世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ガマの油

2014年06月24日 22時58分04秒 | Weblog
心療内科デー。
待ち時間3時間。まずまず。

今日の待合室にはカーネルおじさんみたいな外国人がいた。フィリピン人や中国人の女性の患者さんは見たことがあるけれども、彼みたいな人は初めてである。
名前を呼ばれると、カーネルさんは
「ハーイ!センセエ!!」
とハイテンションで診察室の入っていった。
如何せん、カーネルさんは声が大きいらしく「ベリーベリーなんちゃら・・・」と声が筒抜け。クマ医師、英語で対応したのかな。

診察が終わり、カーネルさんは受付のお姉さんと次回予約のくだりで困惑していた。
小型パソコンを駆使し、ようやく次回予約を完了して豪快に笑いながら去っていった。
待合室が一気に静かになった。


待ち時間では、「白蓮れんれん」(林真理子先生)を読み直した。「花子とアン」の蓮子様が主人公。数年前に読んだはずなのだが、内容をほとんど忘れていることが判明。
そういえばドラマ「花子とアン」の主題歌「にじいろ」
「まぶしいエッ ガオノオクニ」が「眩しい笑顔の奥に」、「こんなにも 人おしい」が「こんなにも愛おしい」という歌詞だったのだと最近判明した・・・。あの時間は、アクセサリーを着用したりして忙しい。歌詞をまじまじと聞いていないことも要因なのだが。それにしても聞き取りにくい。口ずさみながら、いつも「まぶしいエッ ガオノオクニ」って歌ってしまう。ガオノオクニってなんだよ、と突っ込みながら。




さて、診察。
クマ医師、今日は爽やかに白いお洋服を着用なさっていた。


この2週間をクマ医師と一緒に振り返る。
亮子の「Back to the Future」

社内の人間関係を一緒にたどるときに、どうしても苦手な人の前では挙動不審になってしまう自分を掘り返される。
やっぱね。やっぱプロだよ、精神科医って。負けたよ、降参。平凡な会社員の演技なんて赤子の手を捻るぐらいの勢いで見破っから。
「どうして苦手なんでしょう」
と聞かれて、ガマの油のガマになった気分。変な汗かいた。



「生理前、どうですか?」
と聞かれた。
PMSを緩和する漢方薬を処方されて半年。
若干イライラはあるけど、「あー、私は今生理前だからイライラしているのだなあ」という自覚があるので、前のように豪快に他人に八つ当たりすることは減ったというか、自分をコントロールする余裕が生じている気がする。

「自覚があるというか、あってほしいというか、あるべきなんだなと・・・」
といつものように煮え切らないふうにぼそぼそと言う私にクマ医師は爆笑していた。
「そうですね。自覚があるのはいいことです!」
と言いながら電子カルテに何かを記載していた。


薬の確認をされておしまい。

処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、カームダン、当帰芍薬散


帰るときに「この前のあれ、ありがとうございます」と言われた。
いつも栄養ドリンク等のお土産をくれるので、前回、癒し系の品物をお返しとして贈呈したのである。


さて、あと2週間、乗り切ろう。


最近、大きな仕事が一段落したので、細かいことを中心に行っている。
月末に株主総会と経費の締めで忙しくなりそうなので、「プレ月末」と称して、月末に行うことを前倒しで攻めるのである。
明日も頑張ろう。

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