rakitarouのきままな日常

人間様の虐待で小猫の時に隻眼になったrakitarouの名を借りて政治・医療・歴史その他人間界のもやもやを語ります。

好敵手Curtiss P-40N Warhawk 陸軍一式戦闘機隼

2019-08-06 13:39:14 | プラモデル

 共に1/72でカーチス-40はハセガワ製、隼はフジミ製です。日本製のプラモは作り易く、整合も良いので安心して作れます。共にビルマ戦線で戦ったであろう時期と部隊の設定で作りました(細かい所までは調べていませんが)。私的に惹かれる所は、共に大量に作られて使用された割に、歴史的な戦闘機としての評価がP-51ムスタングやP-47サンダーボルト、或は海軍の零戦ほど高くないことです。

 

フジミ製 帝国陸軍 一式戦闘機隼 ハセガワ製 米国陸軍 カーチス P-40N Warhawk

 Curtiss P-40は大戦初期、汎用できる陸軍機がなかった時にP-36よりも馬力があって頑丈な戦闘機として活用され、13,000機が作られて大戦末期まで中国やソ連でも使用されました。隼の様な身軽さは無かったものの、12.7mm機銃6丁は当時としても重装備であり、一撃離脱で防御の弱い日本製の爆撃機などと戦うには十分な威力を発揮しました。防御力も強く、被弾しても無事に帰れる戦闘機としてパイロット達の信頼を集めたという記録があります。

 一方で一式戦闘機 隼は加藤隼戦闘隊の歌や映画で有名ですが、軽量で運動性能は抜群だったのですが、初期は7.7mm2丁、後期も12.7mm2丁の装備で防御力の強い連合軍機を落とすには非力でした。それでも後に続く2式戦闘機(鍾馗)や飛燕といった陸軍機の稼働率が十分でなかったため、隼は改良しながら長く使われたと言われます。2機並べると設計思想の違いなどが良く解るように思います。

P-40 実機 模型は米軍機ながらダークアースとダークグリーンの迷彩 下面はニュートラルグレー 以降の陸軍機はオリーブドラブ単一塗装かシルバーが多くなって行く。


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