世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

サイゼリヤにて

2017年06月15日 00時01分51秒 | Weblog
両親が昨日の晩に「チーズフォンデュ」をしたらしい。






初孫と娘(妹・芋子)が東京に帰ってしまい、夫婦二人の生活が戻りつつある。
キャンドルの灯火、そしてそれを囲む両親の様子を思い浮かべたら、なんだか心がほっこりした。
二人でチーズフォンデュ用のフォークを使い、食材に煮えたぎったチーズを絡める母ヨーコと父クマパパ。


彼らは、LINEで送られてくる初孫の動画が何よりの楽しみらしい。
私が送るクマ画像なんて悉くスルーされっからね、マジで。

それにしても最近の甥っ子くんはよく笑う。
妹の呼びかけにも応答するようになった。
生まれて2ヶ月の人間の成長に驚きの連続だ。


両親の「チーズフォンデュ」の画像を見ていたら、私も今日は洋風な食べ物が食べたくて、夕食はサイゼリヤへ。

定番のミラノ風ドリアではなくて、今日はアラビアータにした。


唐辛子フレークをたっぷりとかけて、更にはタバスコもいっぱいかけた。
口内を炎上させつつ、汗をかきながら食するのである。



仕事は、今日も引き続き、机周りの整理をした。
懐かしい書類を見て「こんなこともあったなあ」と手を止めてしまう。
平成19年が10年前だということに衝撃を受けた。
10年前。
29歳だった私。
何していたっけ。
たしか必死だったような気がする。
周囲の
「結婚しないの?」
「いい人いないの?」
という問いかけに対する想定問答を常に考えていた。
押し付けられる他人の価値観に疲弊し、鬱になってパキシルを飲んだりしていた。

今はそんな問いかけをしてくる人はおらず、心を完全武装する必要性は低下した。
その結果、あのころよりも純粋でいられているのかもしれない。
変わらないことは、病めるときも健やかなるときも、吉熊がいつも私の横で笑ってくれていることだ。

そんなことをサイゼリヤで考えていた。



今日も一日を乗り越えた。
安堵のため息を漏らしながら帰宅をする。

明日は経営管理室在籍、最後の日。
有終の美を飾れますように。



はやぶさの日

2017年06月13日 23時43分23秒 | Weblog
またこの日が巡ってきた。

6月13日・・・そう、はやぶさの日。


7年前の今日、はやぶさは満身創痍の姿で地球に戻ってきた。
小惑星イトカワの砂が入ったカプセルを地球に投げ入れ、自らは火の鳥となって燃え尽きた。


そんなドラマティックな旅の最終日、7年前の今頃は特段、宇宙に興味がなかった私。
「夏の旅行、どこにしようかなあ」
などと考えながら、池袋で映画「孤高のメス」を観ていた。
で、帰宅してネットを立ち上げたら、はやぶさ祭りになっていて…。
その背景を知らなかった私はいまいちよく分からなくて、でも後日、この写真を見て涙があふれた。





はやぶさに、故郷地球を見せてやりたいという技術者たちの思いで撮られた写真。
朝、ニュースのアナウンサーが「滲んでいるのは、はやぶさが泣いているからでしょうか」などと言い、思わず涙が出ちゃって、泣きながらマスカラを塗ったという思い出がある。
あの日から、天空で四散したはやぶさは私の心の中で生き続けているのだと思う。

今日はこのDVDを見た。

HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 【Trailer】


何度も、というか、月一で鑑賞しているのに毎回泣いている。





今日は会社の机を整理した。
まず、いらない制服のカタログなどを捨てた。
吉熊上司の机にあった古い四季報も一緒に紐で結んで捨てた。

まだ吉熊上司の下に入って間もないころ、新しい四季報が届いた。
新しい四季報を彼に渡し、「古い方は廃棄しておくので、いただきますね」と言ったことがある。
そのとき「お、気が利くね」と初めて吉熊上司に褒めてもらった。
そんなこんなをいちいち思い出して、突発的に涙が溢れてきて困った。
机の陰でこそこそ泣いた。
感情を制御できない。
毎日、淡々とこなすのに必死である。



