世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

春の尾道3

2017年03月21日 21時06分08秒 | Weblog
この日も華麗に20,000歩ほど歩き、最後の尾道をギリギリまで堪能。


毎日通った喫煙所でいつも通りカフェラテを飲みながら一服。
荷物をフロントに預けて散策を開始。

まずは、映画「ふたり」に出てきた、北尾家を探す。
駅の西側辺り。
前に一度来たことがあるのだが、大林宣彦監督の書いた本を片手にウロウロと迷う。

すると、庭先にいたおばあちゃんが「どこへ行きたいんじゃ?」と声をかけてくれた。
地図を見たおばあちゃんは
「わからんのう・・・」
と言った。
そして突如始まったおばあちゃんの尾道自慢を滔々と聞く。

おばあちゃんは、尾道以外のラーメンは口に合わないらしい。
あと、尾道の魚は何を食べてもおいしい。
景色が綺麗なので、小高い山から海を眺めながらお弁当を食べるのが子供の時からの楽しみだった・・・など。

そして
「おたくはお勤め(仕事)もあるんじゃろうが、またいつか来んさいね、尾道」
と言われて、思わず泣いてしまった。
困惑するおばあちゃん。
「帰りたくないんですぅー」
と号泣が止まらない俺、というシュールな構図が展開。

そう、朝から若干情緒不安定だったのだ。
今日の夕方には尾道をあとにする事実、「やり残したことはないか」という焦り、「次また来られるのだろうか」というプレッシャーなどによって心がしくししくしていたのである。
それがおばあちゃんの言葉で一気に噴き出した。

「やっぱりお山が 恋しいと 泣いてはどじょうを 困らせた」のは、どんぐりだが、私に至っては「やっぱり帰りたくなくて 泣いては おばあちゃん困らせた」という・・・。

涙を拭いて
「きっとまた来ます」
と言うと、
「今度は家でお茶でも飲んでいきんさいね」
と言われて、笑顔で送り出される。


といってもどこへ・・・!?

「こっちかな」
と思しき方向の坂道を登っていく。


屋根の横を歩くというのも尾道ならでは。



北尾家、発見しますた!!!!!!!!!!!!!!!!


あぎゃん!!



北尾家にたどり着き、うっとり。
憧れたなあ、この家。
実加が自室にて神永青年にラブレターをしたためるこのシーン、風が気持ち良さそうだった。




「ふたり」の台詞を一言一句覚えている私はそれらをぶつぶつと念仏のように唱えながら、亜麻色の髪の乙女のように坂を下る。


駅の北側まで歩いた。
猫、発見。にゃ~ん。暫し戯れる。




土堂小学校へ。

ここは教育熱心な小学校だ(100マス計算)。手が込んでいるホームページも有名だ(尾道市立土堂小学校)。林芙美子や大林宣彦監督の母校でもある。映画「ふたり」のロケ地だ。


土堂小学校界隈でもおばあちゃんに声をかけられ、映画「転校生」の一美の家を案内してもらった。尾道の人は総じて地元愛が強く、尾道を好きな人に対して無償の愛を提供してくれることを実感。


「ここじゃ」
と指差すさきにあるのは「転校生」の一美の家。洋館ちっくでハイカラ。しかし木が茂っていて屋根しか見えない。



おばあちゃんに挨拶をして、今日も元気いっぱい千光寺へ。
ワンダーホーゲル部に入部しちゃったのかと錯覚するほどハードである。
足が疲労困憊してて、次の一歩がなかなか踏み出せない。



廃墟である尾道城を凝視。やはり、片方のしゃちほこがない。







吉熊「やっほー」




帰りはロープウェイで下った。
臨時便が出るほどの大盛況であったが、並ばないで乗ることができた。
空を進む様子は、まるで鳥になったかのような錯覚を覚える。



そろそろお腹が空いてきた。
朝ドラ「てっぱん」でモデルになった「村上」というお店で尾道焼きを食べた。
お好み焼きに砂ずりとイカ天が入った名物である(っていうか砂ずりって何なんだろう?)。


鉄板の上で焼かれる尾道焼きと、姉妹だというおばちゃん二人の漫才のようなトークライブを味わえる。
姉妹で誰かをディスってるのだが、軽快なトークなので面白い。
鉄板を囲む客(観光客・常連客)との一体感も素晴らしい。
とても美味しかったし、笑いすぎてお腹が痛い!





「お姉さん、また寄ってな」
とおばちゃん二人に送り出される。
お腹も心も満たされた。
ごちそうさまでした!!!



まだまだ遊び足りないので、「福屋」でお土産を買ったあと、「からさわ」でアイスクリームを買い求め、海を見ながら食べる。
優しい甘さが口の中に広がる。


最後のカラ元気。
ひゃっほ~!!
うぇ~い!!


商店街に戻り、林芙美子先生の生家に潜入。
林芙美子は「放浪記」しか読んだことがない。
慎ましくも凛とした家屋だった。






商店街をぷらぷらした。
有名なおもちゃ屋さん。
キリンの首に猿がぶら下がっている。



毛糸屋さんの看板、かわいい。






持光寺界隈を、これでもかっつーぐらいに散策。













二階井戸。



迫りくる電車の時刻に諦めて・・・ホテルへ。
ホテルの喫煙所で最後の一服を噛みしめる。
潮の匂いと煙草の味を忘れないように、丁寧に吸った。

フロントで荷物を受け取り、駅で、「どんぐり@尾道駅」。


吉熊「また来るね!!」


ホームに「われは海の子」のメロディが鳴り響く。
17時14分、岡山行きの電車が来た。
電車の中で何度も振り返る尾道は「また来んしゃい」と言ってるようで、また少し泣く。


福山駅からお城を見る。

一昨日、福山に来た時は帰るときのこの切なさなんて全然想像していなかった。


17時59分発ののぞみで帰京。後ろ髪を引かれるとはまさにこのこと。

泣いて笑って、食べて眺めて歩いて、そして感じたこの三日間。  
幸せを噛み締める瞬間がたくさんあった。
終始湧き起る「今、尾道にいるんだ、自分」という高揚がたまらなかった。
鳥肌が立ちまくった三日間だった。

『観光の「光」は、そこに住む人が幸せになるために考え出された叡智であり、
観光とは、その「光」を観ること』
だと大林宣彦監督が仰っていた。

尾道ほど「光」が凝縮された町はそう多くはないと思う。
今回の旅でもたくさんの「光」を見ることができた。
思い切って来てよかった。


また来よう。
ありがとう、尾道!!

草の想い~ふたり・愛のテーマ 大林宣彦、久石譲




ただいま!

2017年03月20日 23時16分46秒 | Weblog
ただいま帰宅した。


私と吉熊は、なんと!

この三日間、鞆の浦、そして大好きな尾道に行っていたのであった。

8年ぶり8回目の尾道は、あたたかく、懐かしかった。


鞆の浦




仙酔島




尾道








明日からまた仕事なので、旅行記は明日以降に書くことにする。


すっっっごく、リフレッシュできた。
また明日から頑張れそう!



明日から

2017年03月17日 20時34分16秒 | Weblog
今週の会社の花。

スカシユリの花言葉は「注目を浴びる」「飾らぬ美」「親思い」「神秘的な美」。


今日は四季報の発売日だったので作業に没頭。
また、連休後の忙しさを予想して、経理に出せるものは出した。

定時に
「お先に失礼します!!」
と華麗に退社。


明日から旅に出る。


パッキング、終了。



行ってきます!!
(コメントの返信が遅くなるかもしれません)




驚きの連続

2017年03月16日 22時47分56秒 | Weblog
今日の喫煙所で、昔の電話が話題になった。
20代~50代が集うサロンのような会社の喫煙所。
日々、様々な話題が咲くのだが、電話機ほどジェネレーションギャップを刺激するものはない。
つい先日だと思っていた高校時代、我が家は黒電話ユーザーだった。
しかも我が家の黒電話は座布団の上に鎮座してて微妙にかわいかった。

後輩男子ほっしー(20代)は、黒電話を使用したことがないことが発覚。
それどころか、公衆電話から電話をかけたこともないそうだ。
100円玉を入れたら、通話時間が短くてもお釣りが出てこないことに驚いていた。

そんなほっしーはテレフォンカードの存在も知らず、アラフォー・アラフィフを驚かせていた。
「え?テレフォンカードってチャージできないんですか?」
と・・・!

