世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

のんびり土曜日

2012年09月22日 23時45分50秒 | Weblog
通販で購入した洋服が届いた。
前から狙っていた洋服で、今回、だいぶ価格が下落したので、購入に至った。溜まったポイントを合算させ、かなりウハウハ。

☆花柄ワンピ


ベージュのジャケットに合わせるとオフィス仕様。


生地も薄っぺらくなく、花柄も綺麗なので、買ってよかった。


☆スカーフ柄スカートとカットソーが組み合わさったワンピ。


これ、前々から狙っていた。今回半額になっていて、すげー嬉しくて、気付いたらポチっと購入ボタンを押していた。



宅急便が来たとき、ちょうど素顔で、出るのをためらった。
配達員のお兄さんに
「すっぴんですいません」
と俯きながら言うと
「大丈夫。綺麗です」
と言われた。何これ。ちょっと好きになりそう…。


一通り、新しい洋服を愛でて、その後はyoutube三昧。
煙草片手にひたすら熱唱。
休日における至福タイム。

私の十八番。
globe / Anytime smokin' cigarette



軟式globeの動画で、爆笑。
そうだよ、アホだよ♪
軟式globe 01



あっという間に夜。
最近、ちょっと油断しているとすぐに夜になる。

ちょっくら夜の街を徘徊。
本屋さんで、普段、自分が立ち入らないコーナーの本に手を伸ばしてみる。
まだ読んでいない本があったので立ち読みしただけだが、けっこう楽しかった。
小雪のエッセイとか、あと世界の拷問を集めた残虐な本とか。

喫茶店で吉熊とディナー。
ポテトのジェノベーゼパスタ。


昨日の巨大女子会の写真を同僚に一斉送信。
続々と送られてくる「ありがとうございます。また飲みましょう」メールに、安堵。


のんびりできた。

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巨大女子会

2012年09月22日 15時00分51秒 | Weblog
さっき起きた…。一週間の疲れと昨日のアルコールが、私を長い眠りへと誘った。よく寝た。
そう、昨日は巨大女子会だった。本社の女子が一堂に会する飲み会。
皆、さらっと御洒落をしていてウケた。他部署の姐さんなんて、アイシャドウが黄色だったもの。
私は赤のワンピに、赤のネイル。



各部署のノリが良い女性が企画をし、後輩女子Cちゃんが幹事として頑張ってくれた。


19時。近くの居酒屋で開始。
後輩女子Cちゃんによる乾杯。



海老フライ…三浦哲郎の「盆土産」を彷彿とさせるような勢いで、「しゃおっ」といただく。美味しい。
それにしても大きい。



経理部の叶姐さんと一緒の席。
経理部は部長がアレで、彼によるちょっとした軍事教育が行われている模様。
毎朝の朝礼で「(他部署に)負けるな!」
と洗脳されているらしい。
他にも、戦時中の日本を彷彿とさせるような部長の指導があるもよう。
「あれよ、あれ。…月月火水木金金♪」
と節をつけて軍歌を歌う叶姐さん。ワロタ。

テーブルに仕切りがあったものの、アルコールが進むに連れて移動する面々。


私は最初お姐さま方の席にいたのだが、流れ流れて、喫煙席に根を張った。
すると、いつもの喫煙所メンバーが揃い、新鮮味のない「昼休みかYO!」的な雰囲気に。
煙を漂わせて、各テーブルの動向をチェック。
「おおっと、売上管理課女子二名、姐さんテーブルにアタック~」
「Yさん、トイレから戻ってきて席が無くなっている~『私の席が~』とオロオロしてるっ」
とか。
これではねるとん紅鯨団の解説ではないか。

ねるとん解説していたら、見慣れた殿方が声を掛けてきた。
なんと他部署の部長!!
「どうしたの?凄い集まりっぷりだね」
と驚いていた。
あちらでは男子会が開催されているもよう。
これでは本当にねるとんになってしまう…。
挨拶で済んだが。


