世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

くるみ割り人形

2018年12月23日 22時43分20秒 | Weblog
東京国際フォーラムへ。
Iさん(美人)とデート。

キエフ・バレエ —タラス・シェフチェンコ記念 ウクライナ国立バレエ—の「くるみ割り人形」。







人生初のバレエ鑑賞がキエフ!!

バレエ鑑賞が初体験ならば、「くるみ割り人形」も小学生の時に絵本で読んだだけな私。
Iさんが予めフライヤーを送ってきてくれていたので、そちらで予習。


2階席のS席だったのでオケピの様子も見られた。(ちなみにチケットもIさんが取ってくれた)

クララ役の人が可愛くて悶絶。同じ人類とは思えぬほどの細さと美しさであった。何食べてるんだろう。

あとリフト!踊り子が男性に支えられてふわっと浮くの!あれって信頼関係がないと怖くてできないと思う。すげぇ。バレエ、すげぇ!!

「花のワルツ」で夢見心地MAX。ヤバい。こんなに素敵な世界があるんだ・・・!と心から思った。


くるみ割り人形の恩返しというストーリーもぐっとくる。
吉熊もいずれ私をおとぎの国へ案内してくれるのだろうか。


バレエのすごさを知った。鑑賞中一秒も飽きなかった。
冗談抜きで生きていてよかったと思った。ありがとう、Iさん。


高校時代の英語の先生が「世の中知った分だけ視野が広くなる」って言っていたけど、今日ほどその言葉を実感した日はないというぐらい、脳みそが覚醒した。

Iさんは嶽本野ばら先生がきっかけでお友達になった。
今年の1月のノバラ座のとき、偶然、同じホテルに宿泊した仲である。
ちなみに翌朝、モーニングの湯豆腐を食べた仲でもある。

アーバンなセンスと美しい顔立ちを持ち、物事を多角的に深く考えてそれを言葉にできる女性。
年下なのだが私の数億倍しっかりしている。
会う度に自分の至らなさを痛感する。


そんなIさんとアイリッシュパブで忘年会。





その後しっぽりとお茶を飲んで語る。


笑いすぎて腹筋が痛い。
あと今日は野ばら先生の「カフェー小品集」のお話ができて嬉しい。

「諦念とタンゴの調べ―クンパルシータ」「モンチッチの誇り―光」・・・水を得た魚のように語ってしまう。


Iさんにいただいたクリスマスプレゼント。
「未必のマクベス」(早瀬耕)、ネイルバームとバスソルト。


あとプログラムもいただいた。


今日の舞台を追体験。



右のアンナさんが今日のクララ役。



嗚呼、明日から6連勤(最終日は大掃除)。
夢のような今日と明日からの地獄のような日々との落差が激しい・・・!