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「チラシ」
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「パンフレット」 「チケット」
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室内ポスター
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6月6日(土) 滋賀県・守山市の「佐川美術館」へ行ってきました。水上に浮か
んでいるような感じの美術館として聞こえているので、一度は行ってみたいと思
っていました。
「山下清展」をする事を知り、行きたいと思いました。アクセスを調べた所、一寸
不便そうでした。息子に頼んでみました。「2ヶ月半しているので、いけるときで
いいから、連れて行ってもらえる?」って。そして、やっと終了1週間前に行くこ
とができました。
9時半開舘と言う事で、家を8時過ぎに出ました。途中一般道に下りてから、停
滞する箇所はありましたが、予定通り9時40分ごろつきました。
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本当に 水に浮かんでいるようでしょう?
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庭を眺めるための腰掛なんですよ 面白いでしょう? 千両箱に座るみたい
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山下清展は何度か見ていますが、今日のは子供の頃の作品を含めて、初めて
見るのが多かったような気がします。
初めに、こんな言葉が、書かれていました。
良いところへ行こうと思うと
少しも良いところへ行かれない
良いところへ行こうとしなければ
自然と良いところへぶつかる 山下 清
・ 昭和15年に放浪し始めた。その時は私たちのお馴染みの着物に三尺スタ
イルです。
・ 昭和29年にアメリカの雑誌に「天才画家」として絶賛を浴び、それを見た日
本中のマスコミが清の捜索を始め、鹿児島県・桜島で地元の高校生に発見
され、其の後は「放浪」ではなく、「有名画家のスケッチ旅行」となり、スタイ
ルもシャツにズボンになる。服装にはとても気を使ったそうです。
・ ペン画、マジックペン画、水彩画や、まして油絵は初めて見たと思います。
マジクペンはとても描きにくいそうで、書ける人は清だけだそうです。油絵は、
気の短い清が乾くのが待ちきれないので数少ないと書いてありました。壷や、
皿に花を書いた焼き物もありました。岐阜の大仏さんもありましたが、紙で
できていると書いてありましたが、本当ですか?見てみたいです。岐阜に大
仏さんが居られることすら知りませんでした。
・ 清の大方の作品は、写生をしてきたものを、帰宅後「貼り絵」にすると思いま
したが、そうではなく、現場には手ぶらで行き、頭の中にきっちりと納めてき
て、家で描くそうです。其の構図に狂いはまったく無いそうで、「X月X日の
どこどこの風景が欲しい」というと、寸歩たがわずの絵を描いてくれるそうで
す。彼の絵に関係する記憶力は恐るべきもののようです。
調べてみました。
カメラアイ=見たものを、カメラの画像のように頭に焼きつけることができる。
自閉症の子供によく見られる兆候だが、自閉症の全ての人ではない。
普通の人でも、時々懐かしさで、その時の風景や、顔を頭に浮かべることができま
すよね。其の図が、繊細、克明、色つきということですね。凄い能力ですね。清の
目もそうだったんですね。
・ 貼り絵の紙はとても細かいものが多いのですが、あの糊は何でできている
のでしょうか? お米をたいた上澄み液? フノリ? それともフエキノリ?
主人は「米粒」で貼り付けているのを見た記憶があるといいます。
・ 自画像もありましたが、清は日本のゴッホといわれていて、ゴッホの自画像
を見て、自分のも書いたと言われています。
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見終えて、昼より少し早い時間だったのですが、館内食堂でお昼をすることに
しました。私たちは「おにぎり定食」息子は「ざるそばとかやくご飯」こういう場所
での食べ物は不味いことが多いので、端から諦めていました、空腹を満たせば
いいと。ところが意外とおいしかったのです。量も丁度良くて。「蕎麦は如何?」
「おいしいよ」と。同席の2人組みも、スパゲッティおいしいという声が聞こえてい
ましたし、良かったです。
帰りはスムーズに走り、主人を温泉まで送り届けて、私たちは帰宅しました。