プン吉 punkichi の台所★海外遠征大好きな、完全禁煙南国料理店「島結」は飛ぶ!

台所は料理するだけの場所でなくいろんなことを思う場所♪南国料理・泡盛の店「島結」からのお知らせもあるよ

同じ日本人なのに…

2007年04月06日 | 毒バリ
ニョマンには京都在住のお友達がいる

みんな彼女のことを

ママ

と呼ぶ
京都でお店を経営しているからだって

ママは、お店の経営権が私達になってから、一度食事をしていったらしい
らしい というのは私達が食材買出しで不在中に来店したので会うことができなかったから

「前のお店の方がずっといいわ、サービスも良くないし」

そう言っていたと、ママを知らないスタッフが私に耳打ち…

彼女は前の店の時にはスタッフ全員が顔見知り、ママ、ママと慕われて、彼女の店のごとくの状態だったとか
今ではスタッフの半分がママのことを知らないし、メニューもすっかり変わっている

加えてニョマンの家では家族同然の扱いと言うから、きっとニョマンの妻から私達のことをいいふうには聞いているはずもない
仕方ないか…
でも私達と会話もしないで、こういう評価をするのはどうかなって…異国での同じ日本人同士なのに、ちょっとさびしいよね

実は彼女とは顔を合わせなくて良かったのかもしれない

私達がお店を去ってから…
ニョマンは私のレシピ、メニューを使わないと言う約束を破って、私の考案したデザートを

「日本人のレディ(このママの事)が考えたヘルシーなデザート」

という触れ込みで店に出し続けていたというじゃない!

「知らん関西人のオバハンがプンさんのメニューを作ったことになっとったでぇ」

モシモシ社長もあきれ果てている

そのママってどういう感覚なんだろ?
日本人としてモラルはないの?
自分も商売人のはしくれ、そういうことでいいの?

クエスチョンマークは限りなくあふれ出るけど、結局

類は友を呼ぶ ニョマンはママを呼ぶ

はい、わかりました!


日本人って海外旅行先で日本人と出会ってもあまり話をしないよね
私はそういうタイプではなくて、飛行機の中や道端で友達を作ってしまう方

オーストラリアで道に迷って私に声をかけてきた若い男の子は

「"この人は安全そうだ、絶対に俺を助けてくれる"って思ったんですよ」

って言ってた

自分ではそういうふうには思っていないけど、はたから見た私はとても

善良

に見えるらしい
確かに私は人を騙して得やしようと思って生きている人間じゃないし、どっちかと言えば騙されてしまう方
心の中の小さな悪魔が顔を出す時があっても、そのパワーはまことにちっぽけで、
よく冷えたビールを飲めばどこかへ飛んで行ってしまうようなもの


旅慣れた友人は海外で会う日本人には要注意と言ってるな
同じ国の人間であることを存分に利用して、人を騙すことをなんとも思っていないやからがいるんだと

確かに2回目くらいのバリ旅行で、友達が日本人店主にお釣りをごまかされそうになったことがあったっけ…善良な私達はその出来事にショックを受けて、その後、楽しくランチできなかったなあ

ニョマンのお友達のママが、面識のない私達より世話になってるニョマンに手を貸すのは良くわかる
でも人としてやっていいことと悪いことがあるんじゃないかなーって…

まあそういう人とお知り合いならなかったことが、ある意味

ラッキー

だったかもしれないとも思う

類は友を呼ぶ

私達は類でも友でもない、善良な人間だったということで…