ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

六本木歌舞伎

2017年08月11日 | 一寸そこまで
      

    





8月11日(昨日)大阪フェスティバルホールに海老蔵の「六本木歌舞
伎・座頭市」を観に行ってきました。5月の母の日に息子からプレゼン
トされたのです。待ちに待った3ヶ月でした。

海老蔵さんのブログに「フェスティバルホールは大きいらしい」って書
いてあったので、初めてなんだな~と思っていました。「大きくて、移動
の距離が大変」とあったので、普通の芝居小屋と違って、フェスティバ
ルは2千何百人入るから、舞台から見ても圧巻だったでしょう。

「六本木歌舞伎」って私の思いでは「歌舞伎」というより「大衆演芸」って
感じだったかしら。江戸から続く歌舞伎とは違うような…。また、勘三郎
さんの作られた「平成中村座」とも違うよね。

この度は東京では「キャンセル待ち」が出るほどの人気だったというし、
ここ大阪でも回数を増やそうかという程の人気だって。

私会場にいて思ったんですが、本当に歌舞伎が好きな人、というより単
に海老蔵さんが見たさにこられてるな~って。

フェスティバルは大きいけれど、歌舞伎に必要な「花道」もないしね。そ
の代わりに通路を使っているのよ。「花道」のように高さがないから見
にくいしね~。

「座頭市」だから、初めから終わりまで目を閉じているのよね。「目千両」
の海老蔵さんの目がよ、あ~勿体ない!

買うのが遅かったので、席が後ろのほうだったのよね。家の双眼鏡は孫
が「貸して」って持ってかえたっままだし、とりに行くのも遠いしで、
オモチャに毛の生えた程度のオペラグラス? もっていったのよ。でも
どうにか役に立ったわ。昔はもっとよく見えたと思ったけれど、元の自
分の目が悪くなっているから仕方がないわよね。

カーテンコールが凄かったわよ。普通は多くても2回ぐらいだと思うの
ですが、7.8回はあったと思うよ、海老蔵さんらしい律儀さでね~、
拍手に答えて幕を開けてくださるのよ。

最後のほうはね、スタンディングオーベーションなのよ、歌舞伎だよ。
私は座ったままでいたんですが、やっぱり見たくて、立ち上がったわ
よ。海老蔵さん嬉しかったでしょうね~、2千人の拍手そうないよ。

「歌舞伎」と銘打っても、これからはこんな感じのものが増えるのでし
ょうね~。でも、海老蔵さんも「古典歌舞伎」もやっておられるのよね。

私、目安として、「花道のない劇場の歌舞伎」「XX歌舞伎」は見ない
ことにするは、やっぱり、昔からの「歌舞伎」が好きだからね。

幸い関西には「京都南座」大阪には「歌舞伎座があるしね、そこに掛
かる日を待つことにしますね。






コメント
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