世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

眩しい季節

2015年05月02日 23時38分57秒 | Weblog
昨日はあまり眠れなかった。酷い悪夢を見たのである。しかも豪華三本立て。そのなかで一番印象的だったのは、二番目に見た夢だ。
本社から店舗に異動になる夢で、店舗用制服を某役員(店舗を取り仕切っている)に渡されるという意味不明なものだった。しかも某役員から「似合う」とお墨付きをいただくという。
吉熊上司や後輩男女、本社女子ネットワーク構成員や喫煙所クラスタとの別れによる寂しさ、それに仕事が変わってしまうという恐怖で、目覚めた。パジャマの脇のところがぐっしょりと濡れていた。

何度か寝返りを打ったのだが、浅い眠りに身を委ねることに疲れてしまい、私にしては珍しく9時に起床。目覚めが悪く頭がぼーっとする。
パソコンを立ち上げるも、起動しない。最近ご機嫌斜めだったのだが、いよいよお逝きになったもよう。仕方がないので、修理を依頼した。その対応した女性がこちらの親身になってくれて好印象。嬉しくなった私は心を開き、これから宇都宮の実家に帰省することを話した。電話を切る際に「ご実家、楽しんできてくださいね」と言われ、この業者にして良かったと思った。

荷物のパッキング、宅急便の受け取り、振り込みを済ませ、いざ雀宮へ!with吉熊。

風景を橙色に染める五月の夕方の日差しが、車窓から見えた。車内は然程混雑しておらず、他の客も長閑な車窓を目を細めて眺めていた。

雀宮に到着!


父クマパパが車で駅まで迎えに来てくれていた。ありがたい。

この鉄塔を見ると雀宮に帰ってきたのだと思う。


ただいまー!
台所に立つ、母ヨーコたんはまた少し痩せたもよう。ダイエットをしているらしく、肩幅が急に減った。大丈夫なのだろうか。痩せて着られる洋服が増えて本人的にはご満悦らしい。
お菓子とコーヒー豆を両親に贈呈し、夕御飯をいただきマンモス。

いただきまーす!


正嗣の餃子、ぶり、マカロニサラダ、美味しい!!
「亮ちゃんは何だって美味しいんだよね」
と笑いながら母が指摘。そうなのだ。私は食に対するこだわりやハードルが低い。でも、それにしても、母の料理は特別美味しい。

母ヨーコたんに、吉熊の補修を依頼した。一年半、吉熊とは同伴出勤をしている。鞄の内側の部分と吉熊の突起した鼻が擦れてしまい、吉熊の鼻が磨耗しているのである。
最近母は鞄など、様々なものを修理して繕っているらしい。吉熊のプチ整形を彼女に依頼したら快く引き受けてくれた。


30分後、吉熊、りりしくなった。



プチ整形、成功。ヘルタースケルターのりりこもびっくり!
執刀医ヨーコたんに感謝である。yes!ヨーコたんクリニック。


両親とぺちゃくちゃと話をし、ゆっくりと風呂に浸かり、今これを打っている。(スマホで)

煙草を吸いながら縁側に腰かけているのだが、満月一日前の月がとても綺麗に見える。あまりにも月が煌々としているので、春の大三角がアルクトゥールスしか見えない。

寒くもなく、そしてまだ虫の音も聞こえない、初夏の夜。
今宵こそはじっくり寝たい。
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