ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

北海道の旅 最終回 (札幌・JRタワー)

2010年02月13日 | ちっちゃな旅
2月6日 今日が北海道の旅の最後の日です。1時15分にホテルまでバスが
迎えに来ます。それまで自由時間です。まず札幌駅に出ることにしています。
デパートが始まるのが10時ですから、9時半過ぎまでホテルでゆっくりしてい
ました。

ガイドさんがデパ地下にお土産品があると言っていましたから、もし美味しそ
うなものがあれば買おうかと思いました。デパ地下に行ってがっかり、確かに
お店はたくさん入っていました。しかし私のほしい土地のものが少ないのです。
和菓子がほしいと思ったのですが、大方は京都のお店の物ですし、洋風がほ
しいと思えば、大方が神戸のものです。結局地のものは和菓子一品見つけた
だけでした。やっぱり、デパ地下は地元の人のものであって、旅行者のもので
はないのだと感じました。

今日は昨日と打って変わっていい天気ですので「JRタワー」に上ることにしま
した。JRタワーは173mあり展望フロアーは160m(38階)にあります。

受付の人に聞きますと昨日は視界が良くなかったそうです。今日は周りの山々も
しっかり見えますし、遠くに大倉山ジャンプ競技場、北海道大学、恵庭岳等々良
く見えたのですが、写真には上手く写りませんでした。







エレベーターを降りて、目の前に広がる連山のパノラマ(上の写真)を目にした時、
皆一応に「うわ~!!」と歓声をあげて窓に近づきました。連山をバックに写真を
撮りたかったのですが、時間帯が逆光で取れませんでした。四方八方の景色を
堪能しました。

ホテルに帰るまでに食事を済ませておかなければなりません。食堂街に行きま
した。いつものように中華の店に入って「やきめし」と「焼きそば」をとって、半分
っこすることにしましたが、出てきた量の多さにびっくりしました、もったいないけ
れど残してしまいました。












1時前にホテルに着きました。バスも前のホテルの集合が皆さん早かったので
しょうか、1時過ぎにはやってきました。定刻通りバスは最後の訪問地、「支笏湖
氷濤まつり」の会場に私達を運びました。

会場に近づくにつれて、午前中の晴天が噓のように、雪が降り始めました。初めは
見えていた支笏湖も吹雪にかき消される始末です。ここは本当に見ごたえがありま
せんでした。見学の時間になってからはありがたいことに一時雪はやみました。で
もそれはほんのつかの間のことでした。降りしきる雪の中、近郊のPTAのおかあ
さんのグループの太鼓演奏がありましたが、時間がなくて、太鼓の音を背に聞きな
がらバスに急ぎました。マイプランで旅することが主な私には時間制限が辛いもの
でした。




    
       土地の人が「今日は7度よ」と言うのはー7度のマイナスが省かれているようです











どんどん雪は多くなりました。後は空港に行くだけだと言うので、ず~っとつけて
いた、靴の滑り止めをはずしました。

空港に着くと「関空」「伊丹」「神戸」の3つに別れます。私達伊丹空港組が一番
早い出発です。5時20分発ですから、添乗員さんが手続きをして切符を渡された
ときには30分前でした。手続きをしておられる間に「空弁」を買いに走りました。

検査ゲートで主人も私も「ピピー」と引っかかってしまいました。「???」でしたが、
二人とも登山靴を履いていましたので紐通しの金具が引っかかったようです。二人
とも靴を脱いでゲートをくぐり無事通過できました。

雪は益々降り続きます。「飛ぶのかしら?」と心配していましたら、案内の放送が
あり、機上の人になりました。窓に雪が凍り付いて外が見えなくなりました。でも
少し遅れて飛行機は動き始めましたが、時々停止します。後ろの座席の人が「も
~っ!ブレーキとアクセル踏み間違ってるのと違うの!」と言っています。私もそ
れを聞いて考えました、飛行機にブレーキ、アクセルってあたっけ?操縦桿って
言うから手で動かすんじゃない?なんて真面目に考えてしまいました。

1時間も飛ぶでなく、止まるでなく飛行機は動いています。止まると凍ってしまうの
でしょうか? 時間が経つにつれてだんだん不安が増して来ました。一番に頭に
浮かんだの)「雪まつり」(1966年ですから44年前)を見た帰り客を乗せた飛行
機が墜落した事でした。

それからまもなく機長の放送がありました「翼にどのくらい雪が積もっているか外
に出て見てくる」と言うものでした。目視の結果上はわかったが下がわからないの
で、一応空港に引き返すと言うことでした。

携帯の通信をしてよろしいと言う許可が下りました。私も「雪で飛べないこと」を
息子にメールしました。1時間半遅れ、普通なら伊丹に着いている時間に(やっ
と雪がやみ)新千歳空港を飛び立ちました。

主人の「もう一度『雪まつり』が見たい。今行かないと行けなくなるからな~」と
言う言葉から始まった旅。本人は言うだけ言えば、後はすべて私にお任せ…。
すべて手配が出来て、主人に伝えると「やっぱりお前も行きたかったのやろ…」
と言うノー天気さです。

最後に心細い思いもしましたが、今になれば、これも又思い出の一つです。
やっぱりマイ・プランがいいな~と言う思いを強めた旅でもありました。


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