カンヌ国際映画祭で特別賞、国際映画批評家連盟賞を受賞、ということで早速チェック。
監督本人が主演し、故郷イスラエルはナザレから、→パリ → NY へ新作売り込みの旅に。
さて当ブログの感想は…
地元 ナザレ の部分は興味深く見れた。
基本飲んだくれオヤジのご本人(写真)、ちょっとした事件や奇妙な事象に巻き込まれる(か傍観)
暴力が日常に隣り合わせている感が、実にパレスチナ領域だということを生々しく感じさせる。
だが、その後の → パリ → NY はちょっといただけない。
彼は思いがけず故郷との類似点を見つけてしまう、わけだがそこにリアリティがない。
なにとはいわないが、パリ NY それぞれの彼の「幻想シーン」は受け入れがたい内容。
パリ NY の本質から、あまりにかけ離れ過ぎている…
結論:監督の地元、パリ、NY をパレスチナ視点で映像化するも、後者2エリアは当ブログとしては受け入れがたい感性…