3.11 2012-03-12 | やまがた抄 東京へ出張に行った娘を迎へに、山形駅に行く。 東京や仙台ほどではないけれど、人工の光にあふれてゐる。 一年前は、漆黒の闇になり、家族そろって身を寄せ、湯たんぽとペットボトル湯たんぽを大量に炬燵の中にいれ、余震に脅へながら朝を待ったことが思ひ出されます。 すでにあの時、きっと、1万を越ゑる人々の命が奪はれ、満たされないままに、天空をさまよってゐたのかと思ふと、やりきれない思ひです。 涙雨が、涙雪に変ってきました。