パンダ イン・マイ・ライフ

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音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

煮豚でにっこり 冷麺の季節

2010-06-27 | food
6月は、冷麺の季節。盛夏よりも、冷麺の旬は6月だそうだ。蒸す手前の季節が、アッサリ味の冷麺に合うのか。

そこに欠かせなのが煮豚。朝日新聞の水曜日に「おかず百選」というコーナーがある。08年の4月から掲載されている。久々にチャレンジしたのが、「煮豚」、つまりチャーシューづくりです。
2時間はかかるこの料理。半日かけて、タイマーを気にしながらゆったりと過ごすのもいいのでは。片手にはビール、焼酎、ウイスキー、日本酒。できあがりを楽しみに、醤油としょうがの香りが心地よい一品です。

つくりかたは、朝日新聞ホームページにも掲載されているので、お手軽に入手ができます。http://www.asahi.com/food/column/okazu/

いろいろ手を加えるのがめんどうかもしれません。しかし、これら一連の動作にもそれなりの理由が・・・。
フォークで刺すのは、味がよくしみるように。タコ糸は形を整えるため。また、煮る前に、フライパンで表面を焼き固めるのは、うまみを閉じこめたいから。また、じっくりゆでて、繊維がほぐれてから調味料を加えることで味が中まで入り、軟らかに煮上がるとか。
なぜゆで卵なのか。煮詰まってきたら卵の出番。入れると煮汁のかさが増え、水を足さずに煮続けられ、煮卵も味わえるから、とか。

納得のレシピで台所に向かうのもいいものです。料理も仕事も、やはり動機付けが大切だと思います。

1人前321キロカロリー、塩分2.8グラム

【材料】(4、5人前)

 豚肩ロース肉400~500グラム、卵3個、長ネギの青い部分1、2本、ショウガの皮2、3片、サラダ油大さじ半分、しょうゆ大さじ5、酒、みりん各大さじ2、砂糖大さじ1.5、サラダ菜2、3枚、タコ糸約2メートル

(1)肉は全体をフォークで軽く刺し、タコ糸を1~1.5センチ幅にきつく巻いて縛る。

(2)長ネギを包丁の平らな面でたたく。

(3)フライパンにサラダ油を熱して肉を入れる。時々転がしながら6、7分焼き、全面に濃い焼き色をつける。

(4)厚手で深さのある小鍋に肉を入れ、水4.5~5カップ、長ネギ、ショウガの皮を加えて強火にかける。煮立ったら弱火にし、アクと脂を取りながら30分煮る。

(5)砂糖、みりん、酒、しょうゆを加え、火を強める。沸騰したら紙ぶたをして弱火にし、30分煮る。途中で一度、裏返す。

(6)卵を固ゆでにし、殻をむいて鍋に加え、紙ぶたをして20分煮る。肉と卵をボウルに取り、ラップをかけておく。煮汁は少しとろみがつくまで煮詰めておく。

(7)肉はタコ糸を外して輪切りにし、卵は半分に切る。サラダ菜を敷いた皿に盛り、煮汁をかける。

※より軟らかいのが好みなら、(5)で20~30分長く煮る。


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