「今日、会社が終わった後、お時間ありますか?」
と、隣の席の後輩女子Cちゃんに言われた。
夕方。
稟議書の受付を終えた後に。
特に用事はないので
「ないよ。どうした?」
と言うと、
「つけ麺食べに行きませんか」
とのお誘いだった。
私たちの利用する駅は駅ナカが充実している。
お菓子屋さん、雑貨屋さん、カフェ、洋服屋さん…etc。
その中でいつも長蛇の列ができているつけ麺屋さんがあって、我々は気になっていたのである。
定時に会社を上がり、電車に乗ってそのつけ麺屋さんへ。
今日もやっぱり長蛇の列。
しかし、回転が早いので10分ぐらいで席に着くことができた。
カウンターの中の店員さんが吉熊上司に似ていて、二人でこっそり爆笑。
「明日、吉熊さんに報告しましょう。『昨日、つけ麺作ってませんでしたか?』って」
とCちゃん。
そうだね。
報告・連絡・相談は基本だものね。
ワクワク、ぐーぐー(腹の音)で待っている我々の前に出てきたのは、
「特製つけ麺」

こってりなのにあっさり。
なるほど。
これはくせになる味である。
魚っぽい味がした。
麺は、ツルっとした食感で若干柔らかめ。
「期待を裏切らなかったね~」
「行列ができるのも分かりますね」
と二人で幸せな気分のまま、駅ナカを散策。
輸入雑貨店で怪しい食品を見てはキャーキャー笑い、
フレグランス店で色々な香りを嗅いで、変な香りに「げー」と気持ち悪くなったり。
ちょっとした女子的時間を体感した。
続いて駅の改札を出て、喫茶店へ。
私の行き付けの店だ。
柱時計が優しく時を刻む、昭和のレトロ感を売りにしたこの喫茶店。
Cちゃんはその雰囲気に興奮。
Cちゃんはプリン。
私はコーヒーゼリー。

いつも会社で喋ってるのに、気付けば1時間半も喋っていた。
社内の噂話&妄想話で爆笑。
あと、最近読んでいる「孤独を生ききる」(瀬戸内寂聴)。
その中で
「本当の愛は無償。見返りを求めてはならない」
というくだりがある。
Cちゃんにそのことを言うと、
「え…求めちゃいますが?ん?駄目なんですか?」
と、しれっと返答。
やっぱそうだよね。
「我々はまだ若いんだ。だから(見返りを求めても)仕方がないんだ!!うん。きっとそうなのだ」
という結論に漂着。
でも私は知っている。
彼女が旦那さんから、すっげー愛されていることを。
秋葉原にある写真館で、アゲ嬢のコスプレができる店がある。
そのことを話したら
「一緒に行きましょう!」
と、ノリノリなCちゃん。
私は擦れているからいいが、Cちゃんは純真な子である。
大丈夫かな…。旦那さんに怒られないかな…。
「旦那さんは、だいじ?(栃木弁で大丈夫?)」
と言うと、
「全然だいじですよ!」
と。
アゲ嬢コスプレ…楽しみがまた一つ増えた。
アルコール抜きの忘年会みたいな女子会。
気軽に誘ってくれるCちゃんに感謝。
瀬戸内先生が仰るように、人間は孤独だ。
だけど、だからこそ、こういうひと時が華やかに幸せに感じられるのではないだろうか。
一つ一つの出来事に感謝していきたい。



と、隣の席の後輩女子Cちゃんに言われた。
夕方。
稟議書の受付を終えた後に。
特に用事はないので
「ないよ。どうした?」
と言うと、
「つけ麺食べに行きませんか」
とのお誘いだった。
私たちの利用する駅は駅ナカが充実している。
お菓子屋さん、雑貨屋さん、カフェ、洋服屋さん…etc。
その中でいつも長蛇の列ができているつけ麺屋さんがあって、我々は気になっていたのである。
定時に会社を上がり、電車に乗ってそのつけ麺屋さんへ。
今日もやっぱり長蛇の列。
しかし、回転が早いので10分ぐらいで席に着くことができた。
カウンターの中の店員さんが吉熊上司に似ていて、二人でこっそり爆笑。
「明日、吉熊さんに報告しましょう。『昨日、つけ麺作ってませんでしたか?』って」
とCちゃん。
そうだね。
報告・連絡・相談は基本だものね。
ワクワク、ぐーぐー(腹の音)で待っている我々の前に出てきたのは、
「特製つけ麺」

こってりなのにあっさり。
なるほど。
これはくせになる味である。
魚っぽい味がした。
麺は、ツルっとした食感で若干柔らかめ。
「期待を裏切らなかったね~」
「行列ができるのも分かりますね」
と二人で幸せな気分のまま、駅ナカを散策。
輸入雑貨店で怪しい食品を見てはキャーキャー笑い、
フレグランス店で色々な香りを嗅いで、変な香りに「げー」と気持ち悪くなったり。
ちょっとした女子的時間を体感した。
続いて駅の改札を出て、喫茶店へ。
私の行き付けの店だ。
柱時計が優しく時を刻む、昭和のレトロ感を売りにしたこの喫茶店。
Cちゃんはその雰囲気に興奮。
Cちゃんはプリン。
私はコーヒーゼリー。

いつも会社で喋ってるのに、気付けば1時間半も喋っていた。
社内の噂話&妄想話で爆笑。
あと、最近読んでいる「孤独を生ききる」(瀬戸内寂聴)。
その中で
「本当の愛は無償。見返りを求めてはならない」
というくだりがある。
Cちゃんにそのことを言うと、
「え…求めちゃいますが?ん?駄目なんですか?」
と、しれっと返答。
やっぱそうだよね。
「我々はまだ若いんだ。だから(見返りを求めても)仕方がないんだ!!うん。きっとそうなのだ」
という結論に漂着。
でも私は知っている。
彼女が旦那さんから、すっげー愛されていることを。
秋葉原にある写真館で、アゲ嬢のコスプレができる店がある。
そのことを話したら
「一緒に行きましょう!」
と、ノリノリなCちゃん。
私は擦れているからいいが、Cちゃんは純真な子である。
大丈夫かな…。旦那さんに怒られないかな…。
「旦那さんは、だいじ?(栃木弁で大丈夫?)」
と言うと、
「全然だいじですよ!」
と。
アゲ嬢コスプレ…楽しみがまた一つ増えた。
アルコール抜きの忘年会みたいな女子会。
気軽に誘ってくれるCちゃんに感謝。
瀬戸内先生が仰るように、人間は孤独だ。
だけど、だからこそ、こういうひと時が華やかに幸せに感じられるのではないだろうか。
一つ一つの出来事に感謝していきたい。



