ25年を映像と共に」を見てあっと驚きました。「いいプランじゃな
い!」「何方がこの映像を作られたのだろうか?」と思いました。後で聞けば会長
さんが習いに行かれて手作りされたそうです。年は私よりお若いのですが、大先
輩に失礼かも知れませんが、この5年間にぐ~んと成長されたように思いました。

又このナレーションが良い、セミプロですが、その語り口はスクリーンの映像を身
近に感じさせ、引き立てていました。

昼食に入りました。祝杯の音頭を取られた方は、ユーモアたっぷりのご挨拶で笑わ
せていただきました。「ITCは私の愛人だ」といわれました。なるほどね~、そんな
にもお好きなんだと笑ってしまいました。

テーブルに運ばれたお料理、これがね~、ホテルと言う事で楽しみにしていたんで
すが、お値段の関係もあるかも知れませんが、「ホテルは料理の研究する余地あり
です」と言う感想です。




「プログラム」の流れに入り白井さんの講演「未来を拓く」になりました。市長時代
の色んな出来事、その対処の仕方。色んな事を学んだといわれました。

JR事故があったのは就任2年半だったそうです。鉄道事故等今流に言えば「想定
外」です。だから市役所の上層部といえども、何の手立てもないわけです。市長は
2つに条件を出したそうです。1.自分か自分の家族のことだと考えて欲しい 2.事
故処理の判断は、会議の中ではなく、現場でそれぞれ判断して欲しい。会議は色
んな情報を共有する為と…。 菅さんに聞かせたい言葉ではありませんか!!

次がエンターテイメントとして、一番古い会員の方の「謡曲 難波」でした。私の
知っているこの方とは別人の観がありました。私は謡曲は分かりません。しかし、
彼女は「日本の文化を守っていてくれるのだわ」と心が温かくなりました。

私にとっては懐かしい同窓会は終わりました。皆さん、優しい微笑をありがとうご
ざいました。
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