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気持ちのスイングバイ

2017年06月12日 22時34分22秒 | Weblog
先日購入したワンピースを着用して出勤。


仕立てが良いので着心地がいい。
スカート部分はフレアになっていて私の動きに合わせるかのようにして弾む。
生地も厚すぎもなく薄すぎもしない。ちょうどいい素材だ。


夏は9割方花柄のワンピースしか着ない。
花柄好きは母の影響かも知れぬ。



金曜日のクマ医師効果か、昨日の小惑星探査機はやぶさ効果か、今日は元気で過ごせた。
不調だった体調も持ち直して腹痛も起きなかった。

今、私がすることは、16年間お世話になった吉熊上司の手を煩わせずに他部署に移ること。
それが最後の私のミッションだと思う。
大学時代に表計算はやっていたものの、エクセル、ワードを仕込んでくれたのは吉熊上司だ。
正直この16年間=吉熊上司だった。
そんな彼に最後の最後まで「厄介な子だな」と思わせるのも申し訳ないではないか。
そう思ったら、センチメンタルな気持ちよりも、「きちんとしなければ」という気持ちが勝ってくる。

この週末で、気持ちがスイングバイした。

帰宅後、母と電話。
母も母で、今回の異動の件で色々と私を案じてくれている。
不惑直前の娘を案じさせて申し訳ない・・・。

母にだけじゃない。
友人たちにも心配をかけてしまった。


先週末、駆け込みで心療内科に行った。
その際、「異動したあとのことを考えるのはよしましょう。一日一日を乗り越えることだけを考えませんか」と言われた。
その言葉を肝に銘じて、今日は乗り越えられた。
今日できたのだから明日もできるはず。

ところで、昨日買った「小惑星探査機 はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH サウンドトラック CD」が最高に良い!
なんでもっと早く買わなかったのだろう。主題歌「宙へ」で毎回目からキセノンガスが駄々漏れなんだけど!!



作曲家の酒井義久さんのコンサートに伺ったのは二年前の夏だ。
SNG Concert@sonorium

懐かしい。

2年なんて本当にあっという間だ。
本当に何が起きるかわからない。
いつ何があってもいいように、勉強(と貯金)だけは続けていこうと思った。

はやぶさが地球に帰還したことで「勇気」をもらい、秘書検定1級にチャレンジして合格したときの気持ちを久しぶりに思い出した。

2013年08月21日 合格しました!

・・・あの日からもう4年が経過している。
あっという間にもほどがあるだろ、と突っ込みたくなる。

昨日買ったCDは勉強のBGMにちょうどいいかも。
はやぶさの「あきらめない勇気」を常に感じられるから。





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はやぶさ・はやぶさ2座談会

2017年06月11日 22時21分12秒 | Weblog
待ちに待った「はやぶさ・はやぶさ2座談会」@相模原市博物館。

淵野辺駅に到着。
嗚呼、はやぶさくん・・・。








バスに揺られて相模原市立博物館に到着。









はやぶさ・はやぶさ2座談会



第1部
「はやぶさ」を題材に制作された3つの映画(20世紀FOX、東映、松竹)の各プロデューサーと、その帰還を見守った研究者が語る。
講師 川口淳一郎先生(元「はやぶさ」プロジェクトマネージャ)・國中 均先生(JAXA宇宙科学研究所 副所長)


はやぶさ三部作
竹内結子主演の「はやぶさ  HAYABUSA」(配給・20世紀フォックス)
渡辺謙主演の「はやぶさ 遥かなる帰還」(東映)
藤原竜也主演の「おかえり、はやぶさ」(配給・松竹)


はやぶさ三部作のプロデューサーと先生たちのお話。
映画製作の裏話が聞けて大変面白かった。
一応、はやぶさ三部作を見た私。しかし、ずいぶん前なので記憶が曖昧・・・。

最後のほうで川口先生が「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」の上坂浩光監督のことについて触れられてて、興奮。
(私は「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」のDVDを月一で見るぐらい好き)
「あの作品ははやぶさが帰還する前に作られたんです。上坂さんがプロジェクトを応援してくれて嬉しかった」とのこと。



第2部
航行中の「はやぶさ2」の研究者たちが熱い思いを語る。
講師 津田雄一さん(「はやぶさ2」プロジェクトマネージャ)ほか

津田先生のお話を聞くのは初めて。
淡々としているのだが、要所要所で笑いを誘っていた。

来年の今頃にははやぶさ2はリュウグウに接近して写真を撮っているはずとのこと。
楽しみだ。



終了後、売店を散策。
「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」の上坂浩光監督のサインが・・・!!



「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」のサントラCDを買っちゃったもんね~!!(今更だけど・・・買う機会がなかったのである。作曲者の酒井義久さんのコンサートには行ったのに)



私はこの中の「スイングバイ」が大大大好き!!ぞくぞくする~!!



道を挟んだ向こう側にあるJAXAの見学もした。
道沿いには魅惑的なパネルが・・・!!






