プン吉 punkichi の台所★海外遠征大好きな、完全禁煙南国料理店「島結」は飛ぶ!

台所は料理するだけの場所でなくいろんなことを思う場所♪南国料理・泡盛の店「島結」からのお知らせもあるよ

女の子→おばちゃん

2006年03月04日 | 毒バリ
大忙しのお正月に結婚式をしたアグンライが妊娠
どう考えても計算が合わない…
バリではよくあることみたいだし、日本でもありがちの出来ちゃった結婚
まあ驚きはしない

野菜を刻んでる途中に 「うっ!」 トイレに駆け込む

お皿を洗ってるうちに 「あ!」 トイレに駆け込む

揚げ物してて 「おぇっ!」 またまたトイレに…

つわりがひどいみたいで、彼女はぐったり
あまりきつい仕事はさせられんなあ…

アグンライはお腹の子供成長と共に、シャイな女の子の影は日々消え去っていく
お腹の子供が外に出る頃には

立派なバリのおかあちゃん!

若いバリ女性は恥ずかしがり屋で、本当に可愛いらしいんだけど、結婚して身ごもったとたんに何かが変わり始める…
日本人だって多かれ少なかれそういうところがあるのは認めるけど、バリ女性ほどの変化はなかなかお目にかかれないよ

ビーチ沿いの小さな食堂で働いているおばちゃん(と思っていた)が、まだ25歳だと知った時の衝撃は大きい
そしてそれが身近なアグンライにも起こっている!

恥ずかしがり屋で、ダンナともあまり口を利かなかった彼女が、大声で

バパ(インドネシアでは目上の男性をこう呼ぶ)、今日の髪型変だよーぉ!ガハハハ!

って叫ぶ姿は別人

ダンナはショックを受けている

暑いから水浴びしていいですか?

とタオルを肩に引っ掛け、鼻歌まじりにトイレに消える後姿は中年女性の貫禄?いやおっさんに近いかもしれん…

まだ21歳なのに…

高校生が、観光業のトレーニングでアルバイトに来る時期があって、彼女の母親が私と同じ年齢だということが判明して、倒れそうになるのは彼女達

イブ(インドネシア語で目上の女性をこう呼ぶ)、なんでそんなに若いの?

化粧品や服装も関係はあるけど、やっぱり食べ物や紫外線を浴びる時間なんかが一番影響しているんじゃないかな?
紫外線はシワやシミの原因になるから、日焼け止めも塗らずに屋外で農業をするバリ女性達はお肌の老化が早い

食事も毎日同じような食べ物ばかり…
白いご飯にスパイスで炒めた野菜と辛いソースで和えたゆで卵
しかも彼らの多くは1日2食+蒸とうもろこしや蒸パンなどのおやつで終わり
1日30品目が目標!って言われるような、少量多種で構成される食生活とは程遠い

アグンライが自分用のランチにインスタントラーメンを作ってる
青菜を2,3枚、生唐辛子を5,6本刻んで鍋にポイ!

うっげー!どう見ても激辛…スープを味見すると咳が出る!!
こんなもの食べていいの?!

ベイビーが辛いものを欲しがってるの

ありえん!

アイスクリームはお腹を冷やすからいけないの

かき氷じゃあるまいし、栄養あるんだよ!

ビーフは身体に熱を溜めるからベイビーに良くないの

1キロも食べるわけじゃなし!

もちろん日本人とは気候風土が違うんだから、体質も違うはず
それはわかるよ
でもさ、唐辛子ガンガンってのはやっぱりいただけない気がするんだけど…

額に汗をいっぱいかきながら、顔を真っ赤にしてラーメンをすすってる

その顔はやはりもう娘の顔ではない
お母さんだ

その顔を見ていたら、本当にベイビーが唐辛子を欲しがってるような気もしてきちゃった…