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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

人間は孤独だ。だから、だからこそ・・・

2011年12月21日 | Weblog
「今日、会社が終わった後、お時間ありますか?」
と、隣の席の後輩女子Cちゃんに言われた。
夕方。
稟議書の受付を終えた後に。
特に用事はないので
「ないよ。どうした?」
と言うと、
「つけ麺食べに行きませんか」
とのお誘いだった。

私たちの利用する駅は駅ナカが充実している。
お菓子屋さん、雑貨屋さん、カフェ、洋服屋さん…etc。
その中でいつも長蛇の列ができているつけ麺屋さんがあって、我々は気になっていたのである。

定時に会社を上がり、電車に乗ってそのつけ麺屋さんへ。
今日もやっぱり長蛇の列。
しかし、回転が早いので10分ぐらいで席に着くことができた。
カウンターの中の店員さんが吉熊上司に似ていて、二人でこっそり爆笑。
「明日、吉熊さんに報告しましょう。『昨日、つけ麺作ってませんでしたか?』って」
とCちゃん。
そうだね。
報告・連絡・相談は基本だものね。

ワクワク、ぐーぐー(腹の音)で待っている我々の前に出てきたのは、
「特製つけ麺」


こってりなのにあっさり。
なるほど。
これはくせになる味である。
魚っぽい味がした。
麺は、ツルっとした食感で若干柔らかめ。

「期待を裏切らなかったね~」
「行列ができるのも分かりますね」
と二人で幸せな気分のまま、駅ナカを散策。

輸入雑貨店で怪しい食品を見てはキャーキャー笑い、
フレグランス店で色々な香りを嗅いで、変な香りに「げー」と気持ち悪くなったり。
ちょっとした女子的時間を体感した。

続いて駅の改札を出て、喫茶店へ。
私の行き付けの店だ。
柱時計が優しく時を刻む、昭和のレトロ感を売りにしたこの喫茶店。
Cちゃんはその雰囲気に興奮。

Cちゃんはプリン。
私はコーヒーゼリー。



いつも会社で喋ってるのに、気付けば1時間半も喋っていた。
社内の噂話&妄想話で爆笑。

あと、最近読んでいる「孤独を生ききる」(瀬戸内寂聴)。
その中で
「本当の愛は無償。見返りを求めてはならない」
というくだりがある。
Cちゃんにそのことを言うと、
「え…求めちゃいますが?ん?駄目なんですか?」
と、しれっと返答。
やっぱそうだよね。
「我々はまだ若いんだ。だから(見返りを求めても)仕方がないんだ!!うん。きっとそうなのだ」
という結論に漂着。
でも私は知っている。
彼女が旦那さんから、すっげー愛されていることを。



秋葉原にある写真館で、アゲ嬢のコスプレができる店がある。
そのことを話したら
「一緒に行きましょう!」
と、ノリノリなCちゃん。
私は擦れているからいいが、Cちゃんは純真な子である。
大丈夫かな…。旦那さんに怒られないかな…。
「旦那さんは、だいじ?(栃木弁で大丈夫?)」
と言うと、
「全然だいじですよ!」
と。
アゲ嬢コスプレ…楽しみがまた一つ増えた。

アルコール抜きの忘年会みたいな女子会。
気軽に誘ってくれるCちゃんに感謝。

瀬戸内先生が仰るように、人間は孤独だ。
だけど、だからこそ、こういうひと時が華やかに幸せに感じられるのではないだろうか。
一つ一つの出来事に感謝していきたい。


我が家のイケメン三人組

2011年12月21日 | Weblog
我が家のイケメン三人組。
仲良し☆

一番右が、先日、銀座のテディベア展で購入したキャメルくん。
真ん中が、今年、母ヨーコたんがロンドンのウェストミンスター大寺院で購入してきてくれたウィリーくん。
一番左が、心療内科の受付にいるクマと同じクマ・クマ先生。