どんぐり@宇宙科学研究所


思えば、はやぶさの帰還カプセルの見学のとき、この道沿いを並んだっけ。
暑かった・・・あの夏。



JAXAの敷地内はとても緑が豊かだ。
紫陽花も咲いている。


見覚えのある桜の木。


ロケットの模型を拝む。






大きいなあ。



JAXAの喫煙所。
素敵すぎる!!






管理塔へ入場。
はやぶさの等身大模型・・・。
イオンエンジン萌え。


かわいい。もう、ひたすらかわいい。






はやぶさが組み立てられた台車。
はやぶさのゆりかご。





はやぶさ2の模型。津田先生のサインもあった。




銘酒・虎之児




中和器にちなんで川口先生が拝みに行った中和神社の御札!!



星の王子様キャンペーン。




はやぶさ三部作の出演者のサイン。
西田敏行さんのが超キュート!!


渡辺謙さんのサインも。



イトカワのパネルを食い入るように読んだ。



17時ちょっと前にまたバスに揺られて淵野辺駅へ。

淵野辺駅前のイタリアントマトでホットドッグを食べた。
思っていた以上に美味しくてたまげた。




電車内では川口淳一郎先生の「はやぶさ、そうまでして君は〜生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話」を久々に読み返した。
電車内なので我慢したけど、泣きそうになってクマった。
はやぶさと川口先生をはじめとする技術者たちとの絆の強さが描かれている。



私も、来週からよく知らない部署に行く。
はっきり言って、何をするのかよくわからない。
不安だし、考えただけでお腹が痛くなる。

でも、はやぶさが帰還した2010年6月を思い出す。
さまざまな勇気をはやぶさはくれた。

はやぶさが帰ってきたから、NY一人旅を決めた。
はやぶさが帰ってきたから、秘書検定1級の勉強にくじけなかった。
はやぶさが帰ってきたから、パキシルの断薬ができた。

きっとこれからも、夜空を駆け抜けたあの「はやぶさの光」に勇気をもらい、私は生き続けるのだろう。



「はやぶさに故郷・地球を見せてあげたい」という川口先生の計らいで、大気圏突入寸前にはやぶさに撮影させたラストショット。
泣ける・・・。


川口先生は本書でこう書かれている。

 前人未到の荒野を行く。つらく険しい道のりですが、見方を変えれば、自分たちが道を切り拓けるという、やりがいと達成感がとても大きな挑戦になります。未体験の状況に置かれたとき、それを面白いと思うか、前例がなく不安と思うかで、まったく別の結果が出るでしょう。今回のミッションに関わった人たちは、みんな、未体験のことを面白い、楽しいと思えるメンタリティの持ち主だったと思います。だから、どんなに時間がなくても必死でがんばれた。課題が難しければ難しいほど、知恵とアイデアでなんとか克服してやろうと、モチベーションが高まったのです。このプロジェクトに関わることができて、本当によかったと思います。


スケールは違えど、私も未体験のことを「面白い」と思いたい。
そうすることで、きっと、はやぶさは少なくとも私のなかで生き続けるのではないだろうか。


小惑星探査機「はやぶさ」帰還編


追跡!A to Z はやぶさ快挙の裏側


帰りに最寄の駅で、大学時代の友人M子ちゃんと遭遇。
今日は仕事で地方に出張していたらしい。
元気そうで何より。
てか、大学時代と変わらずに綺麗だったので、すぐに分かった。
「で、亮子ちゃん、どこ行っていたの?何?その本」
と私の本を指差しながら聞くM子ちゃん。
事情を述べると
「相変わらず探究心が強いね!」
と笑っていた。

今度ご飯をしようと別れた。
昨日に引き続き、今日も「偶然」があって、なんだかツイていることに安堵した。



偶然!

2017年06月10日 22時33分21秒 | Weblog
夕方、飛鳥山公園に行く。
紫陽花の名所である。

ボンバヘッド


そんな珍奇な写真を撮影していると、どこからか「亮ちゃん」と私の名前を呼ぶ声がした。
振り向くと、妹・芋子と芋子の夫・芋夫、そして生後2ヶ月の甥っ子くんではないか!!



おお~!
なんていう偶然。
芋子の顔を見たら、なんだかほっとした。

東京で芋子と会うのは久しぶりだ。

芋夫さんはすかさず吉熊に「おお~!ヨシ!」と挨拶していてワロタ。


彼ら三人、東京で初めて過ごす週末である今日。
お邪魔はしてはならぬので、「後はお若い者同士で・・・」と言って別れた。
甥っ子くんはすでに体重8キロとのこと。
寝ていたのでよく分からなかったのだが、少し大きくなったっぽい。
睫がフサフサしていた。




西洋紫陽花。
赤紫色はとても華やか。


薄い色も可憐。






青の、このグラデーションが素敵。


















相変わらずお腹が痛いのだが、綺麗なものを見て、少し気がまぎれた。

あまり食欲がなかったのでずっと食欲がなかったのだが、夕食はがっつりと。
とんかつ!!!






会計時、レジのお姉さんに「かわいいクマさんと写真を撮ってましたよね」と言われる。
かわいいと言われて吉熊共々照れる。


さて、明日は淵野辺へ!!
はやぶさの講演会だ~!!!



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ストロベリームーンの下で

2017年06月10日 02時06分17秒 | Weblog
心療内科デー。
って、一昨日も行ったじゃん!!って思われそうなのだが、仕方がない。
わが身に降りかかった悪夢でお腹が痛かったのだから。
朝は大丈夫だった。
無心で化粧をして着替えをして家を出た。
しかし仕事中、どうも謎腹痛に見舞われて、クマった。

ぶっちゃけ、他部署への異動を命じられたのであるが、頭では理解しているものの、心がついていかない。

・引継ぎ
・机整理
・他部署でうまくできるのか?
・てか、何するの?
・駄目だったら転職かなー
・え?でも私に何できるの?
・そろそろ冬服の制服作らないとじゃね?カタカタカタカタ・・・
・どうせ昇進できないくさいだし、やっぱ転職かな・・・
・嗚呼、この表、苦労して作ったんだよね。さよならだよ
・吉熊上司を困らせてはいけない。いけない。いけないんだよ・・・

脳内で目まぐるしく交錯するそれらに、心はアクセルとブレーキを同時にかけているみたいなのである。
そんなこんなでお腹が痛く、「ビオフェルミンいねがー」と、なまはげの如く心療内科のドアを叩く午後7時。←小室哲哉の名曲「Running to Horizon」

今日も安定の5時間待ち。
煙草を吸うべく外に出させてもらった。
ふと見上げるは、ストロベリームーン。

今日は読書も勉強も手につかず、ただ一点を見つめていた。
受付のお姉さんに「別室で横になっていますか?」と言われたのだが、なんとか自分を律して椅子に腰掛け、嗚呼、できれば時計の針を2日前に戻したいとか考えていた。
「何でもないようなことが 幸せだったと思う」って「ロード」の歌詞をなぞると涙が出てきて困る。
高橋ジョージに泣かされる午前0時。診察室のドアを叩く。←小室哲哉の名曲「Running to Horizon」


何時もならば「どうでしたか?」というクマ医師の言葉を皮切りに、おえって身の上話を吐露するのだが、今日は自分から「すいません。また来ちゃいました(てへぺろ)」って芋づる式に語りだしていたからね。びっくり。

クマ医師は私の脳内の混乱を一つ一つ噛み砕いてくださった。
それはまるで、親鳥が雛に餌を与えるような絵である。

一つ一つを整理すると、何か、シンプルな考えにまとまる。

まずは引継ぎ。
新しい部署に行ったときのことはそのときに考える。
やはり一日一日のスパンで物事を考えましょう、とのことであった。


最後に握手。
後楽園ゆうえんち、いや、心療内科で僕と握手!

・・・。

今日一日溜めていた涙のダムが決壊。
私の足元に座り込むクマ医師。

「いつでも来てくださいね」
と言われ、どれほど安堵したことか。

そんなこんなでビオフェルミンを処方されるのを忘れた・・・。
でもビオフェルミンなしでも大丈夫なような気がしてきた。

帰り道でキャバクラのスカウトマンに声をかけられ、なぜか彼の身の上話を小一時間聞くという、世の中の循環を感じた花金だった。

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梅雨の夜に

2017年06月08日 22時21分50秒 | Weblog
昨日の心療内科デーは待ち時間5時間で、まあまあだった。
待合室ではひたすら勉強をし、飽きると角田光代の小説を読んでいた。
今読んでいるのはどうも私好みでないらしく、ページを捲る進捗が遅い。
主人公がティーンエイジャーだからだろうか。いまいち感情移入できない。巧いんだけど…。

さて、診察。
この2週間を報告。
PMSの症状が非常に重く、イライラが激化していたこと、そしてPMSの時期は過ぎたが「6月を乗り切る自信がない」と報告した。
毎年のことなのだが、6月は精神的な落ち込みがひどい。
クマ医師曰く、「一ヶ月」という区切りではなく「一日」というスパンで物事を考えましょうとのこと。
あと、急に上司以外の人に仕事を振られたら即答しないで、一度答えを先延ばしにしましょうとか言われた。
(最近、急に上司以外の人に仕事を振られたのである。愚鈍な私は安請け合いをした結果、物凄いストレスを抱えた)

「何かあったら臨時での受診もできますので」
とクマ医師に送り出された午前0時半。


処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、カームダン、当帰芍薬散、清暑益気湯


しかし、昨日までの不安なんて消し去るほどの衝撃が私を襲った…。

でもまあクヨクヨしても仕方がないので、平静を装い、今日はスイーツを食して気を紛らわせた。

アジアで人気のスイーツ店へGO!

