愛・地球博関連ウエブですので、たまにはこういうネタも。
8月21日(日)の夜21時からのNHKスペシャル「ウォーター・クライシス ~水は誰のものか~ 第2回 涸れ果てる大地」の放送を視聴したのですが、「水」問題、そしてそれが「食料問題」とも深く関係している現代の深刻さをあらためて実感させられる内容になっています。
インド、アメリカの農園の実際の映像で見せられるインパクトは強力です。
もともと、稲作に向いていない枯れた土地を、地下水や川の水(コロラド川)によって無理やり水田化し、先の世代に渡すべき地下水源を使い果たしつつある、という事実が胸にグサッときます。
さらに、穀物、畜産の生産には、「水」が密接に関係しているという理解は広がりつつあり、最近では「バーチャル・ウオーター」という言葉などがありますが、改めて認識させられます。
昨日取り上げたパビリオン、サウジアラビア館では、海水を淡水化するプロジェクトをどんどん進めており、その展示もありましたが、一方、インド、アメリカなどで未来の「水」を使ってしまっている現実は気がかりなことです。
インド、アメリカだけでなくグローバルでどの程度の規模でこういう状況になってしまっているのかでしょうか。
「水」だけでなく食糧問題でもあるだけにその深刻さが身にしみます。
ちなみに、再放送が、8月28日(日)総合テレビ午前1:45~2:37からあります。
(27日(土)深夜ともいう)
よろしかったらどうぞ。
| Trackback ( 0 )
|