まず驚き!は、冒頭の 製作・出資会社 の中の一つに、ブルーバックに大きく「東宝映画作品」と出て嬉しくなる(笑)
ここはこの映画の監督の「某映画作品」と同じ!
そしてさらに驚くのが、タイトルがどーん!と出るがその一瞬前には、正にその「某映画作品のタイトル」が一瞬映る!!!
「何?!?」と のけぞらせられた直後に、タイトルどーん!には参ったよ(笑)
さらに驚きは続く。
ギレルモ・デル・トロの「カイジュウ」愛がこもっていた映画「パシフィック・リム」は印象に新しい。
さて2022年、元祖日本の「カイジュウ映画」は「カイジュウ」をどう命名したか。
結論 = カイジュウはカイジュウだが、「禍威獣」
禍わい × 威力? × 獣?
コロナ禍?!?
で「ウルトラQ」的展開がしばらく続いた後、遂に登場する ウルトラマン!
これがまた、やけに凛々しい(写真)
そのわけの一つに、チャックを隠すための背ビレ、が ない!!!(笑)
しかも!
この写真ではわからないが、テレビ番組時代に盛り上げに貢献した「カラータイマー」、がない!!!
(TVは 予算内、テレビ30分枠内に収めるための苦策だったろうことは容易に推察できる)
この後はネタバレにならないように注意しながらポイントだけ。
・テレビシリーズのエッセンスを上手に取り込み、1本の映画に仕上がっている技に感心
・庵野 秀明氏が企画しているので、斬新なカメラの画角のカットが散見される
・とはいえ、どうしても「使徒」っぽくなりがちの「禍威獣」たち…(笑)
・音楽・音響にも唯ならぬ気合が入っており、本部の「着信音」ですら...
・長澤まさみ が狂言回しっぽく登場し、大活躍(今年の NHK大河ドラマ 同様)
各シーンを締めるセリフを吐き続けるが、まあまあ… の打率か?!?(笑)
だけでなく、彼女自身が○○化しちゃうなんて!!!
結論 = 強く印象を残すのは =1.過去になく凛々しいウルトラマン 2. 長澤まさみ!(笑)
P.S. 最も受けたセリフ = 「なぜか禍威獣(カイジュウ)は日本にしか現れないんだよ」
後から気づいたのでしたー。
教えてもらわない限り、絶対わかりませんね(笑)
でも見終わった感想はエヴァンゲリオンみたいでしたね。
後半はずっと頭の中でエヴァンゲリオンの様々なBGMが流れてましたよ。
確かに...
ゼットンの使徒っぽさも手伝ってか(汗)
そんな感じ、見事しました!
例えば、
「禍威獣」といったパロディー感覚溢れる命名や、禍威獣は日本にしか現れないという明らかにTVシリーズを意識した楽屋落ち的な台詞の面白さ。
>長澤まさみ が狂言回しっぽく登場し、大活躍
これもそうですかね。
彼女を色々といびったりいじったりするところが大いに楽しめました。
当ブログごときでご安心いただき、少しでも
お役に立てなならよかったです!