チャージ!?
あの時代、チャージっていう概念すらなかった。
でも、私自身、社会人になってから公衆電話機で電話をかけたのは、東日本大震災の日ぐらいだ。
一家に一台の黒電話から個人がスマホを持つようになるまで、ここ20数年で電話というものは飛躍的に進歩したことを実感。

最後、先輩紳士(50代)がぽつりと「・・・電電公社」とキメの一言。



今日も新卒研修の準備をした。
そして夏服の配布で吉熊上司に相談をし、道が開けたので明日以降はそちらのほうも手がける予定。
多忙である。


今日の夕ご飯はパスタ店のナポリタン。

味付けがしっかりと付いているので美味しい。

帰宅してマニキュアを塗りなおして母と電話。
妹はオーガニック素材の生地でクマのぬいぐるみを作っているらしい。
手先が器用である。
後輩男子ほっしーがテレフォンカードにチャージ機能がないことに驚いていたが、私は妹の手先の器用さにびっくりだ。
家庭科の裁縫の作品を全て祖母にやらせていた私とは対極にある。
同じ製造元なのに。



三連休の準備もせねばならぬのに、洗濯物も干さなければならず、パニック。
仕事のみならず、帰宅後も多忙。
パタパタママ(ポンキッキ)状態である。


母の手腕は現役

2017年03月15日 23時18分54秒 | Weblog
昨晩はQPコーワを飲んで寝たせいか、若干、シャキっとした目覚めだった。
今日は少しバタバタしていて、「さあこれに取り掛かろう」と思った瞬間に「電球が切れたんだけど」という内線がかかってきたりした。



夕食は大好物の餃子。


餃子を食べると元気になる。
先日の「蓮月」の餃子も美味しかったが王将もウマーである。
一番好きなのは地元の正嗣かな。

帰宅後、洗濯機を回しながら母と電話をする。
今日は妹の通院日で、お腹の赤ちゃんはモリモリと成長しているらしい。
エコー写真を見たら、ウィンクの「淋しい熱帯魚」の振り付けみたいな姿勢をしててワロタ。
♪Heart on wave Heart on wave の振り付け。



私が母のお腹にいたころはまだ4Dエコーなんてなかった。
胎児だった私はパチンコの音に反応し、お腹の中で元気に動いていたので「男の子かもしれない」なんて囁かれていたっぽい。
胎教が、モーツァルトでもなくシューベルトでもなく、軍艦マーチだなんて、素敵すぎるぜ。
しかし、この39年の人生でパチンコをしたのは学生時代の友人に連れて行ってもらった際の「冬のソナタ」一度きり。


「お部屋の掃除をしましょうね」
と、母。
ガミガミ言うと私がへそを曲げることを、39年も私の母をやっている彼女は知っている。
アヒルの形をしたおまるに跨る幼ない私を褒めたたえ、いち早くオムツから解脱させた母の手腕は現役である。


「1日30センチ×30センチの面積だけでもいいから、少しずつ片づけましょう」
とも言われ、その具体的な数値目標に、「そのぐらいならばできるかも・・・」と素直に思う私だった。


仕事でも、具体的な目標を掲げられると頑張れる。
母の教えは幅広く応用できる。



おぼっちゃまくんのテーマソングが頭をよぎる。

「ようしゃなく きびしい人 お父ちゃまの教えは
 ゆっくりいけ じっくりやれ カメにのれ
 勉強しろ 本を読め 大物になるために
 1日1分 3日で3分 つらかとぶぁい」


