緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

メロディの流れを意識・重視して弾いてみたアルハンブラ

2022-12-24 00:15:01 | ギター
今夜は2時間ほど、講習会のメンバー数人と座談会形式のセッションを行った。
対人恐怖などの悩みを持つ人たちは、自分自身を無条件に許すことがなかなか出来ないのである。
発達障害の子供を持つ親が、その子と対峙することがどんなに過酷であろうとも、その子自身のありままを愛することが出来るように(もちろん全ての親とは言えないが)、自分自身を愛することが出来ずに苦しんでいるのである。

自分を傷つけていたことに気が付いて、心底悲しくなったと言っていた方もいたが、そのことに気が付くことが回復のスタート台に立つことでもある。
私もそうだった。しかしだからと言って、そこから無条件に自分を許し、愛せるようになるには並大抵のことではなく、一生かかっていばらの道を歩むというのが殆どだと思う。

新あばら家に移って約1か月。
この引っ越しで、不要なものは買わない、物は出来るだけ置かない、居住スペースは出来るだけ確保する、こまめに整理整頓、掃除をするといったことを実践しようと思い立ち、実際に行動するようになった。
引っ越しは大変だけど、悪くはない。
どんなあばら家だって快適にすることは可能だ。

さて、夜遅くなったが、アルハンブラを、自分が恐らく潜在的に「このくらいの速度で弾いたらメロディーがつながり、流れるのではないか」ということを意識して弾いてみることにした。
トレモロの粒をそろえて綺麗に演奏するには速度を落とす必要があるが、反面、メロディーが浮き出て来ない。
メロディーを浮きだたせるために速度を上げると、トレモロが乱れる、他の弦に触れるといったトラブルの発生率が高まるというリスクが高まる。
ミスもありなかなか難しいが、今日この曲を弾いてみて、自分がいつも潜在的に理想と考えていた速度に近い状態で弾けたような気がする。

ルハンブラ大好き人間が、いつも潜在的にこれが理想かなという速度でメロディの流れを意識・重視して弾いてみたアルハンブラ 2022年12月23日

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