「この機会に他部署と交流したい」という各々の気持ちがあってか、皆、すこぶる流動的。
流れ流れて喫煙テーブルにやってきた他部署のYさん。彼女とはあまり話したことがないのだが、物凄く面白い子で気に入ってしまった。
気を遣っているのになぜか失言を繰り返し、経理の叶姐さんに「あんたさー、腹黒い」と烙印を押されていた。しかも勝手に源氏名「愛染桃香」を与えられていて「そんな名前、嫌ですぅ」とジタバタしてて、超可愛かった。
彼女はエレクトーンを習っているらしいことは噂で聞いていた。酔っ払った私が「あれ、Yさん、ピアニカ習ってるんだよね?」と間違えて言ったら「違いますぅぅ~。」とジタバタしながら全否定していた。
「ピアニカY田」というネーミングも勝手に与えられていた。(※参照ピアニカ前田 - JARO



注文を取りに来る若い店長に
「私に似合うカクテルを」
とキメ顔で言って、周囲を失笑させる私。
「では、『ブ・ラジャー』なんていかがでしょう」
という店員さんに
「パンティーはないのですか?」
と言って、店員を困らせた。



最後に写真撮影。
そして、なぜか私による三三七拍子で〆。
他のお客さんもびっくりするぐらいの大きな声と手拍子!

残ったメンバーで反省会。
テーブルに残った鮎とか3匹ぐらいモリモリ食べた(鮎、大好物☆)。

「Cちゃん、幹事、よく頑張ったね。ありがとう」
と姐さま方も褒めていた。
「いえいえ~。育ててくれた○○さん(私)のお陰です」
というCちゃんの言葉に全俺が泣いた。

0時近くに解散。
Cちゃんと電車に揺られながら「楽しかった」を連発。

本当に楽しかった。
それしか感想を述べる言葉がない。
思い返すと、皆の笑顔しか浮かばない。

普段すれ違う時に「お疲れ様です」としか挨拶しない関係、もしくはすれ違いもしない関係にあるの面々が、酒を酌み交わして盛り上がる快感を久々に味わった。そして、「この会社に入って良かった」とも思った。仕事は違えども、皆、会社の仲間なのだと酔った頭で熱く思った。

母ヨーコたんがよく
「独身時代、会社勤めをしていた頃が一番楽しかった」
とよく呟いているが、その意味が凄く良く分かった。
彼女は結婚前にデパガをしていた。その時、先輩が面倒見が良くて、一緒に東京に行ったりしたらしい。

また皆と飲みたい。
次回は新年会だろうか。


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東京の空

2012年09月20日 23時27分06秒 | Weblog
心療内科デー。

入室前に、いつもの道端の喫煙所で一服。
怪しい自販機を眺めながら。


真ん中のジュース、メロンクリームソーダなのに、カロリー0と謳っている。
どういうことなのだ?
ステビアとか入ってるのかな。


待合室には15人程度の人が待機していた。
2時間半ぐらいだと目論んでいたのだが、ここの心療内科は患者の声をじっくり聞くというスタンスを貫いているので、長い患者さんは小一時間ぐらいかかる。ちょうど私の前の前の女性が長く、結局、待ち時間は4時間。

角田光代の小説を読む。
やっぱり上手い。文字が美しく、また情景を紙の上に映し出す技術は圧巻。
飽きたら本棚にある「女性自身」を拝借。
YOUが歳下の殿方とデキているっていう記事に衝撃を受けた。
あと小雪のスピーディーな妊娠とか。世の中の流れをキャッチ。


さて、診察。
クマ医師、今日は非常に疲れていた。目が窪んでいるYO!