39歳の今、まさか「おぼっちゃまくん」で物事に対するモチベーションを上げるだなんて。
クラスで友達と「淋しい熱帯魚」の振り付けごっこをしていたころと、脳内が然程進化していないのかもしれぬ。へけけ。




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眠れぬ森の姫

2017年03月14日 23時49分27秒 | Weblog
手帳の今日の日付には「タダメシ」と記載してある。

新しいお弁当の業者の売込みがあり、お試しということで今日のお弁当は無料だった(通常400円)。

お腹いっぱい。
冷えていたけれどもとても美味であった。

同じフロアの人が挙って注文しててウケた。

午後はひたすら経費分析をした。


夕方、吉熊上司が出張先から帰社した。
帰社してからもお忙しそう・・・。

先日の帰省で母からメロンパンをいただいたので、今日の夕食は新たにハムチーズパンを購入して帰宅。
帰りにドラッグストアに寄り、ミネラルウォーターや柔軟剤を購入した。
割引のDMがあるのとないのとでは価格が全然違う。




本棚にある「下妻物語」のパンフレットをチラ読み。


私の人生観を変えた映画を列挙するならば「下妻物語」は必ず3つの指に入る作品だ。

嶽本野ばら先生の原作も大好きだが、映画は本当に秀逸な出来で、封切されて一ヶ月は毎週レディースデーに銀座のシャンテへこの映画を見に行っていた。


このパンフレットを片手に下妻の聖地巡礼をしたのはまだ20代半ばだった。


タクシーで、小貝川、貴族の森、ジャスコをぐるりと巡るゴージャスな小旅行。
(その後、水戸線を乗り継ぎ宇都宮の実家に帰った)


パンフレットの野ばら先生、お若い!!

このときは雲の上の存在だった嶽本野ばら先生。
まさかサイン会でカロリーメイトを差し入れし「いつもありがとー」と言われる自分になるとは。


さて、明日も仕事。
最近、なかなか起きられず、今朝なんて出そうとしていたゴミを出せなかった。時間がなくて。
もう少し早く起きればいいのだが、そのためには早く寝なければならぬ。
・・・それって無理ゲーじゃね?

今日も三連休の準備が出来なかった。
てか、今、煙草が切れそう。
買いに行くか・・・嗚呼、もう。
こんなんだから早く眠れない・・・。
寝なくても元気でいられる体がほしい。



パソコンのご機嫌がなおるまで

2017年03月13日 23時59分18秒 | Weblog
ネットの、というかパソコンのご機嫌が斜めでUPするのに2時間もかかってしまった。
リセットするべく、先にお風呂に入ってしまった。





今日は吉熊上司が出張。
「行ってきまぁす」
と元気いっぱい出かけていった。

出際に様々なことをお願いされたので今日は忙しかった。
経費もしまったので経費分析などをした。
あと新卒研修の準備。


ようやくそれらをこなして退社。
喫茶店で三連休の予定を立てる。楽しみである。



夕食はぺヤングの納豆味と迷ったのだが、冷凍のお好み焼きにした。



あと、昨日母が握ってくれたおにぎり。


ありがたい。
とっても美味しかった。
お米はミルキーなんちゃらという品種のものらしい。
胡麻がかかっているのがミソ。


母と電話で話す。
実家に帰っている妹は食事の支度を手伝ってくれるので助かると母。
そのプロセスを聞いたのだが、何度も言うようだけれども料理がまったくできないというか興味が無い自分には、微分積分について語られているのと同じぐらいよくわからないし、終始「ふーん」という感想しか出ない。



パソコンがなかなか再起動しない間、久々に嶽本野ばら先生の小説「タイマ」を捲る。
小説に出てくる女の子・琴乎あい。
カート・コバーンを敬愛し、かわいいお洋服に身をつつむ、ヌードダンサー。
大麻で捕まってしまう「僕」と「あい」のイノセントな世界観に浸ってしまう・・・。
初めて野ばら先生の作品で泣いたのは「タイマ」だった。

数年ぶりに読み返したらずるずるいきそうになった。
てか、細部を忘却している・・・。
でも、「ちらほら」と「ちらりほらり」の違いを知ったのはこの小説のおかげだということは覚えている。




どこからどこまでがノンフィクションだかわからない・・・。


サイン会も行った。


野ばら先生が描くクマの絵、きゃわゆす!!

