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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

あーやんなっちゃった あー驚いた

2016年08月19日 | Weblog
今朝、覚醒した瞬間、「風邪を引いたな」と思った。
喉の痛さ、そして動き出す前から感じる全身の虚脱感でそう実感した。
昨晩はずっと咳が出てて嫌な予感はしていたのだが見事に的中してしまった。

熱はあまり無くて、少々の鼻水、そして咳と痰だけの風邪だ。
食欲は普通。
今日の日替わり弁当は、高校生男子が食べてそうなハイカロリーなもの。
三色弁当。


旅行の疲れも出たのかもしれない。
這うように出勤し、仕事を粛々と進める。



帰宅後、薬箱をひっくり返す。
風邪薬を大捜査!

銀のハルシオンやパキシルも発見。
懐かしい。こんな時代もあったのね。





なぜか薬箱で吉熊サイズのウクレレを見つけた。



吉熊「さあ!歌おう!」
ナグ「よしくま、向きが左右逆だよ」

♪あーやんなっちゃった あー驚いた・・・。


それにしても薬箱にウクレレが入っていることに自分でもびっくりした。
片付けができない人は「物に住所をつける感覚で、置き場所を決めればいい」と何かの本で読んだことがある。
全然実践できてないよね、自分。
色んなものが漂流してて、住所不定甚だしい。

♪あーやんなっちゃった あー驚いた




今日知ったのだが、嶽本野ばら先生が新刊を出すらしい!!
キター!!


「落花生」

Amazonの内容紹介には

「人は一から遣り直すことなど出来ない。過去はチャラにならない」(あとがきより)。
2015年4月23日、小説『下妻物語』などで知られる作家・嶽本野ばら氏は麻薬及び向精神薬取締法違反により、逮捕されました。
二度目となった薬物での逮捕と、依存症治療の日々、およそ30年ぶりに過ごす故郷・京都、そして、図らずも取り戻した家族との時間——。
著者が、これまで隠してきたドラッグや逮捕、自身の創作活動への思いと、伏せてきた家族ついて、初めて自らの言葉で綴られます。
本書は、嶽本野ばらの反省文であり、告白文です——。


とある。
早く入手して読みたい。



夏風邪は冬に引く風邪とはまた違う質のものだと、長年の経験から知っている。
数日間は喉に違和感を覚え、寒いんだか暑いんだか自分でも分からないほど体温が暴走するんだ、きっと。
少しでも早く直したいので、今夜は早く寝よう。





ハノイ旅行1日目

2016年08月19日 | Weblog
8/11
ハノイ旅行1日目。
安定の一人旅。

今年は羽田発の午後便なので楽チンだった。
2013年の台湾旅行以来の羽田空港。


自分でチェックインする。窓際の席は既に埋まっていた・・・残念。



保険に入っていないことに気づき、高校時代の友人K子ちゃんが働く保険会社の保険に空港で加入。



荷物検査・イミグレを通過して目の前に広がる免税店に興奮。
煙草とアナスイの化粧品、そして父にグッチの香水を購入。



ゲートでいつ呼ばれるかドキドキしながら待つ。




嗚呼、ドキドキする。



飛行機(VN385便)に乗り込む!!
キャビンアテンダントさんのアオザイ姿に心躍る。
「シンチャオ」と挨拶をしたら笑顔で「シンチャオ」と答えてくれた。


後ろの席の男性1がバックパッカーらしく、テンション高めで隣の席のバックパッカーの男性2に話しかけていた。
男性1「俺、昨日ハノイに行こうと思い立って来たんすけど~あはは」
男性2「ええ~、そんなんだ。宿はどうするの?」
男性1「まだ決めてないんすけど、旧市街の安宿にしようかと思ってるんすけど・・・あは」
・・・この会話が永遠5時間続くのである。
しかも機内サービスのビールをたらふくお代りしていた。居酒屋状態である。
入国審査の際、男性1に話しかけられた私。
「これから一緒に飲みましょうよ」と誘われたのだが、やんわりと断り、ダッシュ。
面倒くせー。


機内食は安定の美味しさ。
洋食がなくて日本食。
でも美味しかった。




豚カツ、肉が柔らかくて、あんかけも味付けが良かった。


ドリンクは、大好きなジントニックを注文。
二杯目は白ワイン。最高!!



