晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

フキ味噌

2008-02-13 19:58:47 | Weblog
 三寒四温?ホッとするような暖かい日がある。先日見つけたやっと地上に頭を出した<ふきのとう>のその後を確認に行くと10個程ではあるが見つけることが出来た。
 やっと目覚めたばかりの処を申し訳なく思いながら持ち帰り早速<フキ味噌>を作る。
フキ味噌愛好家には”ジャドウだ!”とお叱りがあるだろうが、わが家風にチリメン雑魚・炒り大豆(打ち豆)をブレンドし特製フキ味噌の出来上がり。春の香りと野草のほろ苦さが絶妙で田舎の豊かな自然を楽しませてくれる。玄米ごはんなどとも相性がよさそう。今夜はフキ味噌の焼おにぎりにする。ただし、美味しくて食べ過ぎるだろうと数量限定!。好き勝手に登場し自由奔放な”お勝手荒し”おばさんの手前味噌。

  < 春の味 満腹中枢 狂わされ > 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連休明け

2008-02-12 20:40:57 | Weblog
 休日明けの火曜日。週5日制だのハッピーマンデーだので三連休の有り難味もなくなってきた。私の年代では土曜日も半ドン(もはや死語?)で学び・働いたものだ。
 わが家の夫も現職中は不定休ではあるが休日は確実に与えられていた。しかし、休日と言えども家業に黙々と精出し休み知らずのままリタイヤとなった。退職すれば少しはのんびり出来るだろうと思っていたが、のんびり・ぼんやりが肌に合わないのか、専業農夫となった今はまさに<水を得た魚>=<土を得た親父?>となった。世間では”濡れ落ち葉”と少々厄介者にされるようだが・・・・。わが家の<独楽鼠父さん>には・・・・のん気でマイペースなナマケモノ妻と波長の合わない事に戸惑いを感じているだろう。胸中お察しいたします。退職後のストレスの根源となっているのはどうやら古女房のようだ。

  < 枯れ落ち葉 土に帰りて 新芽出す >

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春到来

2008-02-11 17:28:39 | Weblog
 先日の寒さや雪がウソのように、一気に春の陽気で畑でゴソゴソ活動を始める。菜花はもはや一面花畑となり青空とのコントラストのすばらしい事。思わずカメラも向けたくなる。
 深刻な胃腸炎が蔓延していた母の施設も少しづつ平常になりつつあるらしい。今日は面会も許されご機嫌もよく、いっそう痩せてはいるものの<春よ来い><春の小川><蝶々><おぼろ月夜>4曲オンパレード。由紀さおり・安田祥子姉妹には多少劣るものの、なかなかの嫁・姑のハモリ・・・・・やれやれ何とかここにも春が来たらしい。
 ダラダラと<脳トレブログ>をしていると、忙しい毎日の姉妹から母を気遣ってくれる電話もあり有り難いなと思うこともある。母の在宅の介護中はとてもブログなど考えもしなかったけれど、<生きる事・老いる事>を教えてくれていた自宅での母のメッセージを記録できたら良かったと後悔する。

  < 歌いつつ 笑顔をつれて 春が来た > 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふきのとう

2008-02-09 19:14:28 | Weblog
 今朝からの雪も雨になったり寒さ有りで身動きできない。
畑仕事はお天道様相手のところがあり、雨で良かったと思えたり、雨の降らないうちで良かったと思えることも全てお天道様を有り難く感謝して働く謙虚な労働者だなと自分を褒める。
 昨日は<じゃがいも>の植え付け準備も済ませたので”雨の前にいい仕事をした”とこれまたプラス思考で今日は堂々の休日とする。
日当たりの良い土手には<ふきのとう>がひとつ・ふたつ顔をだしている。季節を問わない食欲が<フキ味噌><田楽><焼おにぎり>と敏感に反応する。
 齢と共に食の好みも変わる。あれほど苦手な香味野菜の出番を待ちわびるとは・・・。

< 楽しみは 春の幕開け フキの味噌 >

    

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サービス品

2008-02-08 20:27:11 | Weblog
 この年齢になると素敵な洋服が欲しいとかショッピングが楽しいとか、眺めて時間を費やすなどどうでもよくなってきた。それはそれでお洒落心も無くした悲しさでもあるが・・・。
買い物の楽しさは専らホームセンターに園芸店。ズラリと並んだ花苗コーナーの隅によくサービス品のコンテナがある。お目当てはこれ!。
”見切り品””売れ残り”あまり聞こえが好くない。どうも昔気質か女性の立場から捉えてしまう。
 先日買ったパンジーの苗のケース売り。驚きの安値。その上、40本入りと内容も豊富だ。ラッキー!いい物に出会えた。
見切り品といっても品質もそう悪くはないし将来性もある。これから春に向けこの売れ残りパンジーを見違えるほどの女性に育てよう。埋もれてしまって気付かれない魅力を引き出すのは私の使命。
 人の世も同じ、良いもの持合わせても陽の目を見ないのはもったいないよ。

  < 一隅に 密かに秘めて 開花待つ >

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陽だまり

2008-02-07 20:03:54 | Weblog
 寒さの中にもほんの少しづつ春の気配が感じられる。
東向きのわが家の縁側の陽だまり。朝日が障子に影を映すほど深く差し込む数時間は最高の居場所となる。
 メガネ・新聞・座布団・温もりの残った湯タンポ・熱いお茶を持ち込みぽかぽか太陽を背に30分程の時間をここで過ごす。暖房器具とは違うやわらかな暖かさがポカポカ心地よい。
 戸外の畑・果樹もまだ眠りから覚めない時季だから出来る朝から贅沢な時間。
しかし、南向きで無いので太陽が高くなると恩恵も無くそう長くは居られない。サッサと切り上げる。それもまた良し。
 気が付けばまるで<ぽたぽた焼きおばあさん>の様。笑ってしまう。