時間ができたらゆっくりと読み返してみたい。


ここまで打って・・・パソコンの機嫌が持って安堵。


さて、明日は吉熊上司が帰ってくる!
仕事、頑張ろう~。




至れり尽くせり

2017年03月12日 23時33分15秒 | Weblog
昨晩は19時少し前に雀宮に到着。
電車内で16歳年上の従姉妹夫婦に遭遇。
一昨年の叔父のお葬式ぶりである。
彼女は小学校の先生をやっており、彼女の弟は北海道でお医者様(医院長)をやっている。
今日は旦那さんと宮沢りえが出ている舞台を観に行ってきたそうだ。
見たことがないマニアックな形のヴィトンのバッグを持っていた。
肌がもうすぐ還暦とは思えぬほど綺麗で見入ってしまった。
勢いのあるパワフルな従姉妹だ。

「芋子はどう?赤ちゃん生まれそうけ?」
と、訊かれたので
「そろそろなんですよ。まあ、私が生まなかったので・・・ね」
と言うと
「色んな生き方があるんだからね。私だって一人になりたいときがあるし」
と前を歩く旦那さんに聞こえぬように言っていてワロス。

従姉妹夫婦と別れて、駅前まで迎えに来てくれた父の車に乗り込む。
従姉妹と会ったことを報告したらとても驚かれた。

実家に帰ると、妹・芋子のお腹は1ヶ月前より更に大きくなっていてびっくりした。
母ヨーコたんもすこぶる元気。

夕食は、母お手製のロールキャベツ、そして私の大好物の鯖の味噌煮。
妹が手配した乃木坂の「蓮月」の餃子もとても美味だった。



「亮ちゃん、毎日ぺヤングばかり食べているんだから栄養付けていってね」
と家族に言われたのでモリモリと食した。


入浴後も0時に寝るまで、ずっと妹とお喋りしていた。
今更だけれども、20年ぐらい前にやっていたドラマ「誰にも言えない」を我々は最近見返していて、その感想を述べ合ったりしていた。





今朝は10時ぐらいに起きた。
母ヨーコたん定食。



芋子お手製のティラミス。
超絶美味であった。




午後、栃木県立博物館に連れて行ってもらった。
自然豊かな博物館の庭は、幼少のころからよく連れて行ってもらっていた。



この西洋っぽい雰囲気が幼心にうっとりであった。



春ラン展を覗く。





庭の椅子とテーブルが薔薇をモチーフにされていてヲサレ。




せっかくなので妹と私は博物館の中に入った。
ひどく久しぶりである。


栃木の民芸品。


田中正造。



恐竜コーナーは迫力満点。



糸車で遊ぶ吉熊。



昔の子供の玩具。




ロビーからスロープを上がっていくと白根山のジオラマがある。
幼少期から、「どのあたりまでが絵なのか」という議論が我が家では勃発する。
手前は石や植物が置いてあり、奥のほうが絵なのだが、その境目が分からぬほど巧妙にできている。




森の奥を模したコーナー。
目を凝らすと・・・クマさん!!



クマさんと再会★
「やっと会えたね」(By辻仁成)










野鳥・・・カケス!!


