日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 






ぱっと表紙をみて、まず思い出したのがこれまで読んだ何冊かの本。
さっそくブログの過去の読後評をチェック(ブログの記録性って素晴らしい!)

それらは例えば、
(2013. 12/ 9 up)「ユーザーイノベーション 消費者から始まるものづくりの未来 先が予想できつつもロジック的にマル」
(2011. 7/ 7 up)「フェイスブック時代のオープン企業戦略 現在 必要なリーダーシップの本質に迫る」
(2010.12/18 up)「みんな集まれ! ネットワークが世界を動かす」(2010.12/18アップ)
(2007. 9/ 6 up)「みんな力 ウェブを味方にする技術」
(2007. 7/ 7 up)「ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ 」


どの本も共通して主張しているのは何か。
前例のない規模とスピードで、10億人以上の人々が、より多くのことを、より多くに向けて発信できるようになっていること。
そして、これを活用しよう、ということ。
この本ではこの手法について、「クラウドストーミング」と名付けている。



一言感想。
この「クラウドストーミング」実践者のための「マニュアル」的な内容。
クラウドで集まったアイデアについての、意思決定法、報酬の考え方、法的障害、結果の評価 etc…
スターバックス「ベターカップ・チャレンジ」など多くの事例が多く取り上げられている。
そんなリアルな話が多い点は評価できる。


一方で、気になるところも。
第6章「最良の人材を採用する」で登場するのが、レゴの事例。
クラウドストーミングを使用したことで、ファンを巻き込んで外部のレゴ・コミュニティに接触。
その結果、数々の商品化がなされたと言うのだが…

当ブログとしては、コンテストはともかくとして「商品化」には否定的。
だからこそ、映画:レゴ・ムービー The Lego Movieに思わず感動したワケ。
全く予想外に、このレゴの「本質論」に迫る展開だったので。

なので、成功事例とされても響かない。
オンラインプラットフォームのネーミング「クウソウ」は笑えるが。
「クラウドストーミング」がそのコンテンツの本質をねじ曲げる方向にいってしまう、というケースに思える。

考えてみれば、クラウドストーミングのそういうダークサイドも知る事ができたという点で、それはそれでOKか?(笑)

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