73年発表。アイランド・レーベルを通じて世界配給される
ようになっての第一弾である。ボブ・マーリーが太巻きを
吸っているジャケットは再発でオリジナルはジッポー・ジャケットで
あると知るのにはちょっと時間がかかった。(笑)
日本盤CDがジッポー・ジャケットを再現したそのすぐ後に
オリジナル・ジャマイカ・バージョンを含む2枚組の
デラックス・エディションもリリースされた。
ビデオ「クラシック・アルバムズ~キャッチ・ア・ファイアー」で
はウェイラーズを売り出すにあたってラビット(先日のザ・フーの
来日公演にも同行)がキーボードを、ウェイン・パーキンス(ストーンズの
グレイト・ギタリスト・ハントの際にも名前があがった)がギターを
オーバー・ダビングしたことが語られて、驚いたものだが
デラックス・エディションのリリースで聴き比べが簡単に
出来るようになった。
ギターやキーボードを加えたことでロックのファン層への
アピールを狙ったクリス・ブラックウェルの戦略が30年近くたって
解りやすく解明されるとは、天国のマーリーさんやトッシュさんも
思ってもみなかったろう。
今やレゲエは73年とは比べ物にならないポピュラリティを得ている。
あれやこれやを通過した耳で聞くと、ジャマイカ・バージョンの
「すっきりさ」が実に格好いい。ベース・ラインの迫力や役割の
重要性は断然ジャマイカ・バージョンだ。
それはさておき、このセッションでギター等が
オーバーダブされる様子を見てきたことも関係あるだろうと
思うが益々ロックよりのアプローチが強まり、
後に名盤「ライブ!」で一つの高みに達する。
ロック者の私は「ライブ!」の曲の流れやアレンジが
解りやすくて好きなのだが、スタジオ盤だと「
キャッチ・ア・ファイアー」が一番、曲の出来がいいのではないかと思う。
アイランド契約前の録音は様々なアルバムや編集盤があるが
私は、ジャケット・デザイン(実に格好いい)、監修・解説を山名昇氏が
担当したジムコからリリースされた4枚がお気に入りである。
ようになっての第一弾である。ボブ・マーリーが太巻きを
吸っているジャケットは再発でオリジナルはジッポー・ジャケットで
あると知るのにはちょっと時間がかかった。(笑)
日本盤CDがジッポー・ジャケットを再現したそのすぐ後に
オリジナル・ジャマイカ・バージョンを含む2枚組の
デラックス・エディションもリリースされた。
ビデオ「クラシック・アルバムズ~キャッチ・ア・ファイアー」で
はウェイラーズを売り出すにあたってラビット(先日のザ・フーの
来日公演にも同行)がキーボードを、ウェイン・パーキンス(ストーンズの
グレイト・ギタリスト・ハントの際にも名前があがった)がギターを
オーバー・ダビングしたことが語られて、驚いたものだが
デラックス・エディションのリリースで聴き比べが簡単に
出来るようになった。
ギターやキーボードを加えたことでロックのファン層への
アピールを狙ったクリス・ブラックウェルの戦略が30年近くたって
解りやすく解明されるとは、天国のマーリーさんやトッシュさんも
思ってもみなかったろう。
今やレゲエは73年とは比べ物にならないポピュラリティを得ている。
あれやこれやを通過した耳で聞くと、ジャマイカ・バージョンの
「すっきりさ」が実に格好いい。ベース・ラインの迫力や役割の
重要性は断然ジャマイカ・バージョンだ。
それはさておき、このセッションでギター等が
オーバーダブされる様子を見てきたことも関係あるだろうと
思うが益々ロックよりのアプローチが強まり、
後に名盤「ライブ!」で一つの高みに達する。
ロック者の私は「ライブ!」の曲の流れやアレンジが
解りやすくて好きなのだが、スタジオ盤だと「
キャッチ・ア・ファイアー」が一番、曲の出来がいいのではないかと思う。
アイランド契約前の録音は様々なアルバムや編集盤があるが
私は、ジャケット・デザイン(実に格好いい)、監修・解説を山名昇氏が
担当したジムコからリリースされた4枚がお気に入りである。