ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

閉鎖病棟

2019年11月21日 | 映画の話

 

「映画いこか?」 と主人。私もそんな気分、でも「これを!」と言うものがない。

 

鶴瓶さんの名に引かれてこの映画にした。

 

精神的障害のため人を殺たのか、人を殺めた故に精神が正常でなくなったのか、

一寸理解できなかった。

 

写真の右の女性を強姦した男を殺めて罪に問われる。

裁判で女性が「感謝」の気持ちを述べた。

それを聞いた彼は「人を喜ばせた自分」が居たことを知る。

 

「どうにでもなれ!」と不貞腐れていた被告席の彼の顔が変わる。

「人に良い事をしよう」と。

 

人を殺した時に、自分も障害者となり、リハビリすれば直るのに、

かたくなに車椅子の生活をしていた。

 「人を助けるため」には自分が動けなくてはならないと、

そして、彼は車椅子から立ち上がろうと試みる。

 

映画はそこで終わる。その努力の姿は短い場面だったが、

私は「暗い」と思っていたこの映画がパッと明るくなった。

 

彼は自分の行く道を見つめて、努力を開始した。

生きていく限り、「暗い過去を持った人々」を助けるだろう。

良い映画を観たと感じました。

 

人それぞれ、同時に見ていた人々は如何感じたのだろうか?

 

コメント
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