アジア風あんみつといったところだろうか。
芋が入っていて美味しかった。
甘さも控えめでぺろっと完食。


どんな状況だとしても、自分を見失わず、吉熊と頑張っていこうと誓った。


寝耳に水な案件を前に、心療内科医クマ医師に相談したいと思えども、とりあえずは自分で消化しようと思う梅雨の夜。



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帰宅

2017年06月08日 00時32分15秒 | Weblog
心療内科から、先ほど帰宅。
イライラしすぎて「6月、乗り越える自信がありません」と報告した。
そんな私のカチコチに凝りまくった心を揉み解すように、クマ医師はトリガーポイントをモミモミしてくださった。
心療内科というか、「心の整体」なのかもしれない。
あと来月ダナンに行くのが楽しみ♪

もう今日は遅いので、明日、ブログにしたためよう。

おやすみなさいませ。





このワンピースを着て

2017年06月06日 22時53分59秒 | Weblog
明日、甥っ子くんと妹は東京の家に帰る。

18時。
甥っ子くんの沐浴タイムだ。
妹が沐浴をし、母がカメラマン、タオルを持った父が、沐浴を終えて浴室から連れてこられる甥っ子くんをキャッチする。
秀逸な連携プレイで沐浴がなされることを、数回の帰省で知った。


定時後、喫煙所で一服しているときに
「今日は最後の沐浴タイムだ」
と思ったら、涙が出てきそうだった。
現場にいないのに泣ける自分の想像力の豊かさ、すごい。

その時間、妹も泣いてしまったらしい。


彼女が雀宮に帰ったのは、まだ桜も咲かぬ如月のころ。
産前、妹は毎日、近所をウォーキングをしていた。
ウォーキングの途中で、アスファルトの隙間から力強く咲いている水仙を見て、勇気付けられたとのこと。

4月11日、結局、帝王切開でこの世に産まれてきた甥っ子くん。
GWの帰省で初めて会ったときは不思議な気持ちがした。
近親者の誕生は弟の誕生以来、34年ぶりだったので。

両親は想定していたとおり、甥っ子くんにメロメロである。
甥っ子くんがひゃっくりをしていようものならば「おしめの替える時間ね」と推察する母。すげー。見てないのになんで分かるの!?
父は年中、甥っ子くんを抱いて家中をウロウロしていた。
両親があんなに子煩悩だったとは知らなかった。


季節は巡って、桜が咲き、藤が香りを奏で、そして紫陽花が咲きはじめた。
明日、父が運転する車で、甥っ子くんと妹は東京の家に帰る。

私としては隣町に妹と甥っ子が来るので嬉しく思うのだけれども、妹の心細さや両親の孫ロスのことを考えると、そわそわしてしまう。
最近、私が情緒不安定だったのは、きっとそのせいだったのかもしれない。
「あと一週間で甥っ子くんは東京に帰るのだ」
と思うと、妹と両親の気持ちが私の心をかき乱して、切なくなっていた。


今日の甥っ子くん。



できるだけ、妹を支えようと思う。
おしめの濡れ具合は推察できぬとも。


そうそう、私自身、甥っ子が産まれて変わったことがある。
妊婦のスタッフへの制服の貸与の件である。
今まで、「3ヶ月のお腹の大きさ」なんて知る由もなかった私。
妹が妊娠したことで
「マタニティの制服が大きいかもしれませんね。よろしかったら大きめのサイズのスカートも貸与できますよ」
と助言できるようになった。
勿論、個人差もあるのだろうけれども、仕事への大きなフィードバックだと思う。



今日の夕ご飯は、つけ麺。
安定の美味しさ。



そうそう、今日は通販でポチったワンピースが届いた。
花柄のワンピース。


夏は大体、花柄か水玉のワンピースばかりを着用している。

大学時代、母がこれに似たワンピースを所持していて(新宿の小田急百貨店から取り寄せた)、「同じの欲しいなあ」と、あのワンピースのデザインが脳内の海馬に刻印されていた。
ネットで見たときに
「これだ!私が20年間欲していたものは」
と迷わずにポチったのだった。(メーカーなどは違えども)

