我ながらドバイばっかりでゲップが出てきた(だいたい仕事で行ってるし)
ので、機内映画だったコレを紹介。
この映画、まずはデップ。
(クリスチャン・ベールもがんばっているのだが、役的にかなわない)
そして、監督・脚本・製作のマイケル・マンの2人に尽きるだろう。
だいたい、マイケル・マンの映画は「当たらない」(=ヒットしない)
「男」を描かせたら天下一品!で映画通好みにもかかわらず。
「ヒート」「インサイダー 」「コラテラル」「キングダム 見えざる敵」(製作)とか、プンプンに「男」臭さが炸裂している(スタイリッシュでありつつ ←ここが彼の特徴!)
という点で、映画会社の担当泣かせ(なのではないか)
と・こ・ろ・が!
今回はデップが主役にきたことで、ヒットのチャンスが!
大恐慌時代の実在した伝説のアウトロー、ジョン・デリンジャーを彼が演じるわけだが、無性にカッコよすぎ(写真)
ルックスは言うまでもなく、セリフもびしびしと決める演技力に、マイケル・マンの演出が加わると「敵なし」状態(笑)
単なる「信号待ち」とか、映画館のニュースのシーンが、これほど痺れるものだったとは!
この映画なんと2時間21分もある。
のだが、最後は死んでしまうことがわかっているだけに、そうは感じさせない緊張感に満ちあふれている。
という点で、お勧めしておきたい。
(が、それ以上でもないところがこの映画の欠点と言えば欠点か? 恋愛ものとして売るのはどうかと思うゾ、わかるけど)
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