日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 






自ら、Last Soul Man と名乗るほどの 歴史的なボーカリスト、Bobby Womack。
なんたってメジャーキャリアの開始は、Sam Cooke のギタリスト!

彼が2012年に出した"The Bravest Man In The Universe" は印象的だった。
若い血をうまく取り込み、感想は「18年ぶりの新作というより27年ぶりの傑作」(笑)

その彼が若くして70才で逝去したとのニュース...
さっそく追悼の気持ちで(積ん読ならぬ)積んCDの山の中から、未聴だった彼のCDを。



購入時は、彼のオリジナル・アルバムの1つ Womagic だっだという認識だった。
が、実はそうではなく(笑)、彼のMCA時代の作品集。
彼のピークを顧みるという点ではピッタリ!

彼はシャウターということからも、声の張り具合で、作品の出来も直接左右してしまう。
このため、好不調の波が激しかったアーティストの1人だった、という認識。
MCA時代のスタートが彼の最大のピークのひとつで、その後は声も荒れがち。
最後の最後に開き直った"The Bravest Man In The Universe"は、先に書いたように素晴らかった。
一方でこのMCA時代の作品集を聴くとどうしても、最高作Poet に続き彼がMCAで出した一発め Poet 2 の曲が沁みる。
Sam Cooke の That`s where it's at とか、Only Surviver とか、涙なくしては聴けない...


一方で、うれしいサプライズが!
オリジナル・アルバムには収録されていない、彼の名曲が最後の最後に。

それは同じMCA所属のWilton Felder(The Crusaders)のソロ・アルバム"Secrets"に収録されていた名曲。
ずっとCDを探し続けていたが入手できず、ライブ定番の曲だったのでそっちバージョンで我慢していた。
曲名は"No Matter How High I Get"
女性歌手とのデュエット。
イントロは当然、Wilton Felderのサックス。
そして、彼が歌い上げる「愛の決心」が実に熱い1曲。


最後に。
このCD、MCA Years のCDジャケットの内側の写真が素晴らしい(写真)
ネットで写真をさんざ探したが見つからず、であえてiPad で撮影しアップした。

Poet 2 のジャケットのアウトテイクだが、ピーク時の1枚ということも相まり、感極まる(涙)
さよなら、Bobby。

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