先月、皮膚科で背中の吹き出物を診てもらってことを報告。
クマ医師は漢方薬「防風通聖散」の副作用を疑ったのだが、あれを断たれると火照って困るので、「そんなことはないと思いますよ。きっと汗のせいだと思います」とシレっと返答。また図々しく、皮膚科で出された「アレグラ」と「リンデロン」を所望したら、あっけなく処方してもらえた。ラッキー。

今日は、この二週間のことをだらだらと報告。
聞くモードに徹しているクマ医師。
彼にだって助言できない分野はある。
でも聞いてもらえただけで、心がすっきりした。


仕事のことに関しては、最近忙しいので疲れているのだけれども、凄く遣り甲斐があって面白い、と報告。
幸い人間関係が良いので、分からないことや迷った時は上司に臆することなく相談できる今の環境について、クマ医師に言いながら改めて実感した。

帰り道、下町を歩きながら、空を仰ぐとぼんやりと赤かった。
雲が広がり、ネオンが反射しているからだろう。そして、今いる場所が東京だということを思い知った。
地元を離れて12年半。この街に来た時は、知り合いは誰もいなかった。今、この東京で、些細なことでも相談できる人間がいることに感謝した。


処方変更あり
パロキセチン、ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、ラベプラゾール
アレグラ、リンデロン


明日は本社の女性が集う巨大女子会の日。
赤提灯が灯る居酒屋で数十人が一堂に会するのである。
これが楽しみじゃなくてなんだろう。
「経営管理室の○○さん(私)、女子会の為に洋服を新調したんだって」
「合コンじゃないのに~」
という噂が広まっているらしい…。

明日はあの赤のワンピースで決めるのよ~!


Hirakawachi 1-chome - Tokyo


平川地一丁目の「とうきょう」に涙腺崩壊する日もあるけれど、私は元気です。


ダイヤモンドの輝き

2012年09月19日 22時53分39秒 | Weblog
朝一で、会長から稟議書の決裁をいただく。
しかも大量に。
「随分沢山ありますね」
と嫌味を言われた。
溜めたのはアナタでしょうが…と思いつつ、満面の笑みで対応。
そのあと、すぐに来客対応。
新しい制服の作成のため。
いくつかの業者さんに見積もりなどを依頼しているのである。

会長から数字をまとめるように依頼されるが、まずは稟議書のコピーを各部にデリバリー。決裁を待っている人がたくさんいるから。


コピー機には既に先客がいた。
来月結婚する後輩女子が既に使用中だったのである。
ふと彼女の左手薬指を見て、私はたまげた。
1カラット以上はあるであろうダイヤモンドが輝いていたからである。
痩せている彼女の指が一層細く見えるぐらい大きい。
しかも透明感もあり、色もいい。
あんなに重厚なダイヤモンドは、あまり見ない。
聞けば100万以上すると言う。
しかも彼女は結婚後、都内に買った一戸建てに旦那と住むらしい。

そういうことを聞いた周囲を決して卑屈にさせないのは、彼女が仕事ができて、真面目で優しい子だからなのだと、コピーしながら思う。
…それにしても、大きかった。目がくらんだ。



ダイヤモンドの価値を決めるのは4C。





ダイヤモンドの個性とも言えるカラット(重量←注:大きさではない)、
カラー(色)、
クラリティ(透明度)、
カット(全体的な形のバランスと研磨の仕上げの状態)
のことである。
それぞれの英語の頭文字をとって、そう呼ばれている。

4tトラック一台分の岩石を掘っても見つかるのはわずか1カラット。
希少性の高い石なのである。


しかし、研磨されて初めて価値がで出るダイヤモンド。
元々のグレードが良くても研磨によって価値が下がる場合もある。
このダイヤモンドの研磨については、よく人生論に用いられる。
人はダイヤモンドであり、人生経験(主に試練)によって磨かれ、そして輝くのである、と。

本当にそう思う。
削られているときは確かに痛くて辛いのだけれども、その後、その分、綺麗に輝いている…と思う(思いたい)。

毎日色々なことがある。
そんな時は「研磨されてるなう」と呪文をかけようと、大量のコピーを運びながら思った。

削られすぎて、メレダイヤにならないよう、塩梅良く、自分の人生を磨いていきたいものである。

DIAMOND-PRINCESS PRINCESS  ダイアモンド-プリンセスプリンセス




マリー・アントワネット

2012年09月18日 23時14分40秒 | Weblog
土曜日に「マリー・アントワネット物語展」に行ってからというもの、脳内でロココ祭り開催中。

酷かったのは日曜日。
図録を眺めては、ロココ時代に思いを馳せていた。
こともあろうに、現実をアントワネット仕様に脳内変換。

・聞こえてくる近所の秋祭りのお囃子→あら、庶民たちのフェスティバルね!
・カップラーメンが切れたので煎餅をボリボリ→「パンがなければお菓子を食べればいくね?」(実際にこの言葉はアントワネットが言ったものではないらしいが)

