Mizuno on Marketing

あるマーケティング研究者の思考と行動

轟音,震動,カープ検定

2008-08-19 23:38:59 | Weblog
もうすぐ夜の12時になろうとするのに,まだ工事が続いている。しかも,ぼくの席の真後ろにあるベランダでコンクリートを削っている。昼間は大学院入試があるので,いまやるしかないという。街中じゃとても許されないことだが,ここでは全然OKだ。何時までやるんだろう・・・ どちらが遅くまで頑張れるか・・・ なんて競争してもしかたない。

夕方,工事関係者の方が何度か訪ねてこられた。階下で雨漏りが起きているらしく,原因の調査をしているという。やはり,こんなにガリガリやっていると,どこかにヒビが入ってしまっても不思議じゃない・・・。この轟音と震動,慣れればさほど苦痛ではない。ヘビメタをガンガンかけていると思えばいいのだ。

昼間は「脳」について打ち合わせ。実験計画について議論する。選択におけるトレードオフや選好形成の先行研究に話が及び,D論の頃の問題意識を懐かしく思い出す。未完のまま放ってある研究なのだから,ただ懐かしがっているわけにはいかない。それにしてもこの轟音と震動は,ある程度パタンが決まった分析作業には合っているが,深い思考には向いていない・・・。

『カープ検定』なる本が届く。第1問目は「1975年広島カープが初優勝を決めた試合の,1打点目は誰?」。選択肢に (1) 山本浩二 (2) 大下剛史 (3) シェーン (4) 衣笠祥雄 とある。「1986年広島カープが神宮球場で優勝を決めた試合の初回に,満塁ホームランを打ったのは誰?」という問題なら答えられる。その場にいたわけだから・・・。

カープ検定―ありがとう広島市民球場・熱き戦いの記録

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