着てみたところ、超カワユス。サイズもぴったり!!
良い買い物ができた。


このワンピースを着て、今度、隣町に住む妹・甥っ子くんに会いに行こう。


ふるさとの 訛なつかし停車場の 人ごみの中にそを聴きにゆく

2017年06月05日 23時04分57秒 | Weblog
起きたら上半身のパジャマを脱いでいてビックマ!!
暑かったから無意識のうちに脱ぎ去ったのだろうか。
エアコンは除湿にしてあったのだけれども。

しかも昨日、マイスリーを飲んだあとにLINEで妹・芋子に謎メッセージを送っていたっぽい。
自分では全く記憶にないんだが。
入眠健忘、恐ろしい。ひぃぃぃぃ!!
以前、マイスリーを飲んだ後に眉毛の手入れを剃刀で行い、翌朝、眉なしの「マロ」になっていたことがあった。
マイスリーを飲んだ後は可及的速やかに目を瞑ろうと改めて思った。


今日は自分でも手に負えぬほど不機嫌であった。
起きて化粧しているときにも鳴り止まぬスマホのアラムに・・・不機嫌。
電車の隣の席に座る初老の女性が豪快にクシャミをし、その飛沫が私の腕に着地をする感覚を得て・・・不機嫌。
朝、机に虫がとまっているのを見て・・・不機嫌。
朝からクソ暑い会社にもイライラ。

嗚呼、なんだか自分が自分でないようだ。

そんなときは、あれだ。
嶽本野ばら先生の「どんぐりブレスレット」を触って心を穏やかにする。




どんなパワーストーンのブレスレットよりも効果覿面。
昨日行ったとしまえんのカルーセルエルドラドは野ばら先生の「変身」で知った。





お昼ご飯は、オムライス。


夕ご飯はセブンイレブンの五目あんかけ焼きそば。これがまた美味しい。


料理ができないので(てか、嫌い、したくないので)、自炊なしでどこまで節約できるのかが目下の課題。


株主総会のナレーションを頼まれている。
今日はその練習をしたのだが、長文を読むのに慣れていないせいか、喉がヒリヒリする。
気が緩むと訛ってしまうし・・・。
朝ドラ「ひよっこ」の主人公の言葉がうつっているのかもしれない。


石川啄木の短歌

ふるさとの 訛なつかし停車場の 人ごみの中にそを聴きにゆく

ってあるけど、私の脳内、常に訛ってる。
停車場に行かなくても、大丈夫。
思わず、隣の席にいる後輩女子Cちゃん(同郷)に「嗚呼、こわい」と言ってしまうほど(「こわい」=「疲れた」)。

「ふるさとの~」は、小学校5年生のときに習った歌だが、「そ」とは何ぞや?という授業をいまだに覚えている。
それは大学のゼミばりの授業で、本当に深かった。
担任の福田先生は「そ」の答えをなかなか教えてくれず、様々なヒントを与えて、「そ」=「訛り」だと導いてくださった。
その過程で「そ=音楽」「そ=ざわめき」など答える生徒たち。
考えさせる授業をしてくださった福田先生。たった一年しかお世話にならなかったのだけれども、しかも30年近く経過しているのに忘れられない。

今は独学で国際秘書検定のテキストと対峙しているわけだが、如何せん、昨今の野ばらブームで、気づけば野ばら本のページを捲る手が止まらないという始末。嗚呼、禁断症状。

明日はイライラしませんように。
今宵は早く寝ることにしませう。



綺麗なもの

2017年06月04日 22時50分55秒 | Weblog
一応午前中に起きたものの、うだうだしていたらあっという間に夕方。
今日の「ザ・ノンフィクション」は、おかまとおなべの特集。
「マキさんの老後~絶望と希望の旅立ち~」(前編)
いや~、濃かった。濃すぎ。
セクシャルマイノリティ、老後、仕事・・・色々重かったのだが、一番衝撃的だったのはマキさんの歯磨きの仕方!!
口の周りを泡だらけにして、一本一本力強く縦磨きするのである。
あとモク切れ。
煙草を求めるためにコンビニエンスストアに駆け込む姿がなんだか可愛かった。

私の周囲であの番組の視聴者はけっこう多い。
母、妹、後輩女子Cちゃん、親友わかめちゃん。
日曜日の昼下がり、みんなでディープな世界に浸り感想を述べ合うのである。




夕方、うだうだにピリオドを打ち、としまえんに出向く。
ちょうど、あじさい祭りが開催している。




母ヨーコちゃんは、小学生のころ、西新井の親戚にとしまえんに連れてきてもらったらしい。
55年ぐらい経過するのにいまだに熱く語るので、相当楽しかったらしい。
そりゃそうだ。足尾の小学生にはとしまえんは御伽の国のように思えたに違いない。