トイレに行く際に空を撮影。
他の飛行機が見えて大興奮。

噂には聞いていたが実際に目にすると不思議な気分になる。
飛行機がまるで止まっているかのように見えた。
やがてその飛行機は下降し、雲の下に沈んで行った。

天使の梯子も見られた。神々しい。


5時間のフライトの後、夜のノイバイ空港でガイドさんと待ち合わせ。


バスの中で、同じホテルに滞在予定のN夫妻と仲良くなった。

ノイバイ空港。どことなく雀宮駅に似てなくもない。






空港からホテルまで1時間。
バイクの波に興奮。
そうそう、去年のホーチミンもこうだった。
ガイドさん曰く、ポケモンGOをしながらバイクを走らせるものだから事故が多くなったらしい。
それでなくても、この国では交通事故で一日30人以上が亡くなるというのだから、驚く。
また、今年はみんな、今大流行の「ダナン」(ベトナムのリゾート地)に行くのでハノイの旅行者が少ないとも言っていた。


ホテルはサニー ホテル ハノイ 3。
安定のツイン。
一人には広すぎる。

水のサービスはありがたい。



Wi-fiの接続に苦心し、ようやく妹にLINEで報告。
セーフティボックスにパスポートを預けたいのだが、できなかったのでホテルマンを部屋に呼びつけた。
また枕銭用のベトナムドンがないことに気づき、慌ててフロントで両替。

1時に就寝。


ハノイ旅行2日目

2016年08月19日 | Weblog
8/12
ハノイ旅行2日目。
鶏の鳴き声で起きたの、人生初かもしれない。

身支度を終え、モーニングを食べに、11階の食堂に行く。
客は私一人。
コックさんにオムレツとフォーを作ってもらった。
超絶美味だった。
久々のベトナムコーヒーもコクがあって満足。






吉熊「フォー!僕、これ大好き」
私も大好きよ!!




モチモチしてて優しい味がした。

まずはHISのハノイ支店に行ってみようとホテルからタクシーで行く。だいたい300円ぐらい。



カウンターの日本人女性Mさんに「3日目のハロン湾ツアー以外、何も予定がないんです」という身の上話をする。
4日目に市内観光(半日)を申し込み、そのほか、色々と親身になって相談に乗ってもらった。
私がしたいことなどを話すと、説明しながらマップに色々と記入してくれた。

晴天だったのでホアンキエム湖まで歩くことに。
バイクの波にびびりながら。




撮影会しているカッポー。


フランス風な建物が多くて歩いているだけでも楽しい。






銅像をパシャリ。


振り返るとホアンキエム湖だった。



柳の葉から漏れ出る湖。実に風流だ。







半日観光を申し込み、お財布が乏しいことに気づく。
両替屋さんで両替してもらい、ケンタッキーでクールダウン。


道を渡るのも一苦労。





naguでナグちゃんの兄弟を発見。


妹の旦那さんにクマを購入。



旧市街をぷらぷら。
ハノイ大聖堂。



バイクのクラクションに驚きながら、街を楽しむ。






HISのMさんが教えてくれた蓮茶の店に到着。
テレビに出た有名店だ。


お茶の試飲。


確かに美味しい。
母ヨーコたんにお買い上げ。

店の主人に「あなたがおススメするチェーの店を教えてください」と尋ね、教えてもらう。
英語も通じない女性店員に「チェー・・・チェー」と言い、出てきたのはこちら。

チェー!


ココナッツとライチのチェーらしい。

私が考えていたものとは若干異なるが、如何せん、喉が渇いていたので美味しくいただいた。70円ぐらい。




またひたすら歩く。

劇場。


お寺。


お寺のインコ。かわいい!


外国人バックパッカーがスマホで何かを撮影していた。


何?と思って見上げたら、この混線模様!


