尼崎・三和商店街のクリスマス
阪神尼崎の側の商店街に行って来ました。東西に長~い商店街なんですよ、その
上、一区切りづつ商店街名が違うと言う、変わった商店街なんです。私の今日の目
的は「三和本通商店街」なのです。
東から西へ、商店街のはじめから終わりへと言う感じで、何度も何度も人に訊ねな
がら、やっとの思い出たどり着きました。本当は違う路線のバスに乗ったほうが早
かったのです。最後の聞いた人は「名前は知りませんが、自転車やさんなら次の角
を右に曲がった所にありますよ」と教えてもらいました。
尼崎市会議員・高濱黄太さんのブログで写真を見て、機会があったら見てみたいと
思っていたのです。
↑ 全作品です ↓ クリスマスの作品
私の好きな作品 私は優しい 可愛いのも好きなんですが
その中に少しマンガチックさのあるものが好きなんです
岸本亜矢子さんって? と思われますよね。素人さんの絵なんですよ。上の説明で
お分かりのように交通事故で麻痺した身体にめげず、口にくわえた絵筆から、この
作品は生まれたんです。明るい絵ですよね。優しい絵ですよね。こんな絵が描ける
亜矢子さんは絵に表れている、そのままの方で、周りの人の心を安らかにしてくれ
る方では無いかと思うのです。
事故による身体の変化ですから、悔しい思いも、絶望感ももたれた時期はあったと
思うのですよ。でもそれを跳ね除けて「人が喜んでくれれば…」と前向きに、自分
の出来る事で廻りに尽くそうと言う、自分本位な私など足元にも寄れない心の持ち
主だと思います。
唯、惜しいな~と思ったのは、その展示方法です。「自転車やさんの2階」が展示
場でした。1階の階段のところに文字だけの看板はありました。でも、あれだけで
は、通りすがりの人は素通りすると思うのです。
2階までの階段の壁面に数点掲げて、絵によって2階の会場に導くようにすれば、
絵の好きな人なら、その絵につられて2階に足を運んでくれると思うのです。
私が行きましたときも誰もおられませんでしたし、「見ていて気持ちの和む絵」惜
しいな~と思いました。
神戸。うろこの家のクリスマス・リース (1)