読み始めは「うん?」とまどいました。
普通は「表紙の題名」になってる方が、初めに来ると思いますが、
この本は二つのお話なのに、後でした。
そう云う事もあって「違うやん」て思いました。
このお話が「民話」だそうですが、民話と言えば、
遠い昔から、語り継がれてきたのでしょうね。
聞いた子どもは如何思ったのでしょうか…。
私も、小さいときに、おじいちゃんが話してくれたのは、
私には理解できなかった物語だと思うのですが
理解できなくとも、頭に植え付けられるのです。
「あんちん清姫」の話だったのですが、
おじいちゃんは「あんちんが清姫に惚れての~」って、
分からなくても「おじいちゃんが話してくれている」と言う事実が
私を眠りに誘いました。
80年経っても、「あんちん清姫」は大切な大切な私の思い出です。