「星咲きガクアジサイ」という名前の紫陽花。

可憐すぎるぜ。



ガクアジサイの中心のもしゃもしゃした部分って、すんごく気になる。


出たー!!ハートの形をした紫陽花。リア充すぎるだろ。


ホタルブクロ。この中に蛍を入れたらランプのような灯火を見られるのだろうか。




この楚々とした雰囲気がガクアジサイの魅力だと思う。











小路を進む。



「土佐の暁」という紫陽花。
今日見た中で一番胸キュンした紫陽花。



さて、来た道を戻りませう。



「あれ!アフリカじゃないのにライオンさんがいるよ!!」


「よし!!記念撮影をしよう。亮ちゃん、撮って」


お、おう・・・。


寄せ植えも見事。


としまえんといえば、カルーセルエルドナド。
嶽本野ばら先生の「変身」を読んで私はカルーセルエルドナドの存在を知った。
その描写があまりにも美しくて、だいぶ前に始めて見たときはその絢爛豪華さに絶句した。

大統領も乗った、世界最古級の回転木馬
カルーセルエルドラド 110周年













ゴンドラの装飾も素晴らしい。





豚さん。ブヒッ!!よく見ると一体一体顔つきが異なる。


アンティークという言葉を具現化した感じである。
宝石箱を覗いているようで、見飽きない。
見入っていたら乗りはぐった。
次回、乗ろう。

綺麗なものを見るとリフレッシュできる。
思い切って来て良かった。

来週も乗り切ろう。








21年前の今日

2017年06月03日 23時00分07秒 | Weblog
ということで14時近くに目覚めた。
12時間寝ると頭がすっきりして肌もピカピカ。
普段は5時間睡眠なので、土日に寝溜めをしないと一週間持たないのである。
もう10年以上もこのパターンを踏襲しているので今更やめられない。

カップラーメンを食べて煙草を吸い、ぼんやり。
外は良い天気だ。
布団を干したり掃除機をかけたりして、夕方にお出かけ。


道すがらに猫にゃん発見。
友人チャトラン(仮称)だ。

人懐っこい猫にゃんでいつもすりすりしてくる。



家屋の軒先には百合の花が見事に咲き誇っている。


水無月の主役・紫陽花も。


今日は渋谷へ。
すごい人混み。


靴を買いに来たのであるが欲しいものが見つからず。

道玄坂まで足を伸ばし、前々から行きたかった名曲喫茶ライオンへ。



嶽本野ばら先生の「ロリヰタ。」に出てきたお店。
ずっと憧れていたお店だったのだが、敷居が高くて入れなかった。
先週、野ばら先生にお会いしたので勇気を出して入店。
重厚なドアを押して一歩踏み入れると、そこは別世界。
空気が違う。
道玄坂の喧騒がシャットアウトされ、心地よいメロディーと歴史の重みだけが広がっていた。


今日はベートーヴェンの「田園」を聴きにきた。


前方の巨大なスピーカーから流れる重厚な音に鳥肌が立った。
初夏の爽やかな風が我が身を浚う。

Beethoven: Symphony No.6, "Pastorale"; Jarvi, DKB



生オケを聴いている錯覚に陥る。
大きなシャンデリア、巨大なスピーカー、ゴージャスな装飾品・・・もうひたすらうっとりである。



田園を全て聞き終え、オーダーしたコーヒーを飲み干し、急いで帰宅。
今日のNHKスペシャルは「祇園 女たちの物語 ~お茶屋・8代目女将(おかみ)~」

祇園で200年間続くお茶屋を守ってきた女性の特集。
8代目の女将・太田紀美さん、77歳。
太田さんのお茶屋には代々続く、家訓がある。
「当主は女。結婚しないこと」。
そのしきたりは、祇園で働く女性にも同じである。結婚する時はすなわち、街を出る時である。
太田さんは、そのしきたりを守り、200年の老舗を守り抜いてきた。

太田さんは今も凛とした美しさがあるのだが、幼少期から若いころのお写真は目を見張るほどである。
喜寿を迎え、痛む体に鞭を打ちながらも、「おもてなし」の気持ちで周囲に接する太田さんの姿は胸に迫るものがあった。
好きな人がいたのだが結婚を許されず、45年前、家を祇園を出る覚悟で生んだ娘・直美さんへのバトンタッチ。
新女将の誕生を応援したくなる番組だった。




