日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



前々回でご紹介した、グルダ経由チック・コリアのモーツァルトへのさらなる目覚め。

1979年、ミュンヘンでチック・コリアがフリードリヒ・グルダと2台のピアノの即興演奏をした際、グルダが弾いた即興部分の美しい旋律について訪ねた答え。
「あれは、モーツァルトだ」
その場で、チック・コリアは決意したそうです。
「私もモーツァルトを弾くことにしよう」

そして、その後27年後。
1996年に発売された、このCDを今日はご紹介しましょう。

「The Mozart Sessions 」
指揮?そしてボイスパフフォーマンスを同時?に行なうのは、あのBobby McFerrin。
1990年に2人で行なったツアーがきっかけとなり、このCDが6年後に完成しました。
このプロジェクトを説得し続けたのは、Bobby McFerrinでした。

これぞ、異色のモーツァルトと言ってさしつかえないと思います。
ピアノ協奏曲の定番K.488、K.466(ピアノ協奏曲 No.23、20)の2曲を独特のタッチで演奏していて好感がもてます。
カンディンツアも実にチック・コリア!
定番と言われるピアノ協奏曲 20番~27番は素晴らしいのですが、私のようにこの8曲の聴き過ぎで、感動を失ってしまっている私にとって、これはいい刺激になっています。
この中の2曲とも、まずBobby McFerrinのボーカルパフォーマンスが頭に入って曲が始まり、オーケストラが入る展開です。


そしてまた印象的なのが、最後のK.280 Song For Amadeus。
このK.280だけは、ピアノソナタなので、完全にBobby McFerrinとチック・コリアのピアノのパフォーマンスになります。もっともこの第2楽章だけなので、3分くらいしかありますが。

このパフォーマンスを聴いてからと言うもの、私の中で、K.280のワンバージョンとして完全にインプットされてしまっておりまして、そういう意味では危険は1曲?!と言えましょう。

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