世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

クリスマス・イブ

2018年12月24日 22時43分28秒 | Weblog
今日はクリスマス・イヴ。
安定の仕事。つーか、今日から6連勤務。さらに正月は3日から仕事でその週と翌週の土曜日が出勤・・・マジでつらたん。でも以前のように知らない職場に応援に出されることがないだけマシか。そう思わないとやってられない。同僚とLINEで慰め合いながらの出勤。
それにしても昨日のバレエは良すぎた。脳内で花のワルツ、ヘビロテ。気を抜くと三拍子のリズムで歩いてしまう。


実家に送ったクリスマスカードが届いたもよう。
毎年欠かさず送っている。
喜ぶ両親の顔を思い浮かべながらしたためたカードを、母は捨てずに取っておいてくれているらしい。嬉しい。


母ヨーコたんはクリスマスが好き。
母が話す60年前の自身が体験したクリスマスの話を聞くと心が温まる。
ケーキはバターケーキしかなかった、サンタは来てくれる年と来なかった年があった、とか。
松の盆栽に綿や豆電球でデコレーションしていたという話は微笑ましさMAXである。

私の幼少時代のクリスマスの思い出は・・・母の手作りケーキとラザニア、ハンバーグの中にゆで卵が入ったやつ。
1メートルぐらいのクリスマスツリー、紙でできた円錐の帽子、カセットテープでエンドレスにかかっていたクリスマスソング。
いつも残業している父がこの日は急いで帰ってきてくれた。
シャンパンのふたを開ける際の音で食事が開始される。
ケーキを食べながら
「ねえ、明日サンタ来るかな?」
と本気で尋ねてみたりした。

翌朝起きると、父の部屋か押し入れにサンタさんからの贈り物が置いてあった。
母と一緒に見たおもちゃ屋さんのチラシで指差した商品が届いていて吃驚したものである。
サンタさんはエスパーだと本気で思っていた。私が欲しいものを分かってくださると信じて疑わなかった。
またローマ字で書かれたメッセージも添えられている!!
プレゼントを持ったまま、サンタさんにお礼を言いたくて妹と急いで玄関を出た。
まだそこら辺にいるであろうサンタさんを捜索したっけ。

本気で信じていたサンタさん。
っていうかいまだに信じているからね。マジで。


色々なことを考えてみると、母は子供のころに自分がしてもらいたかったクリスマスを行いたかったのだと思う。
そのぐらい情熱的なクリスマスであった。
戦後数年しか経っていない自分の幼少期とは違い、当時はバブル期だったし、そこそこ物がある豊かな時代だった。
だから自分が味わいたかった「クリスマス」を子供たちにプレゼントしてくれた。
そして幼少期の自分にも。


子供たちと作る手作りケーキ、松じゃないクリスマスツリー、与える側になったけど毎年子供の笑顔が見たくて家計をやりくりして用意したプレゼント。


30年以上も前のクリスマスの思い出。
両親には感謝してもしつくせない。
本当によくしてもらった。
あの二人の娘でよかった。
ありがとう。


そのお礼として、クリスマスカードとわずかなお小遣いを送っている。
そんなんじゃ足りないって思っているけど、送らずにはいられない。

メリークリスマス。



仕事の後、てんやで天丼を食べた。クリスマスだから上天丼。


その後、クリスマスミサへ。

様々な国の人々が集まっていた。





んでもってケーキを買って帰宅。
太るので明日食べよう。


来年もこんなふうに過ごせたらいい。


Over A Thousand People Came Together To Break a Record And Bring This Moving Christmas Hymn To Life