かなり気に入ってよんでいるこの本で、必殺に刺さる部分があったので読中にもかかわらずメモ。
それくだりは、第7章「よいオープンリーダーとは」の一節。
以下引用させていただく(改行:当ブログ)
こうした背景から、リーダーシップは決定的な分岐点にさしかかっていると言える。
ところが私が取材したエグゼグティブの多くには、まだその自覚がなく、危機的な局面や
重大な変革を手動する場面では、強力なリーダーシップが不可欠だと主張していた。
情報も意思決定も手の内でコントロールする従来型の指揮統制スタイルから離れられないらしい。
だがそのスタイルをこれからも続けるつもりなら、僥倖に期待するほかないだろう。
オープンにする選択枝を考慮し評価したうえで戦略として排除するのなら、私としても何の文句もない。
私が懸念するのは、たくさんの価値をもたらしてくれるはずの顧客や社員と建設的な新しい関係を
結ぶチャンスがすぐそこにあるのに、頭からそれを否定する姿勢である。
オーディエンスの声を聞いて学ぶチャンスは以前に比べて大幅に増え、しかもはるかに容易になっている。
そのことに気付いて欲しい。
全体については別途、サマライズすることをお約束し、今日はここまでとさせていただく...
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