・近所の区民公園の森を横切るとき→なんて牧歌的なのでしょう!
・近所のSEIYU→ここはパリの市場よ。


会社でも、Cちゃんと話すとき「~ですこと」とか言っちゃうわけ。
以前、映画「マリー・アントワネット」を観たときも確か同じような症状が出た。
いつまで続くことやら。

ごめんあそばせ。おほほ。

マリー・アントワネット(予告編)




2001年、北京

2012年09月18日 22時45分30秒 | Weblog
同期のナオエが新店舗の店長に抜擢された。
他部署に書類を渡すついでに、新店準備室にて作業する彼女にこっそり会いに行った。

ナオエは、私と同じヘビースモーカーで、新卒研修のときは、よくつるんでいた。
公休日を合わせて合コンをしたり、飲んだりしていた。
大阪や愛知の店で実績を残し、関東に再上陸。
社長も彼女の仕事の出来を認めている。

可愛くて頭が良いのに、合コンでストッキングを被り体を張ってしまったり、ガンヲタだったり、…彼女が有するギャップは∞。
たしか新宿で開催された合コンのときは、プッチモニの「ちょこっとLOVE」を全力で踊っていた彼女…。そして私は「残酷な天使のテーゼ」で昇天。殿方たちの唖然とした表情が目に焼き付いている。
大人しくやまとなでしこを装っていた同期のサヤカちゃんが、あの場にいた一番の美男子を、ハンターのようにゲット、それが今の旦那っつーわけ。懐かしい。


久々に会うナオエは、相変わらず。
陣中見舞いにキャラメルを贈呈したら、すっげー喜んでいた。
ちょろっと話をしただけだが、何だか嬉しかった。


夕方、制服の業者さんが来社。
打ち合わせ。中国に生産ラインを持っている業者さんなので、やはり中国情勢に話が行く。

ナオエたち同期とよく飲んでいた2001年。
浜崎あゆみの「M」が流行っていたあの頃。
私は母と北京に行った。3泊4日の旅行。

西太后の別荘を観光していたら、中国人のおばちゃんに糾弾された。
けたたましい北京語で捲し立てるおばちゃんに我々一同はポカーン。
ガイドの中国人ガイドが彼女に北京語で言い返し、その場は収まったものの、後味が悪かった。
私は怒りが自分に向けられると、何か悪いことをしたのではないか、と思ってしまうんである。


国際情勢に疎く、今の反日デモの背景もよく分からないのだが、ニュースで反日と聞くと決まってあのおばちゃんの様子が甦る。
2月の冷え切った北京の空気を切り裂くようなおばちゃんの声。
何を言っていたのだろう。
一つだけ分かるのは、彼女が向けた物々しい敵意は、我々観光客だけに注がれていたのではないということである。
我々のバックに存在する「日本」という国に向けられていたこと。それは本能で理解した。

北京を去るとき、
「私たちの国と国との間には、解決しないといけないたくさんの問題があります」
と、青年ガイドがぽつりと言った言葉も、今、思い出した。


問題が平和的に解決することを望む。


僕だって踊れるよ

2012年09月18日 22時43分19秒 | Weblog
引き続き「リズムコイン!」に興じる。
相棒・吉熊もハマっている。

「僕だって踊れるよ」
と、吉熊。

あとで、こっそり披露してね。


ハイホー♪

2012年09月17日 21時53分25秒 | Weblog
吉熊上司がパソコンからコピー機にデータを飛ばし、出力しようとすると、必ず詰まる。
経営管理室長の彼が出力する書類は社外秘の数字がぎっしりと書かれたものである。

