世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ぜんぶニンニクのせいだ

2021年09月03日 23時52分01秒 | Weblog
昨日は心療内科デー。待ち時間1時間半。
待合室に入り、受付を済ませて奥の方の席に腰かけようと座っている男性の側を通過したとき、マスク越しでもわかるぐらいのニンニク臭を感じた。だからなるべく彼から遠くの席を選んで座った。それでもうっすらと臭くて辛かった。さらに彼はずっと咳をしていた。いちいち気に障る。定期的に「…ングッ…ングッ」と発するのでイライラしてしまう。
やがてそのニンニク男は診察を終えて会計を。彼の次回診察日を盗み聞きして「この日だけは避けよう」と脳内チェック。

待合室では吉熊とクマクマタイム(本を持参するのを忘れた)。



なんでこんなにかわいいの!?


見てる…!



ニンニク男が去って5分後、私の名前が呼ばれたので入室。
覚悟はしていたけど…うん!臭いね!
クマ医師と私の間には塩ビの板が張り巡らせてあるのでクマ医師も臭いと思っているかはわからないが、密室なのでたぶん「くせーやべー」と思っているはず。

いやー、本当に臭かった。待合室での予感がなければ何かのテロだと思ってしまうほど。冒頭、診察に集中できなくて焦った。

鼻で息をしないようにしながら、
「ほうでずでぇ。このでぃしゅうがんでずが…(そうですねぇ。この2週間ですが…)」
と前回の診察から今日までのことを報告。

職場では周囲との距離感をとることを心掛けていることを報告。
一方で、やはり他人の目を気にするあまり、気を張り巡らせて疲れてしまっていることもクマ医師の話術で告白することに。

あとイライラしてしやすいのは「ぜんぶPMSのせいだ」とクマ医師、力説。
まるでJRの広告「ぜんぶ雪のせいだ」ばりに。


別件でのクマ医師の一言がけっこう強烈だった。
精神科医の言葉はメスより鋭いっていうけど、昨日の彼のそれは日本刀だった。でもおかげで客観的に自分の気持ちを俯瞰するきっかけをもらえた。今後どうするかは別として、考えるきっかけにはなった。

なんだかんだで診察時間は長く、結局、ニンニク臭が充満した診察室に30分ほどいた。

処方変更なし
マイスリー、ソラナックス、防風通聖散、パリエット、当帰芍薬散

帰宅して風呂に入ってもニンニク臭が鼻について離れず、胃がむかむかしたのでパリエットを飲んで寝た。
本当、迷惑な話である。私もガーリック味は好きだが、あんなふうに周囲に迷惑をかける食べ方はしたくないなと思ってしまった。
一体どんな食べ方をしたら、あのレヴェルのニンニクテロリストになれるのだろうか。



9/3(金)
今日も雨。ここ最近毎日雨である。涼しいのは助かるが空が暗いので気分が萎える。
月初なのでちょっこし忙しい。
稟議書に添付する書類をカラーにすることに成功。
せっかく上司や社長に見てもらうのだもの。見やすいほうがいいじゃないか。
誰も教えてくれないので自分であれこれいじって身に着けるしかない。

夕食は大戸屋。
すけそう鱈と野菜の黒酢あん定食にした。私の大好物である。
「週に一度は定食を食べるように」と母から言われている。
母の言うことは絶対なのでなるべく遵守しようと思う。


サクサクした衣に黒酢あんが程よい感じで絡んでいて実に美味しい。


野菜がたくさん摂れるので大満足。


今週は寒暖差が激しかったからか、一週間ずっと体調がすぐれなかった。

クナイプの湯にゆっくりと浸かりながら目を閉じると、眼球の奥から疲れが溶けていく実感があった。


明日明後日は休みなので、気の向くまま過ごし、疲れの塊を溶かしてしまいたい。