亡き祖父は私を「カケスが鳴かない日はあっても亮子が鳴かない日はない」と呟いていたらしい。
私にとっては思い入れのある鳥。



謎のゆるキャラがいた。






博物館のお土産売り場でクマさんのストラップを買った。
虹鱒を抱える様子、内股気味なところが萌えポイントであった。



帰宅後は妹とお喋り。
ずーーーーっと話していられる。





弟の兜。




庭の雪割草。




母ヨーコたんのコレクション。



クロッカス。



夕食は、すき焼き。


久々に肉らしい肉を食べた。
妹が長ネギを切ってて、すげーって思った(私は包丁が使えない)。


20時7分の電車で帰京。
妹に
「元気な子を産むんだよ」
と言って別れた。
お腹の子には
「クマ!」
と言ったのだが、ぴくりとも動かず、ガン無視された。
次に会うときは、芋子はお母さんに、私は叔母さんになっているはず。


父は飲酒をしてしまっていたので、母が運転する車で雀宮駅まで送ってもらう。
至れり尽くせりである。


先ほど帰宅。
LINEのカメラ動画で、帰宅した旨を報告。
ニアミスだった弟にもスマホ越しで会えた。


急に思いついた帰省だが、とても楽しく過ごせた。
料理を強要されたかったのがよかったのかもしれぬ。


さて、明日からまた一週間が始まる。
三連休は自分にご褒美を企画しているので、頑張ろう。


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鎮魂

2017年03月11日 15時27分18秒 | Weblog
あの日から6年が経った。
東日本大震災。
あの日、私は外出で有楽町にいた。

2011.3.12 昨日から今日まで

電車が止まってしまっていて、どうしようかと心細かった。
自宅まで歩く自信はなく、かといって野宿する勇気もなかった。

その後は、余震に怯え、東北の惨状を知り、心を痛めた。
会社もあの日を境に大きく変わった。

今日は起き抜けに、犠牲者に鎮魂の祈りをささげた。

レアなメンバー

2017年03月11日 00時08分32秒 | Weblog
新卒の制服の試着会の準備などをした。
試着用の制服を確認したり配布書類のチェックなど、やることはたくさんある。
経費は来週に締まるっぽい。



今日は職場飲み。
管理職以下限定である。
レアなメンバーが集結した。


初っ端からガンガン飲んでしまったのだが、体調が良かったのか、悪酔いはしなかった。

後輩女子Yちゃんの息子3歳の話が面白かった(今日は旦那さんが保育園に迎えにいってくれたらしい)。
・ヤクルトにストローを挿して渡すとギャン泣き(自分で挿したい)
・ゆで卵を二つに切って渡すとギャン泣き(自分で切りたい)
→地雷がどこにあるのかわからないと嘆いていた。
息子2人を育てながらいつもマネキュアを綺麗に塗っている、女子力が高いYちゃん。
パワフルである。

そんなYちゃんに
「○○さんも甥っ子さんのイヤイヤ期を味わってみてください。すごいんですってば」
と言われて戦々恐々。
でもきっと私は「万年イヤイヤ期」だから五分だな。


今年の株主総会の話、後輩女子Cちゃんの毒舌、後輩男子ほっしーの恋バナ。
唯一中途採用Nさんの過去など、魅力満載なお話が聞けて、相当笑えた。
情報交換の場でもあるので、こういう機会は本当にありがたい。





エイヒレもおでんも卵焼きも美味しかった。
ジントニック→カシスオレンジ→カシスウーロン→カシスオレンジ→ジントニック・・・私にしては飲みすぎた~♪


今週は週の半ばに心療内科があり、いささかハードであった。
来週はもっと忙しくなるので、週末は実家で静養する予定。




「月と雷」映画化

2017年03月10日 22時00分29秒 | Weblog
角田光代さんの「月と雷」、映画化するそうだ。

初音映莉子×高良健吾主演!角田光代「月と雷」を安藤尋監督が映画化


角田光代さんの作品はどれも大好きで、「月と雷」は特にインパクトがある作品だった。



角田さんの作品は、文章を目で追うと、脳でその世界が滑らかに広がっていくという快感を得る。


「月と雷」の感想は、この日の日記に書いた。
2015年07月01日 「月と雷」

この日の日記に「映画化して欲しい」と書いたが、まさか映画化されるとは。
観たい~!
直子のダメっぷりを映像を通して観てみたいぞ!!
(直子は家事をまったくしない。たまに作るカレーも野菜が生煮えで、なぜか厚揚げが入っている。
作ったら放置をするので腐敗する。仕方なく息子の智が腐ったカレーを始末する。一日中テレビの前に座り焼酎を飲んでいる直子。)











