世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

お誕生日おめでとう!母ヨーコたん

2014年01月15日 22時09分21秒 | Weblog
今日は寒かった。でも、この寒さ、嫌いじゃないかも。夏の暑さによる絶望感よりは少なくとも好きだ。
体調も夏に比べればマシ。体も動く。

人は自分の誕生した季節に強いという。私は2月4日生まれ。だから寒さへの耐性が強いのかもしれない。

今日1月15日は、母ヨーコたんの誕生日だ。
62年前の今日、彼女は栃木県の足尾で生まれた。
随分寒い時期に生まれたんだな。
やはり彼女も寒さに強い。
ヨーコたんを産んだ祖母は、出産前日に大好物の干し柿を食して体が冷え、生まれてきた時のヨーコたんは紫色だったそうだ。

厳寒の栃木は本当に寒い。足尾は、私が育った宇都宮よりも標高が高い所に位置するのでもっと寒い。
母曰く、銭湯の帰りに濡れたタオルをブルンブルン回しながら歩いているとタオルが凍るらしい。

そんな足尾に母は中学2年生までいた。
足尾銅山で働いていた祖父の仕事の都合で宇都宮に移り住み、デパガ時代に父と出会い、結婚して私が生まれた。

母は、子供に「お金の貸し借りをしない」「挨拶をする」「遅刻はしない」などという基本を徹底して教えてくれたが、それ以外のことについては、かなり自由に育ててくれた。

私が小学生の時、私や友達と一緒に遊んでくれることがあった。
面倒をみるというより、本人が遊びたかったに違いない。
そのぐらいハッスルしていた。

マチュピチュへ旅に出たり、広告で安いものがあれば自転車を漕いで遠くのスーパーに買い物に行ったり、作る料理が美味かったり、手先が器用で、地味な好奇心を持っていて、純粋で面白い母ヨーコたん。

励ましてくれたり注意喚起をしてくれたり、一緒に笑ったり、泣いたり、…私の最大の理解者である。

今日の電話。
「今、悩み事、何もないよ」
その一言で私は救われた。

私を産んでくれた母、母を産んでくれた祖母、祖母を産んでくれた曽祖母、そのまた上の人々に感謝だ。

お誕生日おめでとう!ヨーコたん。


母が描いた絵手紙・シクラメン



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そんな日も

2014年01月15日 20時58分22秒 | Weblog
12月の経費が締った。
今週中に経費分析を終え、来週からいよいよ予算作成モードに入る。
毎年、本当、2月~3月は忙しい。
ブログを読み返すとよく分かる。


今抱えている仕事を手放さないように、ポジションから外されないようにしなければ。
雑用ばかり頼まれて本当、THE・雑用係になる前に。

林真理子先生の去年の著書「野心のすすめ」で、女は最初はウサギちゃんになって周囲に可愛がられなくてはならない。
しかし、若い子が入ってくるので、いつまでもウサギのままではいけない…強いトラにならなくてはならない、と書いてあった。

今、もしかすると私はトラになる時期なのかな…いや、もしくは遅すぎたのかな…と最近よく思う。

心療内科医クマ医師曰く、私は頼みやすいタイプの人間なんだそうだ。
私もそう思っていた。思うようにしていた。
しかし露骨に雑用ばかりをこれみようがしに頼まれるとちょっと凹む。
「それぐらいご自身でやれよ」と思うこともしばしばある。
こんなことしかできない人間としか思われていないのかなと自己評価に暗い影を落とし、やさぐれてしまいそうになる時もある。

そんな日もある。