暫く歩き、「マーマイの家」に到着。
ベトナムの古民家だ。
1万ドン(約50円)の入場料を支払い、中に入ってみた。




古いタイプライター。


二階に上がってみる。


ベトナムは間口の幅で税金が変わるので、ウナギの寝床のような建物がデフォらしい。





ベランダに出て空を仰ぐ。
バイクのクラクションがふと遠くなる。
・・・嗚呼、自分は旅に来たのだとひどく実感する。






ここの軒先にもインコがいた。





さて、また歩く。



しかし歩きつかれた。お腹も空いてきた。
タクシーに乗る。

目指すは5月にオバマ大統領がお忍びで出かけたブンチャー屋。


オバマ大統領 お忍びでハノイ名物に舌鼓





住所を印刷したものをドライバーに見せながら「オバマ ブンチャー」と言ったら、すかさず「OK」。




レバンヒュー(Lê Văn Hữu)通にあるブンチャー屋フーンリーン(Hương Liên)(住所:24 Lê Văn Hữu)。

到着!どうかブンチャーが売り切れていませんように。




店内にはオバマ大統領が来たときの写真が掲げられていた。


邦人はいない。
隣の席に座っていたサイゴンからの観光客と意気投合。乾杯をした。


「オバマコンボ」85000ベトナムドン。


ハノイビール付き。
ビールを氷入りのグラスに注ぐのって初体験かもしれない。


ブンチャーは、つけ麺。
ハンバーグというか、つくねみたいなものが入っていて香ばしい。



揚げ春巻きは、ピーナッツの味がほんのりとしたのだが気のせいだろうか。





帰りはタクシー。
ホテルまで300円ぐらい。







バイクの大洪水。

翌日はハロン湾ツアーなので早めに寝た。


ハノイ旅行3日目

2016年08月19日 | Weblog
8/13
ハノイ旅行3日目。

朝食。フランスパンが超絶美味。


世界自然遺産ハロン湾までのバスツアーに参加。
初期のドラゴンボールのモデルになったという風景を見ることができる。

ガイドは男性で、子持ちの30歳男性。
子供のミルク代を稼ぐため、ガイド以外に竹を炭にする仕事もしているらしい。



ハロン湾まで片道3時間。


イオンを通過。


そして水牛。



途中バッチャン村という陶器で有名な村で降ろされる。
アンティークの陶器はウン万円もする。






吉熊、かくれんぼ。


店先から道路を眺める。


水槽で飼われている魚。



2つめの店で半額コーナーを発見。
半額で自分用に湯のみを、正規の値段で妹に小物入れ(お皿?)を購入。
料理をしないので、食器購入には積極的になれない。
飾り用の鍋敷を買っても飾らないと思う・・・。


4階は工房になっている。





再びバスに乗る。


家々の様子が面白い。
個性豊か過ぎる建物の数々。
庭はなく、どの家もベランダを広く取っているのが特徴的。


店先で子供をあやしたり、店番をしながらおしゃべりをしている人々の暮らしを垣間見る。
面白い。
いずれもプラスチック製の椅子に腰掛けているのが印象的だった。




途中ドライブインに寄る。
ここは枯葉剤による障害者の方が働いているので撮影禁止。

女性店員たちと話す。
明らかに私に興味を持っているもよう。
「あなたたちのトレンドは何?例えばお洒落や音楽など」
と質問をしたら
「私たちにはお金がありません。お洒落したいけど」
と返答された。

これには言葉が出なかった。
といっても20万円のスタールビーの指輪は買えないし。
精々1枚50円の粗悪な絵葉書を買うぐらいしかできない。
私が普段、宇宙に興味を持ったらそれに関するDVDや書籍を購入することは、彼女たちにとっては恐らく贅沢なことなのだろう。


バスの中で少し寝て、車窓に島々が見えてきた。
おおおおお~!

