ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

正倉院展

2007年11月08日 | 一寸そこまで
             コスモス
           (武庫川河川敷)

今日までは秋晴れだと言うので行ってきた。奈良はやっぱり遠かった。正倉院展は人、人、人の列だった。紅葉にはまだ早かった。

「根付見に行かへん」「根付ってなんや?」「今のストラップみたいなもの、昔印籠や財布につけてた・・・」「そんなん見て如何するん?」「私好きやねん」「行きたないわ、1人で行き」「外に出て、刺激を受けなあかんで~、そやから誘ったげてんのに・・・」「正倉院展やったら行くわ、釜飯の近所やろ・・・?」「・・・?」夫婦の会話。

正倉院展が12日まで、印籠展(京都)が14日まで。どちらを取る?印籠展。
実は正倉院展を考えた時、私の脳裏にも「釜飯・・・志津香・・・食べられる・・・」と浮かんでいたのです。似たもの夫婦です。意見一致、奈良へゴー。

大阪で乗り換えて、環状線で鶴橋まで出て、近鉄に乗るつもりでしたが、丁度「奈良行き快速」が着たので、飛び乗った。JR奈良駅からバスで「氷川神社まえ」まで。私の足は「国立博物館」とは逆方向「志津香」に向かう。12時前である。並んでいる。1時間待ちらしい。其れを聞いた3組が列を離れた。ラッキーと心の内で叫ぶ。

私達の前は女の子2人、同じ髪型、同じ服装、同じブーツ、同じバック、イヤリングなど小物だけが違う。私が「店の人、チェックにきましたか?」と訊ねるのに、私の顔を覗き込む仕草まで同じ。待つこと50分の間お2人の話を聞く、お陰様で退屈しないで済みました。今度は「和歌山のアドベンチャーワールド」と「雪まつりと旭川の動物園」に行くそうな。

並んでいる時に、前もって注文を取りに来ていたので、座って間もなく「釜めし」は出てきた。何時もの「7種釜めし」と秋だから「栗しめじ」を取り、二人で分け合って食べた。美味しかった。せめて30分で来られるなら、もっと行きたいけど、奈良は遠い。旨いものに目の無い私、又行きたいな~。

旨いものといえば、10月末で閉店した「エスカルゴ」のコックさん達が、私達が何時も行くすし屋さんの近所の北野町の「スイス料理」の店に就職できたと手紙が来た。「フランス料理」の腕を見込まれての就職だろう。「スイス料理」ってどんなものか、見当が付かないが、大好きなエスカルゴ、この店で食べられるのだろうか? 行ってみたいな~。

お腹がくちくなった所で、正倉院展へゴー。拡声器が喋っている「入り口まで30分待ちです」入り口の際まで着くと「現在入場制限をしております。暫くお待ちください」

やっと入ったけれど、黒山の人だかり。何時もの通り「音声解説」を借りていたので、55点の内22点に説明がついていたから、其れを重点的に見る事にした。その場所に来ると隙を見てさっと前に・・・。こんな時だけ、小柄である事に感謝・・・。このぐらいの隙間なら滑りこめると肩身を入れたら、お腹が閊えた。一寸太りすぎやで・・・。

帰りには久し振りに、興福寺と猿沢の池に立ち寄るつもりだったが、疲れてしまった。主人ももう帰るというので、興福寺の五重塔を横目に見ながら通過。

年を取ると「刺激」も必要だけれど、その「刺激」に疲れる。これからはついでだからは通用しなくなりそう。運賃の勿体無いには目を瞑り、目的は一つが良いみたい。そうしなければ「快い刺激」とはいかないようだ。

中々お腹が減らないと主人も言うので、これ幸いと「柿の葉ずし」を晩御飯に買った。おまけに甘いものも、又太るで~。








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