いったい何なんだっていうんだろう。
今日は本当に疲れてしまった。
魂を「プニュ」っと押すと、疲労物質が「ドピュ」っと拡散しそうだ。
一人が好きなの。
一人じゃないと嫌なの。
異性に萌えることはあっても、愛することはできないの。
誰からも、生活領域を侵害されたくない。
私の人生の方向性は私が決めたいの。
「こうすべき」という意見を聞くと、虫唾が走る。
自分とクマ、ラヴ。
あと、薬と煙草があれば幸せ。
更に、コーヒーと文庫本がありゃ、本当に幸せ。
そんな有閑人の私に、またもやあの悲劇が…!
♪あなたはもう忘れたかしら~赤いマフラー手拭いにして…いや、手拭いマフラーにして、か。
以前、会社の偉い人に見合い話を持ちかけられたことは、このブログでも書いた。
(参照;http://blog.goo.ne.jp/ryoko-davidoff/e/07371f554236bb8da98274ba2d85a31e)
あのときは胃があまり良くなく、あまりの衝撃に胃酸が逆流し、軽く吐いたなあ…。
もし、見合いが避けられなければ、時間外労働分の賃金取ろう、とか、喫煙できないと嫌だなあ、とか本気で考えてた。
しかし、時が過ぎてそんなことは忘れていた、今日この頃。
午後一番に、以前、お見合い話を持ちかけてきた某役員さんを訪ねる。
私が作成した書類の内容について意見を求めるべく席を旅立った。
屋外に出て空を見上げながら、「綺麗だな」とか呑気なことを考えていた。
某役員さん(以下、〇〇長)に書類を渡し、説明。
そそくさと帰ろうとしたとき…事件勃発。
彼は私を引きとめ、椅子を差し出すではないか。
「なぁ、よう、ここに腰掛けてよ」
…ちぇっ、私、忙しいんだよね。
しかし、イイコの私はスマイリング炸裂で
「失礼しまーす」
と言いつつ着席。
あっ、この光景は…。
嫌な予感。
嫌な予感。
嫌な予感。
とーっても嫌な予感!
で、嫌な予感は見事に的中し、やはり見合い話キター。
朝から忙しくてイライラしていたので、幸い、私はソラナックスを服用していた。
なので、以前のように、激しい気分の高揚はなかった。
冷静に「演じるべき理想のOL像」に没頭。
どうやら、私は、見合いを先方から断られたらしい!
知らぬ間に…。
イェイ!
…っていうか、勝手に申し込んでおいて勝手に断る先方に、些か失礼さを感じつつも、脳内では「リオのカーニバル」と「ランバダ」が一度に始まってしまうぐらい嬉しかった。
きっと先方は、〇〇長も気付かない本当の私を、エスパー魔美並の力で一瞬にして察知したに違いない。
で、
「あなたには本当に期待させてしまってごめんよう。俺のこと、期待しないで、自分で恋を積極的にしてよな」
と言ってきた!
ぷぎゃー!
期待とかしてないし。
マジで、超ウケるんだけど!
とか、思いつつも
「いいえ。私のことをいつも気にかけてくださり、本当にありがとうございます。ぜひ〇〇長のような素敵な殿方と巡り会いたいですわ」
と、原節子ばりの女優魂で微笑む私。
「ところでどんなタイプがいいんかい?」
と尋問された。
パイプカット(←子供嫌いなので)しているメガネ男子、風貌はムスカと小室さんを足して2で割った感じ!南極とか北極とか遠方に、しかも単身で住んでくれる人(勿論別居)、私の人生に介入しない人がイイ!
…だなんて、社内的立場上とても言えない。
そもそも私は今のままの自分の戸籍を愛してやまない。
死ぬまで、あの両親の長女でありたいと願っている。
だから、そんな理想の殿方像は根本的には嘘の塊だ。
しかし、やはり女優魂は勝手に炸裂し、
「吉熊上司や〇〇長みたいな真面目で優しい方がいいです!」
と、この場での理想的な解答を返答しておいた。
「何言ってんだよう~。ひっひっひ~」
と、顔を赤らめている〇〇長。
…。
あまりにも自分のことを聞かれたので、反逆を開始してみたくなった。
ここぞとばかりに、逆にこちらから質問してみようと試みた。
「〇〇長と奥さまとのナレソメはどうなんですか?…あっ、こんなこと聞くの、失礼ですよね…(うつ向きぎみ)」
彼の口からホイホイ出てくる、自分たちのナレソメを聞くこと30分。
「俺は今でもあいつ(妻)のことを愛している、二人でひとつの家庭を築くのは素敵だよ」
とか、堂々と言っていた。
ふぅん。
別に私には関係ないし。
最後に
「あなたには幸せになって欲しい」
とも述べていた。
…余計なお世話。
私は今、充分に幸せですが、何か?
…そろそろ株価が気になってきたので、席に帰りたくなる…。
「では、その書類、明日までにご回答を宜しくお願いいたしますね。失礼いたします」
そう笑顔で言い残し、撤収。
席に着いて株板を見ると、なんと日経平均株価が伸びているではないか。
午前中、一時下げて17,000円を割っていたのに。
やっぱ、鉄鋼株が熱いんだろうなあ。
とか思いつつ、やはりどっと疲れている自分に気付く。
今日、彼にされたことは、嫌なことには変わりない。
はっきり言って、かなりの迷惑行為を被ったことは事実だ。
しかし、
以前にはなかった、
「誰かに気に留めていてもらっているありがたさ」
を感じられるようになったのは、やはりソラナックスの力だろうか。
でも。
一人で生きていくことに、こんなにも障害が多いだなんて
…先行が思い遣られる…。
それにしても、彼にあんなに愛されている妻って…。
一度、見てみたいぜ。
今日は本当に疲れてしまった。
魂を「プニュ」っと押すと、疲労物質が「ドピュ」っと拡散しそうだ。
一人が好きなの。
一人じゃないと嫌なの。
異性に萌えることはあっても、愛することはできないの。
誰からも、生活領域を侵害されたくない。
私の人生の方向性は私が決めたいの。
「こうすべき」という意見を聞くと、虫唾が走る。
自分とクマ、ラヴ。
あと、薬と煙草があれば幸せ。
更に、コーヒーと文庫本がありゃ、本当に幸せ。
そんな有閑人の私に、またもやあの悲劇が…!