船着場でトイレに行ったのだが、超絶汚かった。


船に乗り込む。
気分はタイタニック。


空は曇っていたのだが、それはそれで雰囲気があっていいんでないかい。
天候次第によっては欠航もするらしい。



クルージングしながら、海鮮料理を味わう。











同じテーブルには岐阜から来たMさん夫婦とその息子(東京在住)がいた。
息子は喫煙者らしく、船の上で風景を観ながら一緒に煙草を吸った。

船上生活者がカブトガニなどを売りにくる。
海老は1匹30ドル。
買って調理してもらえるらしいが、私は頼まなかった。






隣のテーブルではサンボマスター似の男性三人組、地元企業に勤務する中年男性1人が打ち解けていて、すっかり大盛り上がりだった。
ハノイビールを水のように飲み干し、お土産の刺繍を売りにくる女性との値引きの駆け引きをして楽しんでいた。


食後は風景に見入る。








鶏が接吻をしている様に比喩される岩。







やがて島に到着。


鍾乳洞散策。
小学生のときに行った福島のあぶくま洞に似ていた。

湿度半端無い。
化粧が半分落ちた。


鍾乳洞内の様子は大変美しくライティングされてて幻想的。



自然光が差し込む場所も息を飲むほどであった。








再び船に揺られる。



バスに到着。
来た道を辿る。




水牛の群れ。




暗くなるにつれ、店の明かりが目立つようになる。
日中は暗くて店舗の奥まで見えなかったのに、照明が灯ると店の奥の陳列まで見えるようになる。
人々は夕暮れまで外でお喋りをし、子供をあやし、何かを食べ、そしてぼんやりしていた。

道路の料金所。



ハノイのホテルに到着。
バスから降りると20時近くになっていた。
外食でもしようかと思ったのだが雨が降ってきたので、やんぴ。
柿の種を食べて入浴し、寝た。

ハノイ旅行4日目

2016年08月19日 | Weblog
8/14
ハノイ旅行4日目。

朝食。


大好物のドラゴンフルーツに会えた。



この日は市内観光(半日)に申し込んでいた。
8:45にホテルのロビーに集合。
昨日ハロン湾ツアーで同じテーブルだったMさん一家もこのツアーに申し込んでいた。


生憎の雨・・・。
蒸し暑い。


●ホーチミン廟
建物を囲むように既に多くの人が並んでいた。
見られる曜日が限られているうえ、10時半までに並ばなくてはならない。
9月から数ヶ月、メンテナンス期間に入るらしい。


ここでホーチミンの遺体を見学。
特別な防腐処理をされたホーチミンさんの遺体を二列になって見学する。
私語厳禁、撮影厳禁。
並んでいる最中もお喋りをしていると傍で立っている衛兵に睨まれながら注意をされる。

オレンジ色の照明に浮かび上がる遺体。
隣のM夫妻の旦那さんがそっと手を合わせながら見学していたのが印象的だった。

白い制服を着用した衛兵に四方を囲まれながら永眠するホーチミンさんは、痩せこけていて、でも豊かな髭がふさふさしてて、今にでも起き上がってきそうなぐらい生々しかった。視覚的にこの旅行で一番瞼に焼き付いている。
林真理子先生の「戦争特派員」に描かれていたとおりだった。


広場で記念撮影。


ガイドさんがホーチミンさんについて熱く語る。
ベトナムではホーチミンさんについて学ぶ授業が小学生ぐらいからあるとのこと。
色々な思想があるけど、どんなベトナム人にとっても彼は心の拠り所らしい。

私は彼については、NHK特集「映像の世紀」で得た知識しかないが、彼を近くに感じた。


ホーチミン廟の文字の部分はルビーでできている。
中の建物の木材は全て白檀。
贅を尽くした建物である。



ホーチミンさんの簡素な家やパレードに乗ったときの車を見学。




ここでも衛兵を見た。







●一柱寺
ここで拝むと子供が授かりやすくなるらしい。
私には無縁の願いである。

一本の木で支えられている寺は蓮の花をイメージした寺。
凄い技術だ。






●学廟
昔、ここに大学があったらしい。
孔子を奉る寺。


すごく雰囲気がある庭。





偉人の功績を称えた石碑は亀さんに支えられている。
おぼっちゃま君!?





