ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

人形の眠る家

2018年07月12日 | 読みました
      

      









人形の眠る家    東野圭吾

この人形=脳死状態にある娘。プールでおぼれて脳死状態になった娘を
普通に自然死にと思っていた母親が、心変わりして、娘を脳死状態でい
きつづけさせようとし、2.3年の後娘ののいまが幸せかと思い至るま
でのお話。

逝き続けさせるには莫大な治療費が要る、離婚を求めていた妻が、夫に
その費用を負担させるべく、離婚話を中断する。夫も別居生活では合っ
たが娘であることには違いないし、それなりの愛情もあるので、費用を
出す。

経済力なくしては出来ないお話の小説です。

絶対に生き返らない娘を、現実にはどうするだろう…。現実の世の中では、
やはり継続は無理だろうと思う。普通は数ヶ月で死に至るという道を選ば
ざるが得ないと思う。

小説だからと肯定するのもむりだな~。
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