出そうとすると、不穏な音を轟かせ、やがてコピー機は停止する。
その様子はまるでコントのようだった。

「コピー機の中に、実は小人がいて、意地悪してるんじゃね?」
っーのが我々経営管理室一同の一致した意見である(やや真顔で)。


以下、小人の囁き。

「おいー!なんだか難しい数字の羅列のデータが来たぞ!」
「マジで?」
「てか、俺、無理。やる気ねーわ」
「俺も」
「('A`)マンドクセ」
「さぼっちゃおうぜ」
「だな」
って言う具合。


印刷だけではない。
たまに陥る仕事関係の不幸は、みんな彼等、小人たちのせいなのだ、きっと。



ようやくプリントアウトしたそれを役員さんたちに配布。
某役員さんに、
「書類の、この綴じ方、嫌だ」
とか言われる。
この綴じ方をすることによって、カウンター料金が安くなる。
経費削減にもなりますよと力説。
しかし、
「嫌だ。嫌だようー」
の一点張り。

小人じゃない困ったさんが、ここに…。

「かしこまりました。吉熊室長にその旨を申し伝えます」
と撤収。
面倒くせーな。やれやれだぜ。


小人と言えば、白雪姫と七人の小人である。
ハイホーハイホーの、アレだ。
中学校2年の理科の二分野で「肺胞」の学習のとき、塾や学校で、必ず男子が「ハイホー♪」と歌ったものである。

ハイホ~


白雪姫の七人の小人とは、実は小人ではなく子供である。
中世のドイツでは、狭い坑道でも自由に動ける子供たちを鉱山の労働者として使うことは普通に行われていた。
鉱山で働く子供たちはまるで老人のように見え、そのほとんどが成人する前に死んで行ったという。

そう考えると、この歌が物悲しく聞こえてくる。
ハイホー…。

さて、明日も仕事。
七人の小人同様、労働者の私は経費分析で一日が潰れるだろう。
ハイホー。

てか、ハイホーってなんなんだろうな。



今日の夕御飯。
油もんと煙草のベストコンビネーション。
そこに珈琲と好きな作家の活字。
至福のひととき。




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教師びんびん物語Ⅱ

2012年09月17日 21時14分37秒 | Weblog
土日、教師びんびん物語ⅡのDVDを観賞した。

(あらすじ)
徳川龍之介(田原俊彦)がひょんなことから東京・御茶ノ水の名門私立小学校「聖橋大学附属小学校」(ロケ地は昭和第一高等学校。)に赴任し、中学受験を目指す児童たちを教えることに。慣れない進学校での勤務でも相変わらずの熱血指導を行う徳川と、受験戦争の中で苦しむ児童達とのふれあいを描いた。


懐かしい~!
当時リアルで小学校6年生だった私。

担任は、東京で塾教師をしていて、臨時教員としてやってきた若い教師だった。
彼がこのドラマに感化されていたことは幼心に感じていた。
放送翌日は、堂々と「教育とは愛だ」と教壇で述べていた。
「あの台詞、昨日トシちゃんが言っていたよね」
と女子の間では失笑されていた。

非常に分かりやすい先生だった。


でもさ、分かる!
このドラマ、良い!!
友人がこのドラマに感銘を受けて教師になったが、その気持ちが分かる。
当時感じなかった、管理教育へや弾圧する上司に対抗する熱意とか。
この歳になって、気付くことが盛りだくさん。
新たな発見である。

安田幸男(萩原流行)と島津響子(梶芽衣子)のプラトニックな子弟愛も良い。



ごめんよ涙 田原俊彦






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充電

2012年09月16日 23時24分26秒 | Weblog
夏の疲れが一気に出たらしい。夕方までひたすらゴロゴロ。
起き上がれば起き上ったで、カップ焼きそばを片手に、煙草をふかしながらYouTube三昧。

15時から2時間ほど、昼寝。よく寝た。寝すぎて背中と腰がほんのり痛い。
だらだらと化粧をし、ブロー。
今年最後の出番になるであろう白のシフォンのブラウスに袖を通す。スカートは黒のシンプルなミディアムなフレア。

