今年で7回目を迎えた、ヨコハマトリエンナーレ。
(2001年開始、3年に1回の開催)
今回は、いつも通りセンターに横浜美術館を置き、3箇所での開催。
残り2箇所は、
・プロット48(徒歩7分)
・日本郵船歴史博物館(関内)
横浜美術館でいうと、まずビックリ!させられるのが外観。
建物正面が完全に包まれている!
ドイツのアーチストの仕掛けで、タイトルは「予期せぬ共鳴」
そして中に入場すると待ち受けているのが、写真。
ニック・ケイヴ「回転する森」(米)
1階フロアの中央に広がる幻想的空間に、まず圧倒される!
(当日雨天だったのが残念... もっとキラキラした中で見たかった)
2階に上がると、引き続き個性的な作品が続く。
アジア系のアーティストの作品が多いのは、ディレクターがインド出身の3人だからか。
また他の会場もあわせてみた時に、写真を使った作品も多いような…
確かに、アーティストのパーソナルな側面にフォーカスするには絶好のアイテムではある。
また大きなスペースを使っている作品が多いのも今回ならではか。
ホールの左サイドに大きく展開、
エヴァ・ファブレガス「からみあい」はカラフルかつ生命感あふれるユニークな展示。
そのには、奥
タウス・マハチェヴァ「目標の定量的無限性」 体操器具が並んでいるが全て変形(笑)
また大きなスペースでいうと、大会場である プロット48(徒歩7分)
3階のスペースともう一棟あり、3つのフロアと別棟に大きくスペースをとった作品が展示されている。
実は、この プロット48 は元はあんぱんまんミュージアム(笑)
初めてこのスペースに来ただけでも新しい体験だった。
おまけにある作品は、そのセカンドハンド感が作品を際立たせていて、印象的だった!
結論:コロナ禍の中、かなり奮闘している美術展。
少しの間だが、今の非日常な日常から脱出する貴重な 機会。
入場制限も少し緩まったため、予約が取りやすくなっている。
会期は、~10/11(日)まで。