ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

05/06/10 マツケンサンバ見たさに『踊る!親分探偵』を観る

2005-06-10 23:39:58 | テレビ
新聞を見たら、松平健が今晩のフジテレビ金曜エンタテイメント特別企画『踊る!親分探偵』というドラマの中でマツケンサンバを踊るという。クドカンの『タイガー&ドラゴン』はビデオに録画して観ることにして、親分探偵を観てしまった。

以下、フジテレビのHPより抜粋で内容の紹介。
浅草界隈を仕切る『橋健組』組長、「ハシケン」こと橋場健二(松平健)はある日、堅気になることを決意し、「組」を解散。そんな中、新たにおでん屋の主人となった橋場のもとに、元組員である子分が殺人犯で逮捕されたとの知らせが入る。橋場は子分の無実を晴らすため、かつての組員を従え、探偵よろしく事件の真相解明に乗り出すのだが、さなざまな紆余曲折を経た後、最後は浅草サンバカーニバルにて華麗なサンバで締めくくる、という、まさに特別企画ならではの豪華版。

おでん屋をクビになり、探偵社を開くことにしてその宣伝をカーニバルでするという設定だった。だから今後も続編を作れるようになっているのかもしれない。元の子分たちは麿赤兒、小倉久寛、大倉孝二といった個性的な面々が並ぶ。
とにかく最後の5分弱のマツケンサンバのために1時間半以上つきあったわけだ。しかし最初の方は、対面式ではない台所でカレーをつくりながらだからまともに見てない。話がわかるように耳だけでききながらだった。カレーを食べながら後半を見る。途中で娘が帰ってきて一緒に食べながら、かいつまんであらすじを説明。最後のマツケンサンバはふたりで楽しく見ることができて、よかったよかった。
娘が子ども向け以外で最初に好きになったドラマは『暴れん坊将軍』だから、母も娘も楽しめるわけなのだ。ハシケン役の松平健の顔が「吉宗様の時と比べるとそうとう横に広がっているよね」「大河の『義経』の弁慶は貫禄が出ていていいけどね」と盛り上がる。
おでん屋の板場に立って包丁を使いながらしゃべる健さん、なかなかうまいものだ。つみれ用の魚を包丁でたたいたり、大根を切りながら台詞をしゃべるのもおかしくはなかった。土曜日お昼の番組『バニラ気分』で“マツケンレシピ”として毎週料理の腕を見せているのだという。時代物と違ってメイクも濃くないし、素顔に近いような姿での芝居は初めて見たが、松平健の誠実さがにじんでくるようなドラマだった。
最後のマツケンサンバは浅草サンバカーニバル実行委員会の協力を得て、浅草公会堂前を大観衆の中、ダンサーさんたちと練り歩く。『踊るマハラジャ』に負けない迫力いっぱいの盛り上がり。そしてこちらの場面はキンキラの着流しにコテコテのちょんまげメイクでウインク!!まいりましたm(_ _)m