近所では、祭が開催されていた。



池袋へ。
ルミネを徘徊。
女子会に着ていく服をブラブラと見る。

ボルドー色のワンピースを購入。一目惚れ!!
これにパールのネックレスを合わせちゃったりなんかして。
エルメスのスカーフも合うかも。

私はよく赤が似合うと言われる。自覚は薄く、どうしても黒い服ばかりを選んでしまう。
そんな私の大冒険なんである、このワンピースは。



サンシャイン近くのBOOK・OFFへ。角田光代と、瀬戸内寂聴の本を買う。次回の心療内科の待ち時間で読もう。
しかし、それにしても暑い。
歩いていると、じっとりと汗をかいてしまう。まるで香港のようだ。
サンシャイン通り周辺はいつも賑やかだ。
大学時代、池袋を徘徊する時は道に迷わないか、ドキドキしていた。


ニューヨーカーズカフェで夕御飯兼一服。


吉熊とハンバーグ丼を食する。久々の肉。


そう言えば、昔、ここは別の喫茶店だった。
大学時代、彼氏と会う前、ここでノンノを読みながら時間を潰すのが常であった。

そんなことを煙を吐きながら思い出す。

さて、明日から、また仕事。世間は三連休だが。

来週は、業者との打ち合わせが多いので、緊張する。新たな制服のプレゼンを任されているんである。合間をぬって、経費分析もしないと。社長は海外出張だし、またまた気が抜けない。
水曜日は歯医者、木曜日は心療内科、金曜日は社内巨大女子会。

新たな週を前に息を整える。
街のあちこちに眠る過去の私に恥じないよう、前に進み続けよう。




マリー・アントワネット物語展

2012年09月15日 23時55分14秒 | Weblog
横浜の「そごう美術館」で開催されている「マリー・アントワネット物語展」を堪能。初日だったが、けっこう空いていた。



マリー・アントワネット、好きだ。享楽的で、お洒落で。
学習漫画で見たマリー・アントワネットが着ているドレスに魅了された小学生時代の私。
「羽飾りには宝石を付けてね。お金のことなどかまいません」という彼女の台詞をまで覚えているということは、やはり何度も読み返したのだと思う。たしかあのページだけ、読み過ぎて本の芯が破けていた。


でも、どちらかと言うと、彼女のお母さんである、マリア・テレジアの方が好き。
幼いころのマリア・テレジア。
何この美少女っぷり。


2000年、パリに行った。
ベルサイユ宮殿でうっとりしたのは言うまでもない。



「こんにちは。僕、吉熊」
「あら、珍妙なクマが来たわね」




さて、本展。
小規模なのかな、と思っていたがけっこうボリューミーだった。
クラブオンカード使用で200円安く、1,000円で入場。浮いたお金で音声ガイドを借りた。
アントワネットは作曲家でもあったらしい。
この音声ガイドでは彼女作曲の音楽も楽しめる。曲名「ロマンス」。ほわわ~んとした綺麗な曲だった。すっかり夢見心地である。


14歳8ヶ月の若さで嫁いできた頃のアントワネット。14歳8ヶ月ったら、まだ中学3年生じゃん。


内向的なルイ16世とは水と油みたいな性格の不一致があったようだが、四人の子供に恵まれて、案外幸せだったんじゃないだろうか。ルイ16世は生涯、側室を持たず、アントワネットだけに愛を注いだっぽいし。

マリー・アントワネットと子供たち


腕に絡まる長女だけがフランス革命を生き延びた。
母親に甘える様は今の私のようだ。←34歳なのにマザコン。





アントワネットにはお抱えの女流画家がいた。
ヴィジェ・ルブランである。
彼女の描くアントワネットの絵、好き。

昨年の3月、ヴィジェ・ルブラン展に行った。
2011年3月27日 ヴィジェ・ルブラン展

その時も見た肖像画。



当時の香水入れ。



アントワネットの肖像が描かれた小物入れ。
優美である。



他にも、針にダイヤモンドがあしらわれたアントワネットの時計、当時のフランスを描いた絵画などが展示されていた。
ショックだったのは、アントワネットが処刑されたときに発行された記念メダル…。あと、公開出産の絵…。
なんだか複雑な気分…。