庭の植木にドールがいた。


かわいい。ほのぼの。


どこか中国の空気を感じる。




孔子様。


お線香が乱立。



お土産売り場。


獅子は二匹の子持ち。






●土産屋で休憩
総じて高い。高すぎる。
ナグの偽者が売られていた。
「ナグですか?」
と女性店員に尋ねたら
「Yes・・・」
と小声で返答された。
質感、硬度が明らかに本物のナグとは違う。
お値段は本物のナグと同じ。他の客は見破れなくても毎日ナグと接している私は見破れるもんね。
蓮のお菓子も、蓮のお茶も軒並み高い。
まあツアーだから仕方が無いか。

外で煙草を吸って時間をつぶした。
椅子に腰掛けて雨で煙るバイクの群れを眺めていたら・・・あれ?・・・店先でぼんやりしているベトナム人の気持ちがわかった気がする。楽しい。楽しいのである。これは個人的に大発見であった。


出発間際になり、ビーズでできたバッグに手を取っているとMさん家族のお母さんが「私もこれ、いいなって思っていたの」と声をかけてきた。

1つ6,200円。
2つだと1個5,000円にすると言う。
Mさん母と散々悩み、結局買わなかった。
Mさん母は「うち、車で通勤してるやろ?誰にも見せへんから、あんなお洒落なバッグ買っても仕方あらへん」と言っていた。
確かにゴージャスで普段遣いには向かないデザインだった。
けれども・・・今となってみれば・・・買っても良かったかなとちょっこし後悔。
まあ、縁物だからと自分に言い聞かせる。


再びバスに乗り、ホアンキエム湖・旧市街へ。




naguなどの日本人受けする店の通り。


ここでツアーを離脱。

HISのカウンターまでバスで送ってもらい、再び、デキる女性Mさんにこれからを相談。

10ドルでアオザイを着用してシクロに乗れるオプションがあるらしい。
さっそくアオザイ着用。
Mさんのアドバイスで「刺繍があるアオザイがオススメです」とのことだったので、蓮の花が刺繍されているものをチョイス。



シクロったら、去年ホーチミンで怖い目に遭ったアレか。
でもHISのだから大丈夫だろうと思いそのままシクロに乗った。



小雨の中、シクロの運転手は私を乗せてホワンキエム湖と旧市街を進む。
「あれはガバメント」
「あれはオペラハウス」
と説明してくれた。





すぐ横をバイクがもの凄いスピードで走り抜けていく。
怖かったけど、運転手に命を託した。


それが仕事だといえばそれまでだ。
けれども、雨が降る中、私を乗せて一生懸命に一時間も運転して、雨が上がれば前面のカバーを取り外してくれ、きちんと客に気を遣ってくれる彼に泣きそうになってしまった。

降りる際、「煙草は吸うか?」と尋ねたら「Yes」というので、一本、チップとして払った。
嬉しそうに顔をほころばせる男性。

カムオン(ありがとう)。



HISのカウンターで衣装を脱ぎ、オバマさんが食べたブンチャー屋まで歩く(近かった)。
あの味が忘れられない。
でも道に迷い、そこらへんの店先の女性にその旨を申し出たら、店を離れてブンチャー屋まで案内してくれた。



ブンチャーと再会。
舌に味を焼き付けた。
嗚呼、なんて美味しいのだろう。










Mさん中毒と化した私はまたHISのカウンターまで歩く。

途中、路上で散髪してもらっている人を発見。
時間がゆったりと流れている。



酔った足取りで到着。



Mさんに「スーパーに行きたいんですけど。ヴィンコムセンターのアドレス、分かりますか?」とお願いしてプリントアウトしてもらった。
ヴィンコムセンターは去年、ホーチミンで利用した大型デパートだ。
ブランド品からスーパーの食材までもがゲットできる素晴らしい施設なのである。

ハノイのタクシーは、アドレスがあれば連れて行ってくれる。

Mさんに別れとお礼を言い、タクシーに乗り込んだ。

ヴィンコム、到着。


スーパー、発見。


国営なので荷物を預けて入場。
邦人は見当たらぬ。
英語もあまり通じないディープさと商品の安さに興奮。

ばらまき用のお土産と吉熊上司・ほっしーのお土産のハノイビールを購入。
千円ちょっとで済んだ。
ヴィンコムセンターの近くのホテルの受付でタクシーを呼び、滞在するホテルまで帰った。(300円ぐらい)