そして今日は6月3日。
21年前の今日は華原朋美さんの1stアルバムの発売日だった。
「LOVE BRACE」


たぶん39年の人生で一番聴きこんだアルバムだ。
1996年、大学1年生のとき、一般教養の心理学の授業のあとに買い求めた。
どの曲もクオリティが高くて、小室さんの渾身っぷりが伺える。
なんつっても「I'm proud」がフルバージョンですからね。
シングルバージョンでは聴けない
「こうして大人になる
夜も怖がらなくなる
街中で居る場所なんてひとつでいい
体中から愛があふれてゆく」
っていう歌詞が聴けるのである。

そして2曲目の「Just a real love night」。
イントロの喧騒の音はマンハッタン五番街なのだが、その感じを味わうべく、7年前、一人でマンハッタンを歩いた。


個人的に思い入れがあるアルバムなのである。

今はCDなんてほとんど買わなくなったけれども、当時は発売日を指折り待っていた。それが普通だった。
だから6月3日となると、すんなりと「華原朋美さんの1stアルバムの発売日」と思い出せる。それだけ楽しみにしていた。

そして9月4日には朋ちゃんのライブに行く予定。
過去を愛でつつ、楽しみの種を前に撒くことも忘れない。
それが私のモットーなのかもしれない。



ぎりぎり30代女子会

2017年06月03日 15時02分57秒 | Weblog
さきほど起きた。よく寝た。


昨日はホルモン焼き女子会を決行した。
本社、商品部、工場女子の三つ巴。
それぞれの近況を述べ、夏休みの計画の話に花を咲かせた。




Aちゃん、Bちゃんは30代に足を突っ込んだばかり。
私は39歳なので、ぎりぎり30代女子会である。
でもまあ、二人ともナウなヤング(死語)。


ホルモン焼きって苦手だったのだが、この店のお肉は臭みがなくてどんどんいける。









「どれも焼いちゃえば一緒だよね~」
と、最後のほうはどれがどの部分。名称なのか分からずにモリモリ。


ブラジル産のガラナの実から抽出されたエキスを主に製造したスッキリとしたユニークな味覚の炭酸飲料というお触れを信じて飲んでみたガラナ。どう飲んでもオロナミンCの味しかしない。



いろんなことを話したのだけれども、すっかり綺麗さっぱり忘れている。
冷麺を食べながら爆笑し、鼻から冷麺を出したのは覚えている。


店先に並んでいる岡本太郎のミニオブジェがカワユス。




文句や愚痴を目の前の鉄板で肉とともに燃やして、すっきり。
夏のプロローグに相応しい、ホルモン焼き女子会だった。






今日から水無月

2017年06月01日 22時46分12秒 | Weblog
朝から、もわっとした空気に包まれ、今にも落ちてきそうな厚い雲の下を歩いて出勤。
今日から6月ということを否が応でも感じさせる天候である。
会社は今日も超絶暑く、拷問に近かった。イライラする。

中学校の英語の先生をしている友達がいるのだが、彼女はエアコンが入っていない教室で教鞭を執っている。
その件で彼女の口から愚痴を聞いたことがない。
忘れぬように英単語を確認したり、トランプ大統領の演説を読んだり、日々精進している。
仕事以外にも女子力を極めているし、おしゃべりも面白い。
感服してしまう。



せめてもの夏の暑さ対策。
クマさん扇子。




9年前に安佐動物公園で買ったもの。
2008年8月18日 新たなる助走

安佐動物公園へはバットを振り回すツキノワグマのクラウドくんを見に行った。

安佐動物公園のクラウドくん、ご健在のもよう。
http://www.asazoo.jp/animal/blog/post-202.php

カンフー熊 クラウド君(Kung-fu bear -CLOUD-)


かわいい~。
ぶんぶん振り回してっから。




今朝は、GPSを補完して数センチの誤差にする「みちびき2号機」の打ち上げがあった。
H2Aロケットの発射っていつ見ても感動する。
世界一美しいロケット発射基地である種子島宇宙センター。
定年退職したら生で見に行きたい。

「みちびき2号機」打ち上げ、種子島宇宙センター Japan launches satellite for high-precision positioning system






今日から弁当屋さんのガパオライスが販売。


今年はパクチーのサラダが添えられている。
このガパオライスのパクチーは然程パクチー臭さがない。
一昨年、昨年訪れたベトナムで食べたパクチーは強烈な味がしたのだけれども。

LINEでお弁当屋さんの割引画面を提示し、少し安くありつけた。
とてつもなく美味である。




明日は金曜日。
経費報告書を経理に提出した後は他部署の女子とホルモン焼き女子会。
楽しみである。