晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

まごの手

2012-01-21 22:17:52 | Weblog
 昨年より今年、歳を重ねるほどに冷え性もグレードアップしたばぁばです。
 昨年までの湯たんぽから今年は電気毛布へ、より手厚い寒さ対策での就寝。快適睡眠を得ることができるものの電気毛布とやらは乾燥肌に悩まされるようです。
このところは、痒みをともなうものですから<竹製まごの手>のご厄介になってるばぁばです。

 夫もやはり<孫の手>のお世話に・・・こちらは老人性掻痒症でしょう。
こちらの<孫の手>は羨ましいほど真心がこもっておりますから、痒みさえも喜びのようです。
 毎晩、じぃじのお風呂上りを確認する孫は、大急ぎでばぁばの所へ駆け寄ります。
まだ発語が充分でない幼孫ですから”ばぁば・ばぁば、早く・早く!”と言ってるのでしょう。
ばぁばの手を取ると、かゆみ止め軟膏を収めた小引き出しまで案内します。”ほらほら、ばぁば、早くぅ~!そこそこ!”とまんまる顔が一生懸命に指図します。
 孫にせかされ緑色のキャップを取り、じぃじの背中に軟膏を塗るばぁばです。これを確認すると責任を果たした孫もひと安心。

 こんなにも優しい孫、家族そろった食卓で何を思ったのか、ハウス本わさびを手に取るとばぁばの背中にぬりぬりの仕草をするものですから食卓は笑いの渦です。なぁ~るほど、緑のチューブ入りですわ。
 幼い孫は幸せのタネ。笑いのタネ。

  < 幼子に 目尻も下がる 気働き >