♪あなたはもう忘れたかしら~赤いマフラー手拭いにして…いや、手拭いマフラーにして、か。
以前、会社の偉い人に見合い話を持ちかけられたことは、このブログでも書いた。
(参照;http://blog.goo.ne.jp/ryoko-davidoff/e/07371f554236bb8da98274ba2d85a31e)
あのときは胃があまり良くなく、あまりの衝撃に胃酸が逆流し、軽く吐いたなあ…。
もし、見合いが避けられなければ、時間外労働分の賃金取ろう、とか、喫煙できないと嫌だなあ、とか本気で考えてた。
しかし、時が過ぎてそんなことは忘れていた、今日この頃。
午後一番に、以前、お見合い話を持ちかけてきた某役員さんを訪ねる。
私が作成した書類の内容について意見を求めるべく席を旅立った。
屋外に出て空を見上げながら、「綺麗だな」とか呑気なことを考えていた。
某役員さん(以下、〇〇長)に書類を渡し、説明。
そそくさと帰ろうとしたとき…事件勃発。
彼は私を引きとめ、椅子を差し出すではないか。
「なぁ、よう、ここに腰掛けてよ」
…ちぇっ、私、忙しいんだよね。
しかし、イイコの私はスマイリング炸裂で
「失礼しまーす」
と言いつつ着席。
あっ、この光景は…。
嫌な予感。
嫌な予感。
嫌な予感。
とーっても嫌な予感!
で、嫌な予感は見事に的中し、やはり見合い話キター。
朝から忙しくてイライラしていたので、幸い、私はソラナックスを服用していた。
なので、以前のように、激しい気分の高揚はなかった。
冷静に「演じるべき理想のOL像」に没頭。
どうやら、私は、見合いを先方から断られたらしい!
知らぬ間に…。
イェイ!
…っていうか、勝手に申し込んでおいて勝手に断る先方に、些か失礼さを感じつつも、脳内では「リオのカーニバル」と「ランバダ」が一度に始まってしまうぐらい嬉しかった。
きっと先方は、〇〇長も気付かない本当の私を、エスパー魔美並の力で一瞬にして察知したに違いない。
で、
「あなたには本当に期待させてしまってごめんよう。俺のこと、期待しないで、自分で恋を積極的にしてよな」
と言ってきた!
ぷぎゃー!
期待とかしてないし。
マジで、超ウケるんだけど!
とか、思いつつも
「いいえ。私のことをいつも気にかけてくださり、本当にありがとうございます。ぜひ〇〇長のような素敵な殿方と巡り会いたいですわ」
と、原節子ばりの女優魂で微笑む私。
「ところでどんなタイプがいいんかい?」
と尋問された。
パイプカット(←子供嫌いなので)しているメガネ男子、風貌はムスカと小室さんを足して2で割った感じ!南極とか北極とか遠方に、しかも単身で住んでくれる人(勿論別居)、私の人生に介入しない人がイイ!
…だなんて、社内的立場上とても言えない。
そもそも私は今のままの自分の戸籍を愛してやまない。
死ぬまで、あの両親の長女でありたいと願っている。
だから、そんな理想の殿方像は根本的には嘘の塊だ。
しかし、やはり女優魂は勝手に炸裂し、
「吉熊上司や〇〇長みたいな真面目で優しい方がいいです!」
と、この場での理想的な解答を返答しておいた。
「何言ってんだよう~。ひっひっひ~」
と、顔を赤らめている〇〇長。
…。
あまりにも自分のことを聞かれたので、反逆を開始してみたくなった。
ここぞとばかりに、逆にこちらから質問してみようと試みた。
「〇〇長と奥さまとのナレソメはどうなんですか?…あっ、こんなこと聞くの、失礼ですよね…(うつ向きぎみ)」
彼の口からホイホイ出てくる、自分たちのナレソメを聞くこと30分。
「俺は今でもあいつ(妻)のことを愛している、二人でひとつの家庭を築くのは素敵だよ」
とか、堂々と言っていた。
ふぅん。
別に私には関係ないし。
最後に
「あなたには幸せになって欲しい」
とも述べていた。
…余計なお世話。
私は今、充分に幸せですが、何か?
…そろそろ株価が気になってきたので、席に帰りたくなる…。
「では、その書類、明日までにご回答を宜しくお願いいたしますね。失礼いたします」
そう笑顔で言い残し、撤収。
席に着いて株板を見ると、なんと日経平均株価が伸びているではないか。
午前中、一時下げて17,000円を割っていたのに。
やっぱ、鉄鋼株が熱いんだろうなあ。
とか思いつつ、やはりどっと疲れている自分に気付く。
今日、彼にされたことは、嫌なことには変わりない。
はっきり言って、かなりの迷惑行為を被ったことは事実だ。
しかし、
以前にはなかった、
「誰かに気に留めていてもらっているありがたさ」
を感じられるようになったのは、やはりソラナックスの力だろうか。
でも。
一人で生きていくことに、こんなにも障害が多いだなんて
…先行が思い遣られる…。
それにしても、彼にあんなに愛されている妻って…。
一度、見てみたいぜ。