クマ医師塾

2017年03月09日 22時00分25秒 | Weblog
昨日は心療内科デーで、待ち時間は期待を裏切らない6時間だった。
勉強のテキストとじっと対峙するも、英語の「丁寧な口頭表現の構文」で脳内が混線。
基本も忘れてるのに丁寧もクソもない・・・。
少しずつコツコツと紐解いていくしかないのだろう。


0時を過ぎたころ、受付女子が「すいません!お先に失礼します」と私に挨拶をして退勤してしまった。
レジ締めをするべく、23時ごろ、すでに会計は済ませている。
待合室に私一人!無防備すぎだろ、この心療内科。


持参した嶽本野ばら先生の「カフェー小品集」を捲る。
野ばら先生の作品で一番読み返したオムニバスである。


栞は先日の「マリーアントワネット展」でいただいたもの。
野ばら先生にぴったり。


0時過ぎ、名前を呼ばれた。
診察室で私を待つクマ医師は疲れ果てていた。
「2週間どうでしたか?」
と言われるも、その言葉をそのまま返したくなった。
クマ医師、散髪にも行けぬほど多忙らしく、横の髪が両方の耳でバウンドしている。
直毛なので正面から見ると、見事なハの字になっているので少し笑ってしまった。


仕事では予算作成が終了して今は新卒研修の準備をしている、仕事量はそんなに多くなく、色々と割り切って臨むようになったら気持ちが安定してきたことを述べた。
プライベートでは勉強時間の捻出方法を一緒に考えてくれた。
夜の勉強のほうが脳に定着するんだそうだ。へぇ。

ビジネス文書検定でも秘書検定でもそうだったのだが、クマ医師は勉強のサポートをするときが一番輝いている。瞳が。
「また合格したいじゃないですか」
と力説された。
その力説っぷりったら、四谷へゴーゴー四谷学院のCMを感じさせるほどである。
転職するしないにかかわらず、自分のブラッシュアップは必要だとも仰っていた。
その言葉でモチベーションがムクムクした。


体調面では、胃酸がこみ上げてくる逆流性食道炎がひどいのでパリエットをリクエストした。
ここずっと、夕方になると胃酸がこみ上げてきて喉をじりじりと焼く。声が枯れてしまいオカマ声なのである。


受付に誰もいない状態なので、診察室のプリンターで処方箋を印刷してもらう。
「はい、どうぞ」
と手渡された処方箋を卒業証書授与のごとく両手を受け取る。
それをバッグに入れていると
「これ、少ないのですが」
とクマ医師にスムージーを差し出しているではないか。


わ~い!!
ありがとうございます。
クマたちといただきマンモス。





ということで、今日は絶賛寝不足であった。
今日に限ってのことではないのだが、朝、なかなか起きられない。


今日のお昼はさばの味噌煮。
私の大好物だ。


あと、地元・石川県に帰省したKさん(他部署の先輩)から、「YUKIZURI」というお菓子をいただいた。
これがまた超絶美味!
雪を模したシュガーがパイにかかっていて見た目もかわいくて、加賀、すげぇって思った。
以前、石川を旅したとき、売られているお菓子の美しさ・味に感動したが、今日も然り。