明日は朝が早いので19時にはホテルに到着し、パッキングをする。
土産などでトランクがパンパン。

21時就寝。


ハノイ旅行5日目

2016年08月19日 | Weblog
8/15
ハノイ旅行5日目。
朝5:10にホテルへピックアップのバスが来るので4:00起き。
緊張していたせいだろうか、何度も目が覚めた。

5:00に同じ便でハノイ入りをしたN夫妻とロビーで挨拶。チェックアウトをする。
バスは他のホテルでもピックアップをしたのだが、ハロン湾ツアーで一緒だったサンボマスター似の三人組がバスに乗り込んできたときは驚いた。

ノイバイ空港まで1時間ほど。
ガイドさんに「オバマ大統領が泊ったホテル」を尋ねた。
どうやら「JWマリオット・ホテル」という高級ホテルらしい。


朝の薄暗い中、ハノイの人が働きだす様子が浮かび上がる。





この個性的な建物ともお別れか。


やがて空港に到着。


自分でチェックイン。
交渉して、窓際席をゲット。

バスで渡されたお弁当を手荷物検査の手前の椅子で貪り食う。
新鮮だからゆで卵が風味豊かだった。



イミグレ、荷物検査を通過。荷物検査ではなぜだかハイヒールも脱ぐ羽目に。




免税店を覗くがどれも高い。

スーパーで150円ぐらいだったコーヒーが500円ぐらいになってる。
空港価格、半端ない。
化粧品も羽田空港の免税店で買ったほうが安い。


VN385便。8:00発なのに7:30になってもアナウンスされない。
どうやら8:40発に遅延になったもよう。
サンボマスター似三人組に「まだ時間があるのでブラブラしてきます」と言って喫煙所に向かう私。
喫煙所に入室する間際、サンボマスター似三人組の一人が私を追いかけてくれ、「出発ゲートが29から20になりましたよ!!」と教えてくれた。彼がいなかったら、一服後、29番ゲートに戻り、「・・・誰もいないYO!」とパニックになっていただろう。ありがとう、サンボマスター似の男子。






8:45頃、ようやくハノイを発った。

両脇上部からもわっと何かが出てきた。



さようなら、ハノイ。
夢のような夏休みはやがて雲に覆われた。


機内食。
これこれ、アールグレイのプリン。去年食べたときに感動した味だ。



窓の景色。
大地の神秘を感じる。



朝が早かったので、30分ほど転寝。



一人ぼっちの私を案じて、キャビンアテンダントのお姉さんが色々と親切にしてくれた。
機内が暗くなったとき、ライトを点けないで読書をしていたらライトを点けてくれたり。
ベトナムエアライン、好きだ!!


日本時間17:00前、羽田空港に到着。
嗚呼、これからあの日常の日々が始まるのね・・・。



ハノイはホーチミンに比べ、派手さはないけれどもしっとりとした古風な街という感じだった。
コロニアル調の建物もホーチミンに比べて多かった気がする。
アニメ「ドラゴンボール」のモデルにもなったハロン湾の雄大な景色に、些細なことでくよくよするのが馬鹿らしくなった。
あと何と言っても、アメリカで一番有名な人と同じものを500円で食べられたことが嬉しかった。
アオザイコスプレもできたのも大満足。


今回の旅も去年同様、素敵なものになった。
・無理をしない。
・自分を過信しない。
・物を買うときはよく考える。
上記を遵守できたことが奏功したのかもしれない。


ベトナムの人たちがまっすぐに前を向いてバイクに乗る様子が瞼に焼き付いている。
彼らの、はにかみながら、でもちょっと好奇心を含んだ眼差しも・・・。

あの人たちが、悲しい目に遭うのは嫌だと思う。


また一年、頑張ろう。
お金を貯めて、来年もどこかに行きたい。