ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

05/12/12 浦和の十二日まち、寒かった~楽しかった~

2005-12-12 23:51:57 | おでかけ、旅行

夕方まだお仕事中に期末試験中の娘から携帯に電話が入る。
娘「お母さん、今日は十二日まちだった。一緒に行こうよ」
私「学校の友達誘ったの?」
娘「誘ってない。お母さんと行きたい」
私「友達いちおう誘ってみなよ。それでフラレたらお母さんが付き合ってあげる」
娘「わかった~」
どちらに転んでもいいように夜8時くらいに浦和に着くように仕事を切り上げる。
帰宅途中でまた電話。
娘「誘ってみる勇気が出なかった。やっぱりお母さんと行く~」
ということで浦和駅で待ち合わせ。毎年行っているのだが、もちろんお参りが目的ではない。楽しい楽しい夜店めぐりのためだ。

駅前の通りから中仙道を通って調神社(つきのみやじんじゃ)へ。要は「酉の市」で、大宮の氷川神社が「十日まち」、こちらが「十二日まち」で、夜店の皆さんはそっくりこちらに回ってくるというわけだ。
いきなり「綿アメ食べたい、ベビーカステラ食べたい」って「おいおいアンタいくつ?」状態。娘の食べるものは大体決まっているが、はやる気持ちをドウドウと抑えるのが毎年の私の役目。
今回は①上海シャーピン300円、②ラヅベリークレープ300円、③あんず飴200円、④バナナチョコ200円、⑤ベビーカステラ20個で500円とお買い上げ。①は今回が初めてだったが香ばしくて美味しかったという。②は本当にこういう風に手書きしてたのだ。ラズベリーソースだけのシンプルさが美味。④は店じまい間際だったのでジャンケンもしないのに2本くれてラッキー!

中仙道沿いだけに元々あるお店も軒先で出店を出している。レトロな建物のお茶屋さんはお茶を売っているし、古本屋さんも100円の本を並べている。雑貨屋さんは鍋まで並べて売っている。秩父特産の干し柿も売っているし、ローカルな味わいがあって毎年くり出しては楽しんでいる。実行委員会か何かによる儲けを度外視した出店もあり、私は毎年100円の甘酒を飲むのが楽しみ(娘は嫌いなので飲まない)。
境内ではやはりお参りもしないでお店をめぐる。「酉の市」の縁起物の福をかき集める熊手を売る店が並び、売れた時の手拍子もきいていてワクワクする。商売人の娘なので小さい頃から「酉の市」は何度も連れて行かれているのでこの手拍子は大好きなのだ。植木市もやっていて、鉢植えや苗を売っていた。好例のお化け屋敷もきていて昔入った時の思い出が甦る。
帰途、行く途中でマークしていた「お茶はちみつ750円也」をお茶屋さんで買ったので、堂々とお茶を所望すると美味しいお茶を淹れてくれた(お茶の供応用の用意が目に入ったので)。「腕が寒い」「首が寒い」とか言いながら、おまけで2本にしてもらったバナナチョコとベビーカステラを娘と分けて食べながらイトーヨーカ堂をめざす。10時の閉店間際に飛び込み、私の夜食のおかずを買う(娘は夕方給食を食べている)。少し寒いのがまぎれたところで電車にのって帰宅。
期末試験の最中だけど、まあいいでしょう。受けるだけで意義があるということで(笑)
風邪ひきそうな感じだったのに、夜店でテンションが上がってどこかに行ってしまった。このまま乗り切りたいなあ。

写真は、改札口を出たところに貼ってあった、毎年同じデザインのポスターを携帯のカメラで撮影したもの。