夕食は、今宵もぺヤングの納豆味。




すっかり虜になってしまった・・・。
中毒性が高い。


明日は2月分の経費が締まるのだろうか。
そしたら経費分析をせねば。

そして飲み会が入っている。
正統派な花金を謳歌する予定。
体調を整えるべく、早く寝よう。


ただいま

2017年03月09日 01時50分47秒 | Weblog
心療内科から、帰宅。
これから髪を乾かして寝る。

コメントをくださってる方々へ。
お返事は明日いたします。
すいません。

うさぎ追いし かの山

2017年03月07日 22時00分48秒 | Weblog
昨日、今日と天気がイマイチ。そして寒い。
退社後、自宅近くの喫茶店でお茶をした。
喫煙席はガラスの仕切りで隔たれている。
私のほかにスーツ姿の男性三人組だけが喫煙席にいた。

彼らの会話が栃木県の高校の話なのを、私の耳は逃さなかった。
「宇東高って今、共学なんだよな」
「マジで?俺らんとき、男子校だったべよ」
「な。で、中学からあるんだろ」
などなど。

去り際、彼らに向かって
「私も栃木なんです。石高卒です」
と言い放ったら、三人とも口をあんぐりさせていた。

彼らは地元の会社員で、東京に出張に来た帰りらしい。

いつもは脳の奥底にある郷土愛が、今日はやけに芽生えた。



今日の夕食は、ぺヤングの納豆味。







においが超強烈なのだが(職場で食べたらテロ扱いされるほど)、味は納豆をあまり感じさせなかった。
ひき割り納豆が砕かれたピーナッツの如く入っていて、僅かに「これ、納豆だよな・・・」と思う程度だ。
ねばねば感も薄い。
でもクセになる美味しさだ。リピ買いするかも。



NHKの歌番組から、「ふるさと」が流れてきた。

母は、雀宮が然程好きではないらしい。
足尾の大自然に囲まれて育ったので、住宅街しかない雀宮を窮屈に感じるのだろう。

でも、私にとってはやはり故郷は雀宮なのだ。
住宅地ばかりのあの土地が。

安塚街道の道沿いにある赤い前掛けをしたお地蔵様、
縄張り争いをした西田団地の公園、
オータニーの鉄の階段、
駅前の鉄塔、
他の人から見たら何の変哲がない土地だけれども、私はもしも認知症になっても、自分が生まれ育った故郷を忘れないだろう。


あの男性三人組は、ちゃんと家に帰れただろうか。

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里帰り

2017年03月06日 22時23分21秒 | Weblog
新しいスマホで撮影してみた。
会社のロビーのお花。


従来の画像より、クリアな気がする。
時代は変わっているんだな。


今日、喫煙所でスマホを変えたことを話していたら、後輩男子ほっしーが
「IDOってナンですか?」
と聴いてきた。
・・・殺傷能力が高かった。

「auって、昔はIDOっていう会社だったの」
と説明した。
常盤貴子がCMにIDOのCMに出ていた頃、そうか、ほっしーはまだ小学生低学年だったものね。仕方がない。

私の携帯電話デビューはIDOの携帯だった。
友達が少ないので誰からも掛かってこず、家族にはだいぶからかわれた。
「携帯哀歌」っていう歌もヒットしちゃったものだから、「これ、亮ちゃんの歌じゃない?」と、そのからかいはヒートアップするばかりであった。



今日は新卒研修の準備をした。
準備をしながら緊張してきてしまった。
そして「この研修が終わる頃には自分はもう伯母さんになってるのだなあ」と感慨深く思った。


妹・芋子のお腹の赤ちゃんは、今日は若干、位置が下がってきたそうだ。
今、妹は宇都宮の実家にいる。
両親と三人で楽しそうに妊婦ライフを送っている。
14年ぶりに実家で過ごしている妹。
生まれたときには私が、暫く経つと弟が生まれるという不遇の真ん中の子である妹は、今、両親を絶賛独り占め中!
両親とコメダのモーニングとか堪能してるからね、マジで。
芋子無双、炸裂!!


今夜は、なか卯のプレミアムカレーうどんを食した。

濃いカレーの汁にトロトロのお肉が入っている逸品。


帰りに書店に寄り、スーパーで水とアイスコーヒーを買って帰宅。
ペットボトルの水はとても重くて、歩くのもままならない。
ふと、妹のお腹の重さを思った。