奥の一室は撮影可能。


「我が家へようこそ!」
吉熊、そこはヴェルサイユ宮殿の鏡の回廊ですよ。


シャンデリア。


マリー・アントワネットのドレスはフランス革命のどさくさで焼失してしまった。
これは再現されたドレス。


この絵のドレスである。



このブルーのドレス、超私好み。
こういうのを着用し、舞踏会でジュリアナを踊りたい。




当時のかつら。
段々派手になってきて、こんな高さに。
頭が高すぎて部屋に入るのに一苦労とか、まるで何かのコントみたいである。


当時のモテヘアカタログ。


そんなかつらを着用できるコーナーにて。
学芸員さんに、「似合います!!こんなに似合う方はいらっしゃいません」と絶賛された。



池田理代子先生が描くマリー・アントワネット。



37歳という若さで革命の渦に飲み込まれ、断頭台の露と消えたアントワネット。
亡命に失敗し、一家が幽閉されたタンプル塔では、家族でチェスを楽しんだり、楽器を演奏したり、子供の勉強を見るなど、束の間の家族団らんの時があった。
しかし、そんな家族と別れさせられ、コンシェルジュリー牢獄に移され、その後裁判が行われたが、死刑判決。
ギロチンで処刑された。

マリー・アントワネットって、ギロチンされるほど、悪い人ではなかったんじゃね?っつーのが、私の総合的な感想である。
民衆の大衆心理の方が怖い。


12月15日に公開予定の映画『マリー・アントワネットに別れをつげて』も楽しみである。
映画『マリー・アントワネットに別れをつげて』予告編



華やかな時代に触れて、脳内ロココ祭り開催中。
帰宅後、ガイドブックを捲り、どっぷりと浸ってしまった。




予行演習

2012年09月14日 23時11分21秒 | Weblog
今週も無事終了!
火曜日から怒涛の忙しさだった。
魅惑の晩酌タイム。
つまみはSEIYUで20%オフになっていた生春巻き。
林真理子先生の「戦争特派員」で、主人公・奈々子がパリのベトナム人街で生春巻きを食するシーンがある。
20%オフという嬉しい価格だけではなく、きっとあの光景が私の中で深く印象に残っていて、それが私にこの商品を購入させたのかもしれない。



今朝は防災訓練があった。いつもより早く出勤せねばならず、ちょっちうんざり。
本社の社員全員で、総務室男性による消火器の使い方の説明、社員による119番通報の実演を眺める。
最近、店から本社にやってきた男子が119番通報をするよう任命された。彼と消防のやり取りがマイクで拡張され、フロアに響き渡る。
こともあろうに、その男子、電話番号を誤っていた…。社長の目が一瞬、鋭く光っていた…。こぇえ。

そんなスリリングな朝を越え、朝から経費データの加工、役員に配布する会社四季報のまとめなどをする。夕方、明後日の定期清掃のアナウンスをし、一日が終了した。


来週末は、近所の居酒屋で、本社の女性数十人が一堂に会する巨大女子会が開催される。
超楽しみ!!こんなこと、前代未聞である。

他部署のI江姐さんが、最後の最後まで「緊張するから…」「苦手だから…」と断っていた。
経理部の叶姐さんが、そんなI江姐さんを脅す勢いで誘ったらしい。
「亮子ちゃんの隣の席を空けておくから。I江さん、おいでよ」
と。
「いや~、人見知りするんで…」
と答えたらしいI江姐さん。
22年も会社にいるのに、今更、人見知りもねぇべよ?と思いながら、私も必死に口説いた。
I江姐さんは、仕事ではマシンガンをぶっ放す勢いなのだが、どうも女子同士の交流は苦手っぽい。

我々の口説きの甲斐があってか、「じゃあ…」と、I江姐さんは出席することに!
全女子社員が感動。
「I江姐さん、来るんだって~」
「マジ!?」
と女子がトイレで囁くほどのニュースになった。

喫煙女子チームは一角に隔離されるっぽいので、私とI江姐さんは同じテーブルになる。
(喫煙女子の絆はかなり強い)

「大勢で飲むのが苦手だとか言って、I江係長が一番ノリノリだったりして!楽しみにしていますよ」
と私がI江姐さんに言うと、彼女は、シャネルの基礎化粧品で整えた白い頬をポッと赤く染めた。
可愛すぎて全米が泣いた。

ということで、「ほろよい」で一週間後の飲み会の予行演習。

来週末、定時を迎えた女子達が沈没前の船のネズミよろしく、さっさと退社していく様を見て、男性社員がどう思うのか?
それを想像し、一人で笑ってしまう。

来週もフルに働いて、週末に美味い酒を飲みたい。








益子焼

2012年09月13日 23時06分57秒 | Weblog
愛媛県在住のマイミク・GASOLINE★SODA殿の奥様が、益子焼がお好きとのこと。
そのことを聞き、元栃木県民の私はとても嬉しい。

喫煙所仲間の殿方のお母様も益子焼のファンで、コレクションしていると聞いた。

すげー、益子焼。
重厚な色合いとぼってりとした肌触りが特徴の、あの益子焼。

私も一つだけ、益子焼のカップを持っている。
一人暮らしを始めたその年の秋に購入したんだっけ。
食器はあまり持っていない(コンビニか外食中心なので使わない)のだが、ティーカップやマグカップは好きで、気にいると買ってしまう。最近は自粛しているが。

たまにはこれでティータイムといきませう。


益子秋の陶器市 
開催期間 2012年11月1日(木)~5日(月)

益子町観光協会

 
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粛々と

2012年09月13日 22時12分55秒 | Weblog
吉熊上司が朝から外出。
後輩女子Cちゃんと二人でお留守番。

電話でいただいた吉熊上司からのミッションを遂行。


「早く吉熊さん、帰ってこないかな~」
とCちゃんと言いながら待った。
まるで子供の留守番である。
Cちゃんは昨日の外出の報告書を作成、私は新しい制服の大体のデザインを考案。
粛々と。

夕方、疲れた顔をして吉熊上司が帰ってきた。
私もCちゃんも、
「キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!」
という表情を隠せない。


☆上司が出張から帰ってきたとき、秘書A子が行うことを挙げなさい。
という問題は、秘書検定の頻出問題だ。

・出張で使った費用を精算
・不在中の報告
・上司が出張から戻ったことを関係部署に連絡

などが模範回答。
最後の「上司が出張から戻ったことを関係部署に連絡」は、当社では社長のみに適用。

さっそく吉熊上司の交通費を清算しようと出金伝票を書くが、
「これ、違うよ」
と指摘され、あぼーん。
吉熊上司、書き直していた…。

報告後は、笑いが飛び交う、いつもの経営管理室に戻った。


夕方、喫煙所から見た風景。


だいぶ日が詰まってきた。
そう言えば、蝉の声も最近聞かない。
入道雲も輪郭がぼやけてきた。


粛々と秋は近づいているもよう。

そっと、夏が零れていく。

東京の空の下










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リズムコイン!中毒

2012年09月13日 00時18分02秒 | Weblog
「うちの旦那がハマっています」
「クマに旦那を取られました」
「旦那がクマばっかりやって相手にしてくれません」
と、既婚の後輩女子たちがみんな嘆く。

彼女たちから旦那を奪った犯人はスマホのアプリ「リズムコイン!」である。




「これ、面白いよ」
と女子数人に教えたら、ばぁっと広まり、みんな、あっという間に「リズムコイン!」中毒。
当事者のみならず、その配偶者も中毒者に…。アヘン戦争ならぬ「クマコイン!」戦争が勃発しそうである。

北海道旅行の写真を整理していたら、こんなものが。
たしか登別駅に貼ってあったポスター。
リズムコイン!のクマだったのな。
さっき、気付いた。



2012年の夏はクマ三昧だった。
瞼を閉じると、夏の光の中に佇むクマばっかりが浮かび上がる。
旅先のクマ、アプリのクマ…。





そして、吉熊。