  < 始動まえ 中古機械が エコ暖機 >

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

My昭和史 その1

2008-02-06 19:07:15 | Weblog
 去る雨の日。買い物に出かけたついでに書籍売り場に立ち寄った。
団塊世代の育った昭和30年代を取り上げた書籍に目が止まるのは最近この類の出版物が多いのかそれとも自分の育った懐かしい昭和であるからだろうか?。
あれも見たい、これも見たいと迷ったあげく<小学校図鑑><昭和こども新聞>の2冊を買った。
 激動の昭和ではないが私の育った昭和はまさに成長期だったように思える。少し先に豊かさの兆しが見えてきた30年代かも知れない。貧しさの中にもほのぼのとした心の豊かさは今以上にあっただろう
 脱脂粉乳の給食・肝油ドロップ・足踏みオルガン・ちょうちんブルマー・・・
本の1ページ・1ページが私の昭和史なつかしい

  < 塩っぱさも よき味となり 昭和の日 >
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダイエット

2008-02-05 19:44:44 | Weblog
 自分自身の永遠のテーマともいえるダイエット。 
 最近は減量も多種多様。あれこれ試みても挫折の連続で何一つ効果有りといえるものが無い。
 <記録ダイエット>がいいよ。そんな事を聞いた。何が好いといえば食べない我慢をする必要なし。メモ用のノートを用意し朝・昼・夕・間食をそれぞれ記録する。なるほど記録するだけなら簡単、簡単!。朝・昼・夕・朝・・・・・これなら無理なく続けられそうだと思うも数日たつと記録をする事を忘れる。その上昨日の事を思い出そうとするが昨日のメニューなどこの歳になるとそう容易には思い出せない・・・・。
 肥満ショックより健忘ショック。肥満慣れした自分が怖い。

  < 諦める 健康一と いい聞かせ >

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立春大吉

2008-02-04 08:47:14 | Weblog
 ♪春は名のみの 風の寒さや 谷のウグイス 歌は思えど・・・♪と<早春賦>に歌われるように春は名ばかり。本日立春。暦の上では春。
 何と美しい日本かと思えるような歌詞そしてメロディーはこの頃になると口ずさむ。
 時折新聞に掲載されている童謡・愛唱歌の欄を見るのが楽しみだ。
 脳を鍛える<川島隆太教授>は新聞のコラムを声に出し2回読もうとオススメ。提唱される音読脳トレを私は歌で実践する。新聞を見ながら大きな口を開け歌ってみる。
 わが家の早い春を探してみるがやっとひとつ・ふたつ咲いたロウバイ。

  < 鍛えつつ こころの歌に 春を待つ >
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

節分

2008-02-03 19:00:34 | Weblog
 猫はコタツで丸くなる♪と歌われているけれど、寒さにも負けない節分猫が季節を伝えてくれる。
 節分の佳日。Yさんのご長男happy wedding
母親である彼女は<姑>の立場。母であり、妻であり、嫁であり、おばあちゃんでもあり、職場ではキャリア・・・肩書きがまたひとつ増えましたね。幸せいっぱいのご家族が目にうかんでくる。
 確か我姉もはるか数十年前の節分に嫁いだ。私はまだ中学生。昔話のようだが。
ひとつひとつ役目を果たし少しはゆっくりすればとも思うが・・・協力的な夫のおかげで姉は今もイノシシの如く好きな仕事に励む事が出来ている。
 どちらも幸せな女性達だな。

  < 節分に 福を招いて 縁結ぶ > 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スピーカー

2008-02-02 19:52:13 | Weblog
 ワイヤレスコール(介護用スピーカー)<よべーる>など分かりやすい商品名のものもある。
 母の在宅介護中使ってきた。母自身はもちろんこのスピーカーの存在など知らない。このスピーカーからしばしば童謡<七つの子・夕焼け小焼けなど>を歌う母の歌声が聞こえてきた。また独り言もよく聞こえていたが決して嫌な事や愚痴を言う母ではなかった。認知症であったからではなく人間性のように思える。見習いたい部分だ。しかし、深夜であろうが時を構わず”おかあさーん、おかあさーん”と呼び声が途切れることなく聞こえる夜などスイッチを切ってしまいたいと思う嫌な自分だったなと思い起こす。実は寂しさで母親を探す幼児のようになってきていた。
 ここ数日、老人施設内の母も体調を崩し感染予防のため面会も儘ならず、毎日の洗濯物の受け渡しのみで顔を見ることも出来ない。このスピーカーがあれば・・・とふと思う。

  < ドアの奥 ここに居るよと 通う日々 >

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネギ

2008-02-01 19:25:13 | Weblog
 寒さを耐え忍び育った掘りたて土付きネギ。
甘みも増し鍋には最高。ネギはやはり大人の味。
 ネギ嫌いの私が美味しいと思えるくらい豹変させてしまったのは紛れも無い我が子だと思う。
 <人の親>となりネギも食べられないでは・・・・見事な変身?に驚いたのは娘の偏食を心配していた我母であったと思う。もはや30年近い過去のことだが・・・・。
 亡き母に伝えたい。~~三女は今、ネギを育て、ネギを食すおばさんですよと。
 3000グラムほどの乳幼児に大したパワーがあったものと今も不思議に思う。
 今夜はすき焼きにしよう。

  <  親となり 思わぬ子らに 育てられ >
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする