76年発表のハルヲフォンとしての1ST。
ロックンロールとポップスの魅力を、ニュー・ウェーブの
センスで加工した傑作。歌謡曲の良質な部分も勿論
混ぜられている。そっと忍ばせられた転調の魅力と
変拍子、一筋縄ではいかない。
ストレートではなく、間にワン・クッション置いたような
そのバンドの立ち位置が、多くの支持を得たわけではないが
聴いた者の頭に微熱を残す。
近田春夫の洋楽至上主義じゃないところが、実にいい。
ハルヲフォンのメンバーには元村八分の恒田義見が参加し、
近田とリード・ボーカルを分け合っている。
ジャケットには「HARUOPHONE TOKYO」とある。
ピンクフロイドやディープ・パープルの機材には
「PINK FLOYD LONDON」とか「DEEP PURPLE LONDON」
なんて印されていたが、76年の東京の音として
放たれたこの音は2004年の今でも十分刺激的である。
数枚のアルバムを残した後、ハルヲフォンは解散し、
近田春夫も次の路線での音楽活動に移行する。
もう一度、こういうアルバムを作らないかなあ・・。
ロックンロールとポップスの魅力を、ニュー・ウェーブの
センスで加工した傑作。歌謡曲の良質な部分も勿論
混ぜられている。そっと忍ばせられた転調の魅力と
変拍子、一筋縄ではいかない。
ストレートではなく、間にワン・クッション置いたような
そのバンドの立ち位置が、多くの支持を得たわけではないが
聴いた者の頭に微熱を残す。
近田春夫の洋楽至上主義じゃないところが、実にいい。
ハルヲフォンのメンバーには元村八分の恒田義見が参加し、
近田とリード・ボーカルを分け合っている。
ジャケットには「HARUOPHONE TOKYO」とある。
ピンクフロイドやディープ・パープルの機材には
「PINK FLOYD LONDON」とか「DEEP PURPLE LONDON」
なんて印されていたが、76年の東京の音として
放たれたこの音は2004年の今でも十分刺激的である。
数枚のアルバムを残した後、ハルヲフォンは解散し、
近田春夫も次の路線での音楽活動に移行する。
もう一度、